通販をはじめたもともとのきっかけは、原稿料として支払うおカネの代わりに「贋金」をつくろうということだった。協力してくれる読者にもおカネの代わりに、なにかお礼になるものをさしあげたかった。
「贋金」はなんでもよかった。持っているだけでいいなと思ってもらえるものなら、なんでもよかった。
―― 糸井重里「オリジナルTシャツに涙する」 [3]
Minting your tokens
Next, we'll want to mint new assets to our newly-deployed ERC721 contracts!
手順1-3. あなたのトークン(NFT)を鋳造する。
次に、新しく展開されたERC721標準規格のスマートコントラクトに、新しい資産(NFT)を鋳造しましょう!
―― 「1. Structuring your smart contract」, 「OpenSea ERC721 Developer Tutorial」 [4] [5] [6]
複数の当事者のあいだで直接取り交わされる、信頼された取引。それを認証するのは多数の人びとのコラボレーションであり、その動力源は大企業の儲けではなく、個々の小さな利益の集まりだ。
神ほど万能ではないにせよ、このしくみはとんでもない力を秘めている。本書ではこれを「信頼のプロトコル」と呼びたい。
信頼のプロトコルをベースとして、世界中に分散された帳簿がその数をどんどん増やしている。これが「ブロックチェーン」と呼ばれるものだ。
―― ドン・タプスコット, アレックス・タプスコット「第1章 信頼のプロトコル」, 『ブロックチェーン・レボリューション』 [7]
各ブロックはそれぞれ、ひとつ前の時間帯でつくられたブロックと連なっている。この連続するブロック「ブロックチェーン」におけるプロトコルが、「ブロックチェーン・プロトコル」と定義されている。
―― Kariappa Bheemaiah 「ブロックチェーンとはなにか?」 [8]
「ソラの心は僕たちの中にある
繋がる心が僕たちの力だ」
―― グーフィーとドナルドの言葉『KINGDOM HEARTS Re:coded』 [9] [10]
The phrase that you used in the introduction, which is "Is this going to democratize access to capital or ownership in things?" I think that's what gets us all very excited about this. And I think that's very real.
〔意訳: この講演の冒頭で、「いろいろな資産をトークン化して売買する(流動性をもたせる)ことができるようになることで、普通の人たちが、資本市場から資金調達をすることができるようになったり、いろいろなモノの所有権を得ることができるようになる」という未来像が提示されました。私たちは皆、この未来について、とてもワクワクしています。そして、そのような未来は、かならず実現するだろうと思います。〕
―― ジェレミー・アレールの言葉「トークン資産からトークンエコノミーへ」, 世界経済フォーラム年次総会2020 [11] [12]
「心が命じたことは誰も止められない」
―― リクの言葉『KINGDOM HEARTS III』 [13]
the long tail of capital and the long tail of things that are investable with capital is quite large. And it's hard for us to imagine what an efficient global marketplace for that would be. But I think that's where we're trying to point this.
〔意訳: 資本市場や、モノの所有権の市場における、「トークン化された資産」のロングテール販売(多品種少量販売)の市場規模と、そこに投資される資金は、とてつもなく巨大なものになるでしょう。現時点では、そのような、誰でも手軽に「トークン化された資産」を売買することができる、世界規模のマーケットプレイス(デジタル市場)が登場するなんて、想像できないかもしれません。ですが、そのような、誰でも参加できる「トークン化された資産」の市場が実現する可能性がある、ということこそが、私たちがお伝えしたいことなのです。〕
―― ジェレミー・アレールの言葉「トークン資産からトークンエコノミーへ」, 世界経済フォーラム年次総会2020 [14] [12]
大人も子供も、おねーさんも。
―― 『MOTHER 2』のキャッチコピー [15] [16] [17]
すべては物語の問題である。
私たちが悩みを抱えているのは良い物語がないからだ。
私たちは一つの物語の終わりと新しい物語の始まりの間にいる。
昔話はもはや機能しない。
しかし私たちはまだ新しい物語を読んでいない。
―― Thomas Berry "The New Story" [18] [19]
"Destati! Tendi la mano"
〔目覚めよ! 手を伸ばせ〕
―― 「Destati」〔歌詞の一部分〕, 『KINGDOM HEARTS』 [20] [21]
ほら、新しい世界へのドアが開いた。
わたしはそこで何を見つけられるかな
―― アーシュラ・K・ル=グウィン『いまファンタジーにできること』 [22]
ここでは、NFT(ノン・ファンジブル・トークン)というものについて、お話させていただきたいとおもいます。
ここでの、おもな話題は、「個人が、研究や、創作や、価値提供のための活動資金を得るために、ファンの人たちや、応援してくれる人たちにとっての、価値があるNFTをつくって、それと交換することで、人びとから資金を集める」ということについての話です。
ただ、そのほかにも、NFT(ノン・ファンジブル・トークン)にかかわりのある、いろいろな分野のことなども、ひろくとりあげながらお話できればなとおもいます。
いろいろな視点から、NFTについて考えてみることで、NFTに秘められたいろいろな可能性が、見えてくるのではないかとおもいます。
ここでお話させていただくことが、なにかの参考になればうれしいです。
m(_ _)m
- NFT(ノン・ファンジブル・トークン)ってなに?
