2014年5月17日から上映&配信がはじまる、アニメ『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』の最終話、episode7「虹の彼方に」のプロモーションのために開催された、「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)展〜Road to episode7〜」(ロード・トゥ・エピソード7)という展示会に行ってまいりました!
ちなみに、↓これが、アニメ『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』の最終話、episode7「虹の彼方に」の予告映像でございます!
この動画を見るだけで、今からわくわくしてしまいますね!(笑)
機動戦士ガンダムUC episode 7 特報2 [HD] [PlayStation®Store] - YouTube
機動戦士ガンダムUC episode 7 プロモーション映像01 [HD] [PlayStation®Store] - YouTube
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MOBILE SUIT GUNDAM UC episode 1-6 Digest All in 100 Sec.! (English)
episode 7 の冒頭の7分間の映像
それでは、エピソード7「虹の彼方に」を見る前に、「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)展〜Road to episode7〜」に展示されていた、設定資料や、原画、解説文、イラスト、ガンプラなどを見ながら、ガンダムユニコーンの物語世界の予習・復習をしていきましょう!(笑)
「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)展〜Road to episode7〜」の概要
「機動戦士ガンダム UC展 ~Road to episode 7」
http://www.gundam-unicorn.net/event/
概要
2010年春より映像展開がスタートした「機動戦士ガンダムUC」。
「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」から3年後の世界を描いた
この作品の魅力を、展示や映像・ガンプラ等で余すことなく紹介します。・「機動戦士ガンダム」から続く〔宇宙世紀〕と、これまでに公開されたepisode 1~6を振り返ります。
・「機動戦士ガンダムUC」の世界を、舞台設定、キャラクター、メカニック、設定資料等、様々な側面から紹介。ガンプラも多数展示。
・イベント限定ガンプラをはじめ、機動戦士ガンダムUC関連商品の販売も行います。既にファンの方から、初めてUCに触れていただく方まで、幅広く楽しんでいただけるイベントです。皆様の御来場をお待ちしております。
(「機動戦士ガンダム UC展 ~Road to episode 7」より)
序文「現代の鏡像、宇宙世紀」 by 福井晴敏さん
この展示会の会場の観賞経路のいちばんはじめの入り口のところには、アニメ版の元となった小説『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』の著者、福井晴敏さんによる序文「現代の鏡像、宇宙世紀」という文章が掲載されていました。
現代の鏡像、宇宙世紀みなさん、東京はお台場に立つ1/1ダンガムをご覧になったことがありますか?
あれはガンダムの物語世界的に言うと、宇宙世紀0079に造られたモビルスーツ。
対して、ここで紹介するユニコーンガンダムの誕生年は宇宙世紀0096。
つまり『機動戦士ガンダムUC』は、最初のガンダムから17年後の物語ということになります。
現実の世界ではもっと多くの時が流れていて、最初のガンダムが立ち上がってからなんと34年。
その間、ガンダムの名を冠した別世界の作品が多く作られる一方で、宇宙世紀を舞台にしたファースト・ガンダムの続編も継続的に作られてきました。
34年も前に構想された世界観がいまだに多くの人に支持され、新たな物語を生み出し続けているのですから、これは驚異的なことと言えます。それだけの風雪を経ても時代性を失わない、強固かつ普遍的な構造が宇宙世紀という世界観にはあったのでしょう。
ここに展示された設定資料は、すべて『UC』のために描き起こされたものですが、34年の間に熟成された宇宙世紀世界の集成という側面もあります。多くのスタッフの知恵と努力の結晶をご覧ください。
そして、「たかが作り事にここまで傾注される人の労力とはなんだろう?」と不思議に思われたら、ぜひ『UC』本編を観ていただきたいのです。そこにあるのは34年前のアニメの続編であるとともに、混迷を深める現代の鏡像であることがきっとご理解いただけるでしょうから。【機動戦士ガンダムUC ストーリー 福井晴敏】
「多くのスタッフの知恵と努力の結晶」
「たかが作り事にここまで傾注される人の労力とはなんだろう?」
という言葉に、感じるものがありますね。
たしかに、ガンダムユニコーンのアニメからは、スタッフの方々の「本気さ」がビンビンつたわってきます。
ものすごい手間をかけて、最高のクオリティの作品をつくられているということがよくわかります。
下の動画の 5:47 以降のところでは、ガンダムユニコーンがつくられているアニメーション制作現場の様子が紹介されています。
