世界鬼学会の会報誌(第28号 2024年分)が届きました!
今回は、ぼくの投稿「伊吹弥三郎の岩屋と井明神社 : 姉川を生き、妹川に没した、伊吹山の水竜鬼の生と死(抄録板)」の記事も掲載されています。
上記の投稿記事では、「鬼伊吹」と呼ばれた伊吹弥三郎が「生きた場所」と「死んだ場所」として、「伊吹弥三郎の岩屋」(伊吹山の山頂付近の洞窟)と、「井明神社」(高時川のほとりのお社)を紹介しています。
滋賀県と岐阜県の境界にそびえる伊吹山の周辺には、伊吹弥三郎にまつわる伝承が、たくさん残されています。
伊吹弥三郎は、酒呑童子と同じ性質をもった人物として描かれることがあったり、酒呑童子(伊吹童子)の父親であるとされることがあったりと、酒呑童子にも縁のある人物です。
その投稿記事(抄録板)に、加筆・修正を加えた、増補改訂版の内容は、下記のリンク先の記事で見ることができます。
下の動画で、「伊吹弥三郎の岩屋(播隆上人の風穴)へのルート」や、「福松稲荷皇神」の石柱や、洞窟の内部の様子、などを見ることができるので、参考にしてみてください。
ちなみに、世界鬼学会(鬼学会)というのは、鬼好きな人たちや、鬼に興味がある人たちが集まる、すてきコミュニティーです。
鬼学会の拠点は、酒呑童子伝説の舞台である大江山の中腹にある、日本の鬼の交流博物館(愛称 : 鬼博(おにはく))(英語表記 : Japanese Oni Exchange Museum)です。
日本の鬼の交流博物館(鬼博(おにはく))がある京都府福知山市大江町は、鬼にまつわる3つの伝説が残る鬼伝説の地です。その3つの鬼伝説というのは、つぎの3つの伝説です。
- 酒呑童子の伝説:源頼光(みなもとのよりみつ)の鬼退治伝説
- 英胡(えいこ)・軽足(かるあし)・土熊(つちくま)の伝説:麻呂子親王(まろこしんのう)の鬼退治伝説
- 陸耳御笠(くがみみのみかさ)の伝説:日子坐王(ひこいますおう)の土蜘蛛(つちぐも)退治伝説
鬼学会は、このような鬼伝説の地である福知山市大江町から、鬼にまつわる情報を発信したり、鬼についてのイベントを開催したりしています。
世界鬼学会では、鬼の伝説に興味がある人や、鬼好きな人を対象として、鬼学会の会員を募集しています。
世界鬼学会の会員になると、毎年開催される「鬼シンポジウム」のあとの交流会で、学者・研究者の先生方や、おなじ鬼好きの方々と交流することができて、鬼好きな人や鬼に興味がある人同士のつながりがひろがります。
また、年に一回発行される世界鬼学会の会報誌も手に入ります。鬼学会の会報誌には、学者・研究者の先生方や、鬼好きな方々による、鬼にまつわる研究の成果が掲載されています。この会報誌には、あなたの鬼研究の成果を寄稿することもできます。
鬼学会は、年会費もお手ごろです。
鬼学会の会員になるには、下記のURLの「世界鬼学会の概要のページ」のなかにある「事務局」の項目のところの連絡先へご連絡ください。
日本の鬼の交流博物館(鬼博(おにはく))
世界鬼学会の概要のページ
https://www.city.fukuchiyama.lg.jp/onihaku/gakkai/index.html
「伊吹弥三郎の岩屋と井明神社 : 姉川を生き、妹川に没した、伊吹山の水竜鬼の生と死」の記事の、増補改訂版の内容は、下記のリンク先の記事でご覧いただけます。
「伊吹弥三郎の岩屋と井明神社 : 姉川を生き、妹川に没した、伊吹山の水竜鬼の生と死」の記事の、増補改訂版の内容は、下記のリンク先の記事でご覧いただけます。
「これ好奇のかけらなり、となむ語り伝へたるとや。」
- 参考: ミず鬼ずムさんのInstagram投稿 : 2024年4月11日 [Back ↩][Back ↩][Back ↩]
- 参考: ミず鬼ずムさんのInstagram投稿 : 2024年2月23日 [Back ↩][Back ↩][Back ↩]
- 参考: ミず鬼ずムさんのTwitterツイート : 2024年4月11日 [Back ↩][Back ↩][Back ↩]
- 参考: ミず鬼ずムさんのTwitterツイート : 2024年2月23日 [Back ↩][Back ↩][Back ↩]
- 注記: 《伊吹弥三郎 ver. 55ad29836e99》 [Back ↩]
- 注記: この画像は、筆者(倉田幸暢)が作成したものです。 [Back ↩][Back ↩][Back ↩][Back ↩][Back ↩]
- 注記: 《伊吹弥三郎の岩屋 ver. a472bf0db146》 [Back ↩]
- 注記: 《伊吹弥三郎の岩屋 ver. b8f0b7adeebf》 [Back ↩]
- 注記: 《伊吹弥三郎の岩屋 ver. 7be07560d575》 [Back ↩]