- 仮想商店Conataの、VRの3D空間のようなバーチャルコレクションルームで、所有しているNFTをながめてニンマリする
- Cryptovoxelsのメタバース: 街のなかの、土地・建物や、絵画や芸術作品などの、いろいろなものがトークン(NFT)になっている仮想都市オリジンシティ
- Decentralandのメタバース: たくさんの芸術作品がある美術館地区や、ショッピングモールや、寺社仏閣がある仮想都市ジェネシスシティ
- Somnium SpaceのVR空間(メタバース)で展覧会を開催して、西垣至剛さんの絵画作品を展示してみました in ごちゃまぜ図書館分館
- 「海賊王の剣になる前に、勇者ロトが持っていた伝説の剣」: NFTのブロックチェーンに刻まれたストーリーの価値(感情的価値)が、パラメーターの価値(機能的価値)を超える
- 世界経済フォーラム講演2020「トークン資産からトークンエコノミーへ」: 大人も子供も、おねーさんも。
- ダボス会議での講演「トークン資産からトークンエコノミーへ」("From Token Assets to a Token Economy")
- 登壇者の紹介1: ステーブルコインのUSDコイン(USDC)の、ジェレミー・アレール(Jeremy Allaire)さんについて
- 登壇者の紹介2: MITのメディアラボの、デジタル通貨イニシアチブの、ネーハ・ナルラ(Neha Narula)さんについて
- 登壇者の紹介3(司会者): 世界経済フォーラムの、ブロックチェーン部門の代表者の、シーラ・ウォレン(Sheila Warren)さんについて
- 参考: だれでも不動産トークン(NFT)の売買ができるようになる「Blocksquare」
- Unlock Protocol: 「時は流れて 秘密は解かれ 世界は広がっていく」
- 【余談】「圧倒的ピュアで、応援したくなる」、「Italic Buterin」(イタリック・ブテリン)(笑)
- 「心が命じたこと」を可能にする「通貨」
- OpenSea: トークン(NFT)を売買することができるマーケットプレイス(デジタル市場)
- アート作品・芸術作品の、トークン化(NFT化)された所有権を売買することができるマーケットプレイス(デジタル市場)
- NFT(ノン・ファンジブル・トークン)を、かんたんに、つくることができるウェブサービスの紹介
- プログラムコードをつかってNFTをつくる方法
- 【参考】「トークンエコノミー」(Token Economy)という言葉についての補足
- 【余談】大昔につかわれていた、ブロックチェーンのさきがけの石!?
NFT(ノン・ファンジブル・トークン)ってなに?
NFTs can be the backbone of a new Blockchain-powered economy.
NFTは、ブロックチェーンを活用した新しい経済を支える、中心的な主柱になり得るものです。
―― Antony Welfare, Commercializing Blockchain [23] [5]
「値打ちのあるもので、ファンと、たのしく!」
(Neuchi no aru mono de Fan to Tanoshiku!)
