自分にとって最も分かりやすい教科書やテキストというのもは
市販の既成品のなかには存在しません。
自分にとって最も分かりやすい教科書やテキストは
自分で書き込みを行ったり
アンダーラインやマーカーを使って
ある意味、自分で育てていくものです。
ですので、ある程度質のいい教科書を選ぶ必要はありますが
市販の教科書に完璧を求めることはあまり意味のないことだとおもいます。
自分にとって最も理解しやすい教科書が欲しいのであれば
買う前にあれやこれやと悩むのではなく
他人の書評などを参考にして、過不足ないと判断した時点で
早めに買ってしまって、
一刻も早くその教科書を自分流にアレンジしていくことが必要だとおもいます。
書き込みがまったくなく、きれいなままの教科書なんて、何の価値もありません。
むしろ、書き込みが多く、
他人から見れば汚いと思われるほどに使い込んだ教科書にこそ
真の価値があります。
自分自身の教科書であって、他人の教科書ではないのですから
他人から見た評価なんてなんの意味もありません。無意味です。
とにかく、学習の過程で気付いたことや考えたこと、疑問に思ったことは
どんどん書き込んでいくべきだとおもいます。
自分から自発的に考えたことに関する事項は
記憶に定着しやすいです。
逆に、自分にとって最も理解しやすい教科書が欲しいのであれば
「自分自身が教科書を作っていく」という意識と努力が必要になるのです。
他人の頭を通して理解していたものを
自分の頭を通して理解できるように努力するです。
「自分にとって最も分かりやすい教科書」
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執筆・制作: Yukinobu Kurata (倉田幸暢)
カテゴリー:独学のすすめ