「『革命の社会学』」タグの記事一覧

みんなのための「キャンバス」を、みんなのための「物語」を

Christmas embroidery mounted on canvas (*1)

 

「私には夢がある、
 
 いつの日にか、すべての谷は隆起し、
 丘や山は低地となる。
 
 荒地は平らになり、
 歪んだ地もまっすぐになる日が来ると」

――― マーティン・ルーサー・キング・ジュニア、「I Have a Dream」 (*2) (*3)

「HTML5 は、その定義にも書かれているように、
 環境、ディスプレイ、あるいは
 技術とは独立して動作する Web 技術です。
 Web 上で成功するため柔軟性を最大限に備えています。
 
 そして Web もその定義通り解釈すれば、
 すべての人のために存在するのであって、
 非常に高価なハードウェアを購入する余裕があり
 一企業によって管理された固定環境に縛られることもいとわない、
 少数の恵まれた人たちのためだけのものではありません。
 …
 これこそ多くの人たちが
 Web 上で何かを始めてきた大きな理由であり、
 今もそれは変わりません。
 そして Web では誰も閉め出されることはありません。」

――― Chris Heilmann、「HTML5 にまつわる誤解を解く」 (*4)

「人の一生は短い。
 
 それひとつでは意味をなさない一瞬の "光" だ。
 
 だから人を愛せ。
 
 絶望する前に、いまできる最善のことを見つけろ。

 そうして連なり、響きあった時に、
  "光" は初めて意味をなす」

――― サイアム・ビスト、『機動戦士ガンダムUC』 (*5)

「みんなのために・・・
 
 みんなのために使う
 
 連邦もジオンも
 宇宙も地球も関係ない
 
 みんなのためにラプラスの箱を」

――― バナージ・リンクス、『機動戦士ガンダムUC』 (*6) (*7)

 

目次
  1. 「ここにもそこにも あそこにも!!」
  2. 猫耳で、ニコニコな、おやじキラー
  3. 世界を読みきれなかった「ヒットラーの尻尾」
    1. 「WHO ARE YOU? お前は誰だ… 正義か悪か 神か邪悪か」
      1. 喧伝と隠蔽のあいだに
    2. 「彼には何もわかっちゃいない」
    3. 「そばにいる者を踏み台にでもしない限り」
    4. 「一番鷄の鳴くころにとび起きて、せっせと利益ばかり漁る人は」
    5. 「おごれる人も久しからず」
    6. 「道にかなっていなければ早く滅びる」
    7. 「iQuit」
    8. 「独裁者」
    9. 「友よ、わたしもまた君と同じことだ」
  4. 「インターネットは誰のもの?」
    1. 「開かれた社会とその敵: 独裁制の後遺症」
      1. 引き裂かれるオープンソサエティと、クローズドソサエティによる囲い込み
      2. 「グミ族のオリ」の寓話
      3. 「国境線」
    2. ウェブOS と ウェブアプリ
    3. 「みんなのインターネット」
  5. どんな表現でも描くことができる「キャンバス」
    1. Chrome公式のブラウザゲーム - 「World Wide Maze」
    2. レトロな多人数同時参加型オンラインRPG - 「BrowserQuest」
    3. 高速3Dレーシングゲームをブラウザで - 「HexGL」
    4. ゲームエンジン - 「Unreal Engine」
    5. ゲームエンジン - 「Unity 5」
    6. コードコミュニティ - 「jsdo.it」
    7. ブラウザゲームコミュニティ - 「jsdo.it HTML5-Games」
    8. ぼくも作っちゃいましたよ、ブラウザゲーム!
  6. 「みんなのために・・・」
  7. みんなのための「物語」を
    1. 「天空にこだませよ歓喜の歌」
    2. 「遊びをせんとや生れけむ」
      1. 「楽しい」+「受け応え」=「遊び」
    3. 「誤解なくわかり合えるように」
    4. 夢か、現か、幻か
  8. 「おもい」をのせて
  9. 「先行きが安らかであることを 実りある時代になることを」