略して、NFT!(笑)
d(≧∀≦)b
―― 倉田幸暢
NFT(ノン・ファンジブル・トークン)というのは、おおまかに言うと、いろいろなもの(データや、モノや、権利など)の「所有権」を、受け渡したり、売り買いできるかたち(トークン)にしたものだとおもっていただくと、わかりやすいのではないかとおもいます。(※ ここで言う「所有権」というのは、法律的な狭い意味での所有権というよりは、比喩的な広い意味での「所有権」だとおもっていただければとおもいます。)
たとえば、画像ファイルの「所有権」や、ゲームのなかのアイテムの「所有権」などの、デジタルデータの「所有権」を、トークン化(NFT化)して、マーケットプレイス(デジタル市場)などで、売り買いしたり、直接、受け渡したりすることができます。
NFT(「所有権」)が、売り買いされたり、受け渡しされることで、「所有権」が移動すると、その「所有権」が移動したことが、ブロックチェーンと呼ばれるデータベースに記録されます [24]。そのため、ブロックチェーン(データベース)に記録されている情報を見ることで、だれが「所有権」(NFT)をもっているのか、ということがわかります。
また、デジタルデータの「所有権」のほかにも、下記のような、「アクセス権限」(の「所有権」)や、「モノの所有権」などをトークン化したNFTもあります。こうした種類のNFTも、だんだん一般化していくだろうとおもいます。
- 会員制サービスの会員権(会員制サイトや、会員限定コンテンツへのアクセス権限 [25] [26])
- 絵画などの芸術作品の所有権 [27] [28] [29]
- 不動産の所有権 [30] [31] [32] [33] [29] [34]
いろいろな可能性を秘めている、ブロックチェーンと呼ばれるデータベースのしくみを、いろいろな分野でつかえるようにするための基礎となる、「デジタル技術の土台」(プラットフォーム)のひとつに、Ethereum(イーサリアム)というものがあります。
NFT(ノン・ファンジブル・トークン)は、Ethereum(イーサリアム)のたくさんある標準規格のなかの、ERC-721という名前の標準規格にもとづいてつくられます。そのことから、NFTは、「ERC721トークン」と呼ばれることもあります。 [35] [36] [37] [38]
ちなみに、「ERC-721」よりも新しいNFTの標準規格として、「ERC-1155」という名前の標準規格もあります。「ERC1155」の規格は、「ERC721」の規格の機能拡張版です。ですので、「ERC1155」の規格にもとづいてつくられたNFT(ノンファンジブルトークン)は、「ERC721トークン」では利用できない機能が利用できます。
ちなみに、『Commercializing Blockchain: Strategic Applications in the Real World』(日本語仮題『ブロックチェーン技術を商業化する: 物理世界への戦略的応用』)という本のなかに、下記のような、NFT(ノン・ファンジブル・トークン)のいくつかの使用用途についての記述があります。ご参考までに。
NFTs go beyond digital collectibles. NFTs give the opportunity to tokenize real-world goods, which can be much more fruitful from an investment perspective. There are many projects happening in art (Artory with Christie's), Real Estate (BlockSquare), ticketing (Upgraded), and high-end fashion (MonoChain). NFTs can be the backbone of a new Blockchain-powered economy. We will explore below more potential use cases.
〔意訳: NFTが秘めている可能性は、「単なる、収集価値のあるデジタルグッズ」というだけではなく、それをはるかに超えるものです。NFTの仕組みを利用すると、物理的なモノをトークン化(NFT化)することができます。物理的なモノは、トークン化(NFT化)されることによって、それまでよりも、はるかにすぐれた投資対象になります。すでに、下記のような、いろいろな分野で、「物理的なモノをトークン化(NFT化)する」という仕組みを活用したプロジェクトが動き出しています。
- アートの分野: Artory (artory.com) (パートナー企業: オークションハウス(競売会社)の Christie's)
- 不動産の分野: BlockSquare (blocksquare.io)
- チケットの発券業務の分野: Upgraded (upgraded-inc.com)
- 高級ファッションブランドの分野: MonoChain (monochain.org)
このように、NFTは、ブロックチェーンを活用した新しい経済を支える、中心的な主柱になり得るものです。ここからは、具体的なNFTの活用事例を紹介しながら、NFTが秘めている可能性を、さらに探っていきたいとおもいます。〕
