「思うこと」タグの記事一覧

自分を 世界さえも 変えてしまえそうな瞬間は いつもすぐそばに…

By 倉田 幸暢 (Yukinobu Kurata)

「自分を 世界さえも 変えてしまえそうな瞬間は いつもすぐそばに…」

これは、FLOWの『COLORS』という歌の歌詞の一節。

なにげない日常のなかでも
自分で意識しながら行動すれば
自分を大きく変えるきっかけを得ることは
思ったよりも簡単で
その機会は多いのではないかと思う。

聞く心がなければ何も得ることはできんが、
聞く心があれば、たとえつまらん話を聞いても、
いや、たとえあの杉木立を鳴らす風の音を聞いても、
悟ることができる人は、悟ることができる

松下幸之助
成功の法則―松下幸之助はなぜ成功したのか (PHP文庫) p.22より

自分のすぐそばにある
自分を変えるきっかけに気づいて
それを活かせるかどうかは
常に自分しだいなんだ。

「異常に」安い食べ物に、「安全」?

By 倉田 幸暢 (Yukinobu Kurata)


例の「不二家のシュークリーム」は105円、だそうです。

消費者が105円という「異常に」安いのものを欲しがりながら、
同時に、そこに食の「安全」を求めるというのは、
よく考えてみれば矛盾してるんじゃないでしょうか?

僕は、
「消費者が必要以上に安いものを買い求めることは、
自分たちの食の安全を自ら脅かすことだ」と思います。

物価も人件費も高い日本で
「売価105円」のシュークリームをつくるということは、
いったいどういうことなのでしょうか?
すこし想像してみたいと思います。

消費者が安いものを買い求めるようになると、今までの値段では売れなくなるので、
企業は値段を下げるためにコストを削減しようとします。
そして、コスト削減の一環として、
生産現場での時間当たりの作業量は増え、現場はすごく忙しくなります。
だんだんストレスも蓄積されていくでしょう。
さらに、安くても利益を出すために、大量に売らなければなりません。
そこでもまた、生産現場の仕事量が増えます。

結果として、当然、現場での間違いや見落としは多くなります。

「売価105円」を実現させるなら、なおさらでしょう。

「じゃあ、無理なコスト削減はやめればいいじゃないか」と言う人が
いるかもしれません。
しかし、企業はただ消費者の「安いものを買いたい」という意思表示に
従っているだけです。
もし、企業が消費者のこの声に従わなければ、
だれもその企業の商品を買わなくなり、その企業の従業員は職を失うことになります。

つまり、「105円のシュークリームを買う」ということは、
消費者が企業にコスト削減の圧力をかけて、

「とにかく安ければいい」

「心のこもった食べ物はいりません」

「丁寧に作ってくれなくてけっこうです」

というメッセージを伝えているのと同じ、

………という風にも考えられるのです。

消費者が、必要以上に安いものを追い求めて、企業をコスト削減に駆り立てること。
それはめぐりめぐって、結局は、消費者の食の安全を脅かすことにもなりうるのです。
そのことを、私たち消費者はもう少し考えてもいいのでは、と思います。


すこし、話は変わりますが、

「食べること」は、「医療」と同じくらい大切なことだと思います。
どちらも命につながることですから。

もしも、病院でうける治療の価格が激安だったら、だれでも
「ちゃんとした治療をしてもらえるんだろうか?」
と不安になるはずです。

しかし、同じように命に関わるはずの「食べること」の場合は、
値段が激安でも、だれもそんなことは気にせず、
逆に、安ければ安いほど人々が飛びつく、ということになりがちです。

どちらも「命に関わる」ことなのに。

このように考えると、
「人の命」を軽んじているのは、消費者の方も同じなんじゃないでしょうか?

いつも「105円のシュークリーム」や、その類のものを買っている人は、
自分や大切な人の命を軽んじている、ともいえます。
そういう人には、食品業界が不祥事を起こしたとき、
「人の命に関わる」食品の大切さを語る資格はないのではないでしょうか?


僕は、食品会社のずさんな管理は許されないことだと思いますし、
不祥事を起こした企業の肩を持つつもりもなければ、
安いものを食べるのは絶対ダメだと言っているわけでもありません。

ただ、私たち消費者はどうだったのか、
自分たちがなにげなくしていた、
「異常に安いものを食べる」ということの意味を
すこし振り返って考えてみてもいいのでは、と思ったのです。

買う前に、
「105円」という値段が、「異常な値段」かどうか考える余裕があってもいいかな、と。


「いいものを少し食べればいい」

これは、グッチ裕三さんの言葉らしいです。
こういうことを、自分も含めてみんな忘れてしまってることが多いんじゃないかな。

プライド

By 倉田 幸暢 (Yukinobu Kurata)

