「『孟子』」タグの記事一覧

「あの時 あなたは 僕を守ってくれなかったじゃないですか」 「あなたが正しいと言うのなら なんで守ってくれなかったんです」

「あの時 あなたは

 僕を守ってくれなかったじゃないですか」
 
「あなたが正しいと言うのなら

 なんで守ってくれなかったんです」

――― 瀬田宗次郎、『るろうに剣心』 (*1)

閉ざされたドアの向こうで吹きあれる戦争で、どれほど多くの子どもたちが不具にされているかということに、だれも気づかない。そしてだれも、魂を失った人々を助けるすべを知らない。

――― 『母に心を引き裂かれて』 (*2)

「これで・・・

 これでもう・・・

 戦わなくて済む

 殺し合いの螺旋から

 俺は降りる」

――― 辻風黄平、『バガボンド』 (*3)

in this waking hell I am
witnessing more than I can compute
この燃え盛る
理解をこえた地獄の目撃者

pray myself we don't forget
lies, betrayed and the oppressed
嘘や裏切り
虐げられた人々を決して忘れない

please give me the strength to be the truth
真実であるための力を私の手に

people facing the fire together
if we don't, we'll lose all we have found
この炎に立ち向かう
そうしない事は全てを失う事だから

――― ORIGA、「rise」 (*4)

これからお話する話の登場人物についてですが、あるいは、今、あなたのすぐちかくにいる、あなたがとてもよく知っているその人、ということになるかもしれません。

ですが、ここでは話の都合上、舞台となる時代と場所は、今ではないいつか、ここではないどこか、ということにしておきます。

正確には、「いつの時代でもあり得る」し、「どこの場所でもあり得る」といえます。

過去のことかもしれないし、現在のことかもしれないし、未来のことかもしれません。

地球の裏側で起こっていることかもしれないし、名前くらいは聞いたことがあるあの場所で起こっていることかもしれないし、あなたのすぐそばで起こっていることかもしれません。

ですが、とりあえずそのことはおいておいて、今ではないいつか、ここではないどこか、ということにしておきます。

そして、登場人物はその、今ではないいつか、ここではないどこかにいる、ある子どもです。

ここでは、その子がどのような名前で呼ばれているのか、ということも、その子の性別が男性か女性か、ということも、とくに重要なことではありません。

なぜなら、「どのような名前でもあり得る」し、「どちらの性別でもあり得る」といえるからです。

聞いたこともないような名前かもしれないし、あの人とおなじ名前かもしれないし、あなたとおなじ名前かもしれません。

ですが、ここではとりあえず、その子の名前を「宗次郎」と呼ぶことにします。

この「宗次郎」という子どもは、深刻な問題を抱えている「親」と、幼い頃からともにいることを強いられることになるために、自身もこころに傷を負うことになります。

これは、そんな「宗次郎」たちのお話です。

 

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  1. (瀬田宗次郎(声優:日髙のり子)、原作:和月伸宏(脚本:島田満、監督:古橋一浩)、第55話「嵐の夜の惨劇・宗次郎の過去」、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(アニメ)) [↩ Back]
  2. (ジョアンナの日記の抜粋、クリスティーヌ・A・ローソン(Christine Ann Lawson)(翻訳:遠藤公美恵)、7章「迷える子どもたち―「完璧な」子どもと「くずの」子ども」、『母に心を引き裂かれて―娘を苦しめる“境界性人格障害”の母親』、196~197ページ) [↩ Back]
  3. (辻風黄平、作者:井上雄彦、「#125 螺旋」、第13巻、『バガボンド』) [↩ Back]
  4. (歌手:ORIGA(オリガ)、作詞:Tim Jensen(ティム・ジェンセン) / ORIGA(オリガ)、(英語とロシア語で書かれた歌詞の日本語訳:Mayu Jensen(麻由ジェンセン) / ORIGA(オリガ))、作曲:菅野よう子(Yoko Kanno)、楽曲名:「rise」(アニメ『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』オープニング主題歌)、CDの題名:『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX オープニングテーマ「GET9」』、2004年、ビクターエンタテインメント株式会社、(CDに付属しているブックレットに掲載されている「rise」の歌詞)、(CDに付属しているブックレットに掲載されているスタッフクレジット)) [↩ Back]

フェイスレスの時代の終焉 - 人間性の再興 -

「のっぺらぼう」禁止
「のっぺらぼう」禁止(*1)

 

「誰もお前さんたちの話なんか聴きたがりはしないよ。

 わたしたちはもう少し高望みなのさ。

 なぜって、人の心を本当に動かすのは、
 やはり心の奥底から出てきたものだけだからね。」

―――ポルキュアスの言葉、ゲーテ、『ファウスト』(*2)

天空にこだませよ歓喜の歌

嘆くなかれ そは汝の音色

―――「調律への扉- Twin Music -」、『ラーゼフォン』(*3)(*4)

これまでの、
没個性的で、
「顔」が見えず、
無味乾燥な、
「のっぺらぼう」な組織が
影響力を持っていた時代は終わりを告げました。

現代は、
個性にあふれていて、
「顔」が見え、
共感できる、
「表情豊か」な個人が
力を持つ時代です。

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  1. 「のっぺらぼう」禁止(「フェイスレス(顔無し)の時代の終焉」)(作:倉田幸暢、元画像:「Masasumi Noppera-bo.jpg」 on Wikimedia Commons、元画像の作者:竜斎閑人正澄、「のっぺらぼう」、『狂歌百物語』) [↩ Back]
  2. (ポルキュアスの言葉、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(訳 高橋義孝)、第二部 第三幕、『ファウスト(二)』、新潮文庫、1997年、332ページ) [↩ Back]
  3. (「天空に木霊(こだま)せよ歓喜の歌 嘆くなかれ そは汝の音色 次回 ラーゼフォン第25楽章 「神の不確かな音」 世は音に満ちて」(「第25話 神の不確かな音- Deus Ex Machina -」の次回予告)、原作・監督:出渕裕、「第24話 調律への扉- Twin Music -」、『ラーゼフォン』(RahXephon)) [↩ Back]
  4. (「次回予告 ラーゼフォン」) [↩ Back]
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