(Antony Welfare, Commercializing Blockchain: Strategic Applications in the Real World (日本語仮題『ブロックチェーン技術を商業化する: 物理世界への戦略的応用』) [23] [12] [39]
ちなみに、NFT(ノン・ファンジブル・トークン)にまつわる言葉として、つぎの3つの言葉があります。
- ERC721の標準規格
- NFT(ノン・ファンジブル・トークン)
- 「証書」(ディード, deed)
これらの3つの言葉の関係を、おおまかにまとめると、つぎのようなかんじです。
- ERC721という名前の標準規格にもとづいてつくられるトークンが、NFT(ノン・ファンジブル・トークン)です。
- NFT(ノン・ファンジブル・トークン)は、「所有権をもっていることを証明するもの」であることから、「証書」(ディード, deed)と呼ばれることもあります。
この下のいくつかの引用文は、どれも、『マスタリング・イーサリアム : スマートコントラクトとDAppの構築』という本のなかで語られている、上記の3つの言葉についての説明です。
NFT(Non Fungible Token)
「代替不可能なトークン」のこと。「証書」(deed)とも呼ばれる。ERC721 による提案で導入されたトークンの標準である。NFTは追跡および取引することができるが、各トークンは一意で別のものとして扱われる。ERC20トークンのようには交換できない。NFTは、デジタルアセットまたは物理的なアセットの所有権を表すことができる。
(アンドレアス・アントノプロス, ギャヴィン・ウッド, 「用語集」, 『マスタリング・イーサリアム』) [40] [41]
証書(deed)
ERC721提案で導入されたノンファンジブルトークン(Non Fungible Token : NFT)標準。ERC20トークンとは異なり、証書は所有権を証明し、代替不可能。もっとも、少なくとも現在のところ、どの法域でも法的文書として認識されていない。→「NFT」 も参照
(アンドレアス・アントノプロス, ギャヴィン・ウッド, 「用語集」, 『マスタリング・イーサリアム』) [42] [41]
ERC721提案(https://bit.ly/2Ogs7Im)は、「ディード(deed)」という通称で知られるノンファンジブルトークンのための標準です。英語の「deed」は、オックスフォード辞典によると次のような意味です。
deed : 署名され配布される法的文書、特に財産の所有権または法的権利に関する文書。つまり「ディード」は、たとえこれらがいかなる法域においても「法的文書」として認識されなくても、「財産の所有権」という意味を反映させることを意図して用いられています。将来的には、ブロックチェーンプラットフォーム上のデジタル署名に基づく法的所有権が認められるようになるでしょう。
ノンファンジブルトークンは、ユニークなものの所有権を追跡します。所有物とはゲーム内アイテムやデジタルグッズなどのデジタルアイテム、あるいは家、車、さらには芸術作品など、所有権がトークンによって追跡される物理的なアイテムの場合もあります。ディードは負の価値を持つもの、たとえばローン(借金)、抵当権、地役権などを表すこともできます。
(アンドレアス・アントノプロス, ギャヴィン・ウッド, 『マスタリング・イーサリアム』) [43] [41]
ノン・ファンジブル・トークン(Non-Fungible Token)って、どういう意味?
NFTという言葉は、「Non-Fungible Token」(ノン・ファンジブル・トークン)という言葉のなかの、それぞれの単語の頭文字をとった略称です。
ここからは、この「ノン・ファンジブル・トークン」(Non-Fungible Token)という言葉をかたちづくっている、「トークン」(token)と、「ファンジブル」(fungible)と、「ノン・ファンジブル」(non-fungible)の、それぞれの言葉の意味について、くわしくお話していきたいとおもいます。
「トークン」(token)って、どういう意味?
トークン(token)は古英語「tācen」に由来し、記号やシンボルを意味します。この用語は、交通機関トークン、洗濯用トークン、アーケードゲームトークンなど、それほど高額ではない、私的に発行された特定目的のコイン(代用貨幣)のようなものを意味しています。
現在、ブロックチェーンで管理される「トークン」は、トークンの意味を再定義しつつあり、所有することができて、資産や通貨やアクセス権を表象するような、ブロックチェーンベースの概念を意味するようになっています。
―― アンドレアス・アントノプロス, ギャヴィン・ウッド, 『マスタリング・イーサリアム』 [44]
ここでは、「トークン」(token)という言葉の意味について、お話したいとおもいます。
NFT(ノン・ファンジブル・トークン)や、仮想通貨(暗号通貨)や、トークンエコノミーなどの、ブロックチェーンにまつわる話のなかに出てくる「トークン」という言葉の意味は、かんたんに言うと、「(人が欲しがるような)価値があるもの」というような意味だとおもっていただけると、いいかとおもいます。
ちなみに、この場合の「トークン」という言葉は、「ブロックチェーンと呼ばれるデータベースで管理されるトークン」というような意味で、「ブロックチェーントークン」と呼ばれることもあります。
NFT(ノン・ファンジブル・トークン)という言葉のなかでつかわれている「トークン」という言葉の意味は、「資産価値があるもの」というような意味だとおもっていただけると、いいかとおもいます。(ここで言う「資産価値」の意味については、あとのところでお話します。)
また、ビットコインや、EthereumのEther(ETH)などの、仮想通貨(暗号通貨)も、「トークン」と呼ばれます。仮想通貨(暗号通貨)のことを指す「トークン」という言葉の意味は、「(通貨としての)価値があるもの」というような意味だとおもっていただけると、いいかとおもいます。
この下の引用文は、『マスタリング・イーサリアム : スマートコントラクトとDAppの構築』という本のなかで語られている、ブロックチェーントークン(ブロックチェーンと呼ばれるデータベースで管理されるトークン)についての話です。
トークン(token)は古英語「tācen」に由来し、記号やシンボルを意味します。 この用語は、交通機関トークン、洗濯用トークン、アーケードゲームトークンなど、それほど高額ではない、私的に発行された特定目的のコイン(代用貨幣)のようなものを意味しています。
現在、ブロックチェーンで管理される「トークン」は、トークンの意味を再定義しつつあり、所有することができて、資産や通貨やアクセス権を表象するような、ブロックチェーンベースの概念を意味するようになっています。
これまでの「トークン」がわずかな価値しか持たないことは、物理的なトークンの使用が限られていることと深く関係しています。 特定のビジネス、組織、場所に制限されることが多い物理的トークンは、簡単に交換できず、通常は1つの機能しか持ちません。ブロックチェーントークンを使用するとこれらの制限が取り払われ、より正確に言うと、完全に定義し直すことができます。 多くのブロックチェーントークンは、世界中で複数の目的を果たしており、相互に交換したり、グローバルな流動性のある市場で他の通貨と交換できます。使用や所有権の制限がなくなったことで、「ほとんど価値がない」という評価も過去のものになりました。
(アンドレアス・アントノプロス, ギャヴィン・ウッド, 「10章 トークン」, 『マスタリング・イーサリアム』) [44] [41]
この下の引用文は、『マスタリング・イーサリアム : スマートコントラクトとDAppの構築』という本のなかで紹介されている、トークン(ブロックチェーントークン)の使用用途の事例集です。
この事例集のなかの、下記のものは、NFT(ノン・ファンジブル・トークン)です。
- アセット
- アクセス
- 収集品
- アイデンティティ
- 証明
トークンの用途として最初に思いつくのは、プライベートなデジタル通貨です。ただし、これは可能な用途の1つにすぎません。トークンは、重複する多くの異なる機能を果たすようにプログラミングできます。たとえばトークンは、投票権やアクセス権、リソースの所有権を同時に意味することができます。次のリストに示すように、通貨はトークンの最初の「アプリ」にすぎません。
通貨
トークンは、私的な売買によって決定される価値を伴い、通貨として機能します。リソース
トークンは、シェアリングエコノミーまたはリソースシェアリング環境で獲得または生産されたリソースを表します。たとえば、ストレージまたはCPUトークンが、ネットワーク上で共有できるリソースを表すといった事例があります。アセット
トークンは、内在的または外在的、有形または無形の資産の所有権を表します。たとえば、金、不動産、自動車、石油、エネルギー、MMOGアイテムなどです。アクセス
トークンはアクセス権を表し、ディスカッションフォーラム、専用Webサイト、ホテルの部屋、レンタカーなどのデジタルまたは物理的財産へのアクセスを許可します。エクイティ
トークンは、デジタルな組織(たとえばDAO〔非中央集権型自律組織〕)や法人(たとえば企業)の持分を表します。投票
トークンは、デジタルシステムまたは法的システムにおける投票権を表します。収集品
トークンは、デジタルな収集品(たとえばCryptoPunks)または物理的な収集品(たとえば絵画)を表します。アイデンティティ
トークンは、デジタルアイデンティティ(たとえばアバター)または法的アイデンティティ(たとえば国民ID)を表します。証明
トークンは、行政当局、または非中央集権型の評価システムによる証明書または事実(たとえば結婚記録、出生証明書、大学の学位)を証明します。ユーティリティ
トークンを使用して、サービスにアクセスしたり、サービスの料金を支払うことができます。
(アンドレアス・アントノプロス, ギャヴィン・ウッド, 「10章 トークン」, 『マスタリング・イーサリアム』) [45] [41]
この下の引用文は、『マスタリング・イーサリアム : スマートコントラクトとDAppの構築』という本のなかで語られている、ブロックチェーントークン(ブロックチェーンと呼ばれるデータベースで管理