これを見ると、『機動戦士ガンダムUC』というアニメーション作品がどれくらい手間と時間をかけて最高のクオリティを生み出そうとしているのか、ということがヒシヒシとつたわってきます。
また、下の動画の冒頭からの部分には、『機動戦士ガンダムUC』のストーリーをつくられた福井晴敏さんへのインタビュー映像があり、こちらもとても興味深いです。
「混迷を深める現代の鏡像」
「混迷を深める現代の鏡像」ということについては、小説家の宮部みゆきさんが、小説『機動戦士ガンダムUC』の単行本の帯に寄せた言葉で、つぎのように語っています。
「ガンダム? モビルスーツ? いえいえ、本書は未来の若者たちのための『戦争と平和』ですよ」
「ラプラスの箱には 未来を変える力がある。」
―――カーディアス・ビストの言葉、『機動戦士ガンダムUC』
「かつてジオン・ダイクンが提唱したニュータイプ論は、
人の革新、
無限の可能性、
まさしく力を謳ったものだった。
一年戦争に勝利して以来、
連邦は常にその見えない力に脅かされてきたといっていい。
地球に住む特権階級を告発する力。
棄民たるスペースノイドに目覚めよと呼びかける力。
百年近く続いてきた連邦の支配体制を覆しかねない力。」
―――カーディアス・ビストの言葉、『機動戦士ガンダムUC』
「いまでは未来を完全に予測する術はないことが証明されています。我々は、その経緯を逆説として受け取り、この首相官邸に〈ラプラス〉の名を冠しました。「未来にはあらゆる可能性がある」という意味を込めてのことです。」
―――リカルド・マーセナスの言葉、『機動戦士ガンダムUC』
「だが行け、恐れるな。
自分の中の可能性を信じて力を尽くせば
道は自ずと開ける。」
―――カーディアス・ビストの言葉、『機動戦士ガンダムUC』
いま、我々の目の前には広大無辺な宇宙があります。あらゆる可能性を秘め、絶え間なく揺れ動く未来があります。どのような経緯でその戸口に立ったにせよ、新しい世界に過去の宿業を持ち込むべきではありません。我々はスタート地点にいるのです。他人の書いた筋書きに惑わされることなく、内なる神の目でこれから始まる未来を見据えてください。
現在、グリニッジ標準時二十三時五十九分。間もなくです。この放送をお聞きのみなさん、もしその余裕があるなら、わたしと一緒に黙祷してください。去りゆく西暦、誰もがその一部である人類の歴史に思いを馳せ、そして祈りを捧げてください。
宇宙に出た人類の先行きが安らかであることを。宇宙世紀が実りある時代になることを。我々の中に眠る、可能性という名の神を信じて―
(地球連邦政府初代首相リカルド・マーセナスの言葉、福井晴敏、小説『機動戦士ガンダムUC』)
この地球連邦政府初代首相リカルド・マーセナスの演説は、下の動画で聞くことができます。
上記のリカルド・マーセナスの言葉は、この動画の9:50のところからはじまります。
【英語/日本語字幕】宇宙世紀 改暦セレモニー記念演説 機動戦士ガンダムUC (UC Calendar revision ceremony memorial speech ) - YouTube
(地球連邦政府初代首相リカルド・マーセナス)
この演説での言葉は、名文ですね。
ぼくは、この演説の言葉にとても感動して、何度も何度も聞きました。
じつは、上の動画の映像は、ユニコーンガンダムのアニメの映像だけでなく、まったく別の作品である『プラネテス』というアニメの映像もつかわれています。
ぼくは、この『プラネテス』というアニメがものすごく好きなので、上の動画を編集された方のつたえたいことがすごくよくわかる気がします。
たしかに、ユニコーンガンダムのアニメと、『プラネテス』のアニメには、おたがいに通じる部分があるとおもいます。
もし、ユニコーンガンダムの物語が好きなら、ぜひ、『プラネテス』のアニメや、原作のマンガも見てみてください。
動画で見る「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)展〜Road to episode7〜」
「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)展〜Road to episode7〜」を観賞された方のなかには、動画でその記録を撮ってYouTubeにアップされている方もいらっしゃいます。
ここからは、そういった展示会の様子を記録した映像をいくつかご紹介します。
この動画を見ていただければ、展示会の様子をリアルに感じていただけるかとおもいます。
主要な登場人物たちの肖像画
展示品
ポスター
イラスト
フル・フロンタルのマスク
まさかの、フル・フロンタルのマスクまで展示されていました!(笑)
朗読劇『GUNDAM LIVE ENTERTAINMENT 赤の肖像〜シャア、そしてフロンタルへ〜』
ちなみに、下の動画は、福井晴敏さんが脚本を書かれた、朗読劇『GUNDAM LIVE ENTERTAINMENT 赤の肖像〜シャア、そしてフロンタルへ〜』の音声です。
この朗読劇は、宇宙世紀の始まりから、「シャアの反乱」(第二次ネオ・ジオン抗争(『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』))の最後に至るシャアの心情と、その後の、フル・フロンタルの表舞台への登場の経緯とその動機が、声優の池田秀一さんをとおして語られる、というものです。 [1] [2]
シャア・アズナブルから、フル・フロンタルへの心情の変化ともとれる内容で、興味深いです!
