「みんなののぞみはただひとつでした。
なぜなら、みんな芝居がすきですきで
たまらない人たちだったからです。
そして、舞台のうえで演じられる悲痛なできごとや、
こっけいな事件に聞きいっていると、
ふしぎなことに、ただの芝居にすぎない舞台上の人生のほうが、
じぶんたちの日常の生活よりも
真実にちかいのではないかと思えてくるのです。
みんなは、このもうひとつの現実に耳をかたむけることを、
こよなく愛していました。」
――― ミヒャエル・エンデ、『モモ』 (*2)
「科白を語る者が、神かそれとも英雄か、円熟の老人か
それとも青春たけなわの熱血漢か、堂々たる貴婦人か
それともまめまめしい乳母か、
行商人かそれとも緑の野を耕す農夫か、
コルキス人かそれともアッシリア人か、
テーバイ育ちかそれともアルゴス育ちか、
どちらかによって大きなちがいが生じるだろう。」
――― ホラティウス、『詩論』 (*3)
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- (ミヒャエル・エンデ、翻訳:大島かおり、「1章 大きな都会と小さな少女」、「第一部 モモとその友達」、『モモ』、岩波少年文庫127、岩波書店、2005年、12ページ) [↩ Back]
- (ホラティウス(訳 松本仁助、岡道男)、「ホーラティウス『詩論』」、『アリストテレース 詩学・ホラーティウス 詩論』、岩波文庫、1997年、237ページ) [↩ Back]