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  1. Christmas embroidery mounted on canvas by Teresa DownUnder, on Flickr) [↩ Back]
  2. マーティン・ルーサー・キング・ジュニア(キング牧師)、「I Have a Dream」「私には夢がある」、1963年8月28日)) [↩ Back]
  3. (「I Have a Dream」の全文(英語)、BBC NEWS | Americas | 'I have a dream') [↩ Back]
  4. Chris Heilmann、「HTML5 にまつわる誤解を解く | Mozilla Developer Street (modest)」(原文:「HTML5 mythbusting ✩ Mozilla Hacks – the Web developer blog」)) [↩ Back]
  5. (サイアム・ビストの言葉、著者:福井晴敏、『機動戦士ガンダムUC (10) 虹の彼方に (下)』(小説)、角川書店(角川グループパブリッシング)、角川コミックス・エース、2009年、116ページ) [↩ Back]
  6. (「みんなのために・・・ みんなのために使う 連邦もジオンも 宇宙も地球も関係ない みんなのためにラプラスの箱を」、バナージ・リンクス、『機動戦士ガンダムUC episode6「宇宙(そら)と地球(ほし)と」』(アニメ)) [↩ Back]
  7. (参考:episode6「宇宙(そら)と地球(ほし)と」のテレビCMの映像、機動戦士ガンダムUC episode6『宇宙と地球と』TVCM(アニメ)) [↩ Back]

「あの時 あなたは 僕を守ってくれなかったじゃないですか」 「あなたが正しいと言うのなら なんで守ってくれなかったんです」

「あの時 あなたは

 僕を守ってくれなかったじゃないですか」
 
「あなたが正しいと言うのなら

 なんで守ってくれなかったんです」

――― 瀬田宗次郎、『るろうに剣心』 (*1)

閉ざされたドアの向こうで吹きあれる戦争で、どれほど多くの子どもたちが不具にされているかということに、だれも気づかない。そしてだれも、魂を失った人々を助けるすべを知らない。

――― 『母に心を引き裂かれて』 (*2)

「これで・・・

 これでもう・・・

 戦わなくて済む

 殺し合いの螺旋から

 俺は降りる」

――― 辻風黄平、『バガボンド』 (*3)

in this waking hell I am
witnessing more than I can compute
この燃え盛る
理解をこえた地獄の目撃者

pray myself we don't forget
lies, betrayed and the oppressed
嘘や裏切り
虐げられた人々を決して忘れない

please give me the strength to be the truth
真実であるための力を私の手に

people facing the fire together
if we don't, we'll lose all we have found
この炎に立ち向かう
そうしない事は全てを失う事だから

――― ORIGA、「rise」 (*4) (*5) (*6)

これからお話する話の登場人物についてですが、あるいは、今、あなたのすぐちかくにいる、あなたがとてもよく知っているその人、ということになるかもしれません。

ですが、ここでは話の都合上、舞台となる時代と場所は、今ではないいつか、ここではないどこか、ということにしておきます。

正確には、「いつの時代でもあり得る」し、「どこの場所でもあり得る」といえます。

過去のことかもしれないし、現在のことかもしれないし、未来のことかもしれません。

地球の裏側で起こっていることかもしれないし、名前くらいは聞いたことがあるあの場所で起こっていることかもしれないし、あなたのすぐそばで起こっていることかもしれません。

ですが、とりあえずそのことはおいておいて、今ではないいつか、ここではないどこか、ということにしておきます。

そして、登場人物はその、今ではないいつか、ここではないどこかにいる、ある子どもです。

ここでは、その子がどのような名前で呼ばれているのか、ということも、その子の性別が男性か女性か、ということも、とくに重要なことではありません。

なぜなら、「どのような名前でもあり得る」し、「どちらの性別でもあり得る」といえるからです。

聞いたこともないような名前かもしれないし、あの人とおなじ名前かもしれないし、あなたとおなじ名前かもしれません。

ですが、ここではとりあえず、その子の名前を「宗次郎」と呼ぶことにします。

この「宗次郎」という子どもは、深刻な問題を抱えている「親」と、幼い頃からともにいることを強いられることになるために、自身もこころに傷を負うことになります。

これは、そんな「宗次郎」たちのお話です。

 

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  1. (瀬田宗次郎(声優 日髙のり子)、和月伸宏(脚本 島田満、監督 古橋一浩)、第55話「嵐の夜の惨劇・宗次郎の過去」、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(アニメ)) [↩ Back]
  2. (ジョアンナの日記の抜粋、クリスティーヌ・A・ローソン(Christine Ann Lawson)(訳 遠藤公美恵)、7章「迷える子どもたち―「完璧な」子どもと「くずの」子ども」、『母に心を引き裂かれて―娘を苦しめる“境界性人格障害”の母親』、196~197ページ) [↩ Back]
  3. (辻風黄平、井上雄彦、「#125 螺旋」、第13巻、『バガボンド』) [↩ Back]
  4. 作詞 Tim Jensen、ORIGA作曲 菅野よう子、歌 ORIGA、「rise」、『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』オープニング主題歌) [↩ Back]
  5. 攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG) [↩ Back]
  6. rise : 歌詞・訳詞 : CMSB) [↩ Back]

「ファノンの思想が『ネグリチュード』から『全的人間』へと移行したこととベルベル問題との因果関係」

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