8月13日~15日の3日間、東京ドームシティ シアターGロッソにて、「ガンダムライブエンタテインメント 赤の肖像 ~シャア、そしてフロンタルへ~」が開催された。
内容は、これまで様々な姿で「機動戦士ガンダム」シリーズに登場してきたシャア・アズナブルの変遷とその想いを、同役を演じる池田秀一氏が朗読するというもので、シナリオは小説「機動戦士ガンダムUC」の執筆者・福井晴敏氏による渾身の書き下ろし。
随所に折り込まれる歴代宇宙世紀シリーズの本編映像、アコースティックギターとエレクトリックピアノによる生演奏BGMが、池田氏の力強い朗読をさらに引き立たせる。
(出典:シャア・アズナブルの人生とその想いを池田秀一氏が語る朗読ライブイベント!「赤の肖像 ~シャア、そしてフロンタルへ~」、SPECIAL | 機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]より)
ちなみに、下記は、この朗読劇をライブイベントでご覧になった方のご感想です。
スクリーンに写しだされたガンダム作品の映像と池田さんの朗読を交互に展開していく感じで、1年戦争前(キャスバル・レム・ダイクン~エドワウ・マス)、1年戦争(シャア・アズナブル)から、グリプス戦役(クワトロ・バジーナ)、第二次ネオジオン戦争(シャア総帥)、そしてガンダムUC(フル・フロンタル)へと至る、シャアの心情を2時間に渡って赤裸々に語るという内容で、非常に濃かったです。(なお、原作を読まれていない方のためか、シャア→フロンタルの部分は、微妙なニュアンスで語られてました。)
そして、全ての脚本はガンダムUC原作者の福井晴敏さんが書き下ろし。劇中映像を使う際にも新録の池田さんのナレーションが追加されており、各場面でのシャアの心情が事細かに描写されておりました。また映像のないアクシズでの生活、百式撃墜後の行動、アクシズ落下の際の最後のセリフ!などなど、これまで明確になってなかったガンダムファンならば必聴の内容が語られました!(アクシズでの行動は、漫画CDAで語られてますが…。)
最後のトークショーで、富野御大には言わずにシナリオを書いているので、「シャアの心情はそうじゃない!」なんて怒られるかもしれないと、池田さん、福井さんとも言われてました。そのため公式扱いされるのかは微妙かもしれませんが、私は非常に納得できる内容だったと思います。
(出典:「赤の肖像 ~シャア、そしてフロンタルへ~ - オーメン72 - Yahoo!ブログ」より)
(朗読劇『GUNDAM LIVE ENTERTAINMENT 赤の肖像〜シャア、そしてフロンタルへ〜』より)
ダイジェスト映像
『貴婦人と一角獣』
『貴婦人と一角獣』
ビスト財団のエンブレム
世界観設定・SF設定考証
インダストリアル7、コロニー内の核爆発についての小倉原案
インダストリアル7、コロニー内の核爆発についての小倉原案
小惑星パラオ
ネェル・アーガマ
物語の舞台
工業コロニー「インダストリアル7」
工業コロニー「インダストリアル7」
偽装貨物船ガランシェール
偽装貨物船ガランシェール
首相官邸ラプラス
首相官邸ラプラス
小惑星パラオ
アニメ本編のモニターなどに表示されていたCG映像
アニメ本編で、モビルスーツのコックピットのモニターや、戦艦のモニターなどに表示されていたCG映像も展示されていました。
下の動画の 1:27~1:52 の部分で、そのCG映像の展示の様子を見ることができます。
小惑星パラオでつかわていたCG映像
ガンプラ(プラモデル)
NZ-666 クシャトリヤ!!!!!!!
きました!
型式番号NZ-666 クシャトリヤです!(笑)
ぼくは、このクシャトリヤがすごく好きなんです!(笑)
(o≧ω≦)O
なので、クシャトリヤのプラモデルだけは、集中的かつ念入りに写真を撮りまくっちゃいました!(笑)
(・ω<) てへぺろ☆
Gundam Cintro.pmf (Kshatriya) - YouTube
Gundam Unicorn Kshatriya vs Jegans.wmv - YouTube
Gundam UC Ps3 NZ-666 Kshatriya Mission 1 - YouTube
1/100 Kshatriya Resin Kit Preview C3 x Hobby 2012 (G-System + NeoGrade compare) - YouTube
Gundam Review: 1/144 HGUC Kshatriya pt01 - YouTube
Gundam Review: 1/144 HGUC Kshatriya pt02 - YouTube
真ガンダム無双 Shin Gundam Musou Kshatriya 05-2 06 Ultimate Mode ニュータイプの力 Hard HD 720p - YouTube
NZ-666
クシャトリヤネオ・ジオンが開発した20m級サイコミュ搭載MS。武装、推進器、ファンネル・コンテナといった複数の機能を集約したバインダーの増設とサイコフレームの使用によって、NZ-000 クィン・マンサと同等の火力を維持しつつダウンサイジングに成功した。
サイコフレームを胸部コックピット周辺に、構造材の一部として使用している。
MS/MECHANIC | 機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]
エピソード7「虹の彼方に」のメインビジュアルと詳細情報
『ガンダムビルドファイターズ』
すべての展示を見終わったあとの、展示会場の最後のところで、ガンダムシリーズの次回作である『ガンダムビルドファイターズ』の紹介コーナーがありました。
『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』とは、かなり作風がちがう作品みたいですが、とっても個性的なモビルスーツがたくさん出てくるみたいでおもしろそうです(笑)。
「ベアッガイⅢ(さん)」は、かなり衝撃的でした(笑)。
モビルスーツというか、もはや、クマさんですからね(笑)。