新たな世界への扉

(*1)

「どんな問題をやるにせよ、
それをやらなければ生きてゆけないというテーマを探すのですね」

――― 上原専禄の言葉(阿部謹也、『自分のなかに歴史をよむ』) (*2)

 

「私は一夜にして研究者となった」―この頃にはすでにシュパヌートは、自分が死ぬまでこの伝説から解放されることはあるまいという予感を抱いていた。「私は鼠捕り男に身も魂も奪われてしまったのである」と。

――― 阿部謹也、『ハーメルンの笛吹き男―伝説とその世界』 (*3)

 

おもしろいつながりと、新たな世界への「扉」

ぼくが本を読んでいてとても胸が高鳴るのは、別々の本に書かれている一見まったく関係ないことがらのあいだに、おもしろいつながりを感じるときです。
おもしろいつながりを感じたときは、まるで、いままで知らなかった世界への「扉」が開いて、それまで見たこともなかった新たな景色が見えてくるようなかんじになります。
そいうときは、もう、だれかにそのことを話したくて話したくてしょうがない、ウズウズした気持ちになります。
そうやって、新しい世界に足を踏み入れていくのがたのしいのです。
ぼくは、これまでに、いろいろな本に新たな世界への「扉」を開いてもらいました。
なので、ぼくもだれかを新たな世界への「扉」の先へと案内してあげられたらいいなとおもっています。
 
下の写真のなかの本は、ぼくがとても知りたいとおもっているたいせつなことがらのなかで、いまとくに興味があるいくつかのことがらについて、いろいろとつながりを感じている本です。
ちなみに、下のURLの記事の動画も、こうした本を読んで知ったおもしろいことを、ほかの人たちにも紹介したくてつくったもののひとつです。
http://wisdommingle.com/?p=13001
こうしたものをとおして、いろいろな人たちに、いろんなおもしろいことを紹介できたらいいなとおもっています。

「ほら、新しい世界へのドアが開いた。
わたしはそこで何を見つけられるかな」

(アーシュラ・K・ル=グウィン、『いまファンタジーにできること』) (*4)

 
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  1. 無料の写真: 図書, ストーリー, フォレスト, 不思議な世界, マジック, ドア - Pixabayの無料画像 - 2885315 by Reinhardi, on Pixabay)[↩ Back]
  2. (上原専禄の言葉(阿部謹也、「ハーメルンの笛吹き男とは」、「第五章 笛吹き男との出会い」、『自分のなかに歴史をよむ』、ちくま文庫、筑摩書房、18ページ))[↩ Back]
  3. (阿部謹也、「伝説の中を生きる老学者」、「現代に生きる伝説の貌」、『ハーメルンの笛吹き男―伝説とその世界』、ちくま文庫、筑摩書房、1988年、295ページ)[↩ Back]
  4. (アーシュラ・K・ル=グウィン、翻訳:谷垣暁美、「メッセージについてのメッセージ」、『いまファンタジーにできること』、河出書房新社、2011年、174ページ)[↩ Back]