「岡本太郎」タグの記事一覧

美しさは、ハーモニーのなかに

By Yukinobu Kurata (倉田幸暢)

Aria(アリア)

(その場に集うすべての存在とその文脈が、総合芸術としての作品をかたちづくる。) (*1)

 

「完成された美というものは、ただ一つの身体のうちに見出されるものではなく、数多くの身体のうちに分散して、希少なものである
 …
 最も優秀で、他の人々に抜き出て修行を積んだ画家ゼウクシスは、クロトンの近く、ルキナ神殿の公共から委嘱された一枚の絵を制作するため、今日のあらゆる画家のように、自分の才能に無分別に頼ろうとはしなかった。彼はただ一人の身体のうちには自分が求めているだけの美しさを発見出来ない、つまりそういう美しさは、自然がただ一人に授けるものではないと考えた。そこで、彼は、その土地の妙齢の女性のすべての中から最も美しい五人の娘たちを選び出し、その五人の各々から美しいところを取って描いた。」

―― レオン・バッティスタ・アルベルティ、『絵画論』 (*2)

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脚注
  1. Aria(アリア)Photo by Roberta F. at Wikimedia Commons))[↩ Back]
  2. レオン・バッティスタ・アルベルティ、(三輪福松 訳)、『絵画論』、中央公論美術出版、67ページより)[↩ Back]

フェイスレスの時代の終焉 - 人間性の再興 -

By Yukinobu Kurata (倉田幸暢)

「のっぺらぼう」禁止
「のっぺらぼう」禁止 (*1)

 

「誰もお前さんたちの話なんか聴きたがりはしないよ。

 わたしたちはもう少し高望みなのさ。

 なぜって、人の心を本当に動かすのは、
 やはり心の奥底から出てきたものだけだからね。」

――ポルキュアスの言葉、ゲーテ、『ファウスト』 (*2)

天空に木霊こだませよ歓喜の歌

嘆くなかれ そは汝の音色

――「調律への扉 Twin Music」、『ラーゼフォン』 (*3) (*4) (*5) (*6)

これまでの、
没個性的で、
「顔」が見えず、
無味乾燥な、
「のっぺらぼう」な組織が
影響力を持っていた時代は終わりを告げました。

現代は、
個性にあふれていて、
「顔」が見え、
共感できる、
「表情豊か」な個人が
力を持つ時代です。

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脚注
  1. 「のっぺらぼう」禁止(「フェイスレス(顔無し)の時代の終焉」)(作:倉田幸暢、元画像:「Masasumi Noppera-bo.jpg」 on Wikimedia Commons、元画像の作者:竜斎閑人正澄、「のっぺらぼう」、『狂歌百物語』)[↩ Back]
  2. (ポルキュアスの言葉、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(訳 高橋義孝)、第二部 第三幕、『ファウスト(二)』、新潮文庫、1997年、332ページ)[↩ Back]
  3. 「天空に木霊こだませよ歓喜の歌 嘆くなかれ そは汝の音色 次回 第25楽章 「神の不確かな音」 世は音に満ちて」(「第25楽章 神の不確かな音 Deus Ex Machina」の次回予告)、(出渕裕 (監修), アクティブコア編集部 (編集)、「第24楽章 調律への扉 Twin Music」、「TV Series episode guide ― テレビシリーズ」、『ラーゼフォンコンプリート』(Rahxephon Complete)、メディアファクトリー、2004年、65ページより)[↩ Back]
  4. 原作・監督:出渕裕、「第24楽章 調律への扉 Twin Music」、『ラーゼフォン』(RahXephon)[↩ Back]
  5. 次回予告 ラーゼフォン[↩ Back]
  6. 『ラーゼフォン』の公式サイト『ラーゼフォン』(RahXephon)(「ラーゼフォン - Wikipedia」)、劇場映画『ラーゼフォン 多元変奏曲』(「ラーゼフォン 多元変奏曲 - Wikipedia」)[↩ Back]

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