ある日、朝4時過ぎごろのバイトの行きしに、
ガチガチ鳴る自転車(故障中)に乗りながらラジオ聞いてた。

85.1Mz のFM大阪。
これまで知らなかった、おっちゃんDJだった。

このおっちゃんがいい話してた。

今の子供たちに伝えたい5つの言葉、ってな内容だった。
(この人は小学校のPTAの会長さんで、子供たちにはレモンさんと呼ばれてるらしい)

聞きはじめのときは、
くっさいこといってんなー、どうせありがちなこと言って終わりでしょ、
って思ってた。

でも、実際はそうでもなかった。

その5つの言葉のひとつが、プライドって言葉だった。



よくオトナが、「あいつのせいでオレのプライドが傷つけられた」 とか言う。 でも、そういうのはプライドじゃない。 プライドっていうのは誰かに傷つけられたりするものじゃない。 プライドってのは、誰になんて言われても、たとえ誰も見てなくても、 オレってかっこいいって思えること。 いわば自尊心。
ほんとはもうちょっと長い話だったけど、要点はこんなカンジだったと思う。 これ聞いて、「プライドが傷つけられた」とか言ってる人は、 結局、他人に対する見栄や虚勢にすぎないんだって気づいて、ハッとさせられた。 逆に、たとえ他の人の理解が得られなくて、自分が軽視されてるって思うことがあっても、 自分の行動に自信を持っていれば、プライドを持って生きていけるんだってことにも。 自分の存在を否定されているようなときに、自分の行動に自信を持つのは難しいかもしれない。 でも、そういうときでも折れずに自分を支えてくれるものこそが、プライドなんだと思う。 プライドってのは、そんなことで欠けたり折たりするほど安っぽいもんじゃないんだ、きっと。 ちなみに、あとで調べたところ、 このFM大阪(85.1Mz)のおっちゃんDJの名前は、山本シュウさんで、 番組名は、「SHOO POWER REQUEST」(毎週金曜日25:00~29:00)。 Webサイト「レモンさん。.net」や書籍「レモンさんのPTA爆談」でおなじみの人、らしい。

ロハスと押し込めマーケティング

By 倉田 幸暢 (Yukinobu Kurata)

LOHAS(ロハス、ローハス)とは
「Lifestyles Of Health And Sustainability」の略称で、

その意味は、「健康や環境問題に関心の高い人々のライフスタイル」だそうです。

しかし、巷で喧伝されているロハスの本当の意味とは、要するにこういうことではないでしょうか。

現代は、消費者の趣向が多様化し、企業が商品を売り込むターゲットを絞り込みにくくなりました。

企業側はそうした状況をなんとかして変えようと、
ロハスという耳ざわりのいい、先進的でかっこよく聞こえる言葉を使って
新しいカテゴリーを自ら作り出しました。

そして、
「これからはロハスですよ~、ロハスはかっこいいですよ~、ロハスじゃない人は遅れてますよ~、ロハスになるにはこれを買わなきゃだめですよ~、これも必要ですね~」
といった具合に、

なんでもかんでもロハスという言葉と結びつけ、
多様化した消費者をもう一度ひとつのカテゴリーに押し込めることにしました。

そうすれば、わざわざ消費者の多様な要求を時間をかけて探り、それに一つ一つ答えていくという骨の折れる仕事をしなくても、
ロハスという言葉をつけるだけで簡単に物が売れるようになる、と考えたのでしょう。

つまり、ロハスという言葉は、
企業が消費者を扇動し、楽して物が売れる状況をつくるための道具だったのです。

実際、「LOHAS」はもともとマーケティングコンセプトとして、
アメリカの社会学者ポール・レイと、起業家のジルカ・リサビが組んで考え出したものだったようです。

どちらにせよ、企業のこうした行動は、消費者をバカにしているとしか思えません。

だいたい、「健康や環境問題に関心の高い人々」は、企業が望む消費の仕方とは無縁のはずです。
むしろ、企業がこれまで消費を煽って人々の健康や地球環境を悪化させてきたことへの批判から、健康や環境問題に対する関心が高まってきたのではなかったでしょうか。

企業側は、
「消費者はバカだから、そんなことも考えずに流行に飛びつくはずだ」
とでも思っているのでしょうか。

それに、なぜ企業にいちいち
「あなたはこのカテゴリーに入りますから、これが必要です」
などと言われなければならないのでしょうか。
大きなお世話です。

ロハスだと言われようが言われまいが、それが必要だと思ったから買うんです。
企業やほかの誰かが何と言おうが、それが必要でないと思ったら買わないんです。

主導権は消費者にあるのであって、企業側にあるのではありません。

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