「大前研一」

好きな人物を挙げてみろと言われれば、
この人の名は何番目かに必ず出てくる。

そもそもの始まりは、
たまたま大学の図書館で
『究極のビジネス書50選―マネジメントの原点』
という本を見つけて立ち読みしたことだった。

この本のなかで、「究極のビジネス書」の著者として
名前が挙がっているのはほとんど欧米出身者ばかりだった。

しかし、たった二人だけだが、東アジア出身者の名前もあった。

その二人のうちの一人は、『孫子の兵法』を著した孫子だった。

小さい頃から、三国志や孫子、韓非子などに
興味を持っていた僕としては
「おー!やっぱり孫子の考えたことは現在でも通用するほど優れたものだったんだ!」
と、うれしくなってしまった。

さて、そのもう一人の東アジア出身者こそが
『ボーダレス・ワールド』を著した「大前研一」さんだったわけだが、

正直な話、そのときは
「孫子と同列に名を連ねているなんて、そんなすごい日本人が本当にいるのか?
日本は世界第2位の経済大国だからってことで、
ただの数あわせで名前が載っただけじゃないのか?」
など、いろいろ失礼な疑問をもっていた。

その真偽を確かめるために
彼の著書を読んでみることなって
この人のすごさを実感しまくることになるのだが、

まぁなんにせよ
これが、僕と大前研一さんとの出会いだった。

よく人との出会いが人生を変えるというけど、
僕の場合は
こうした様々な本との出会いが自分の人生を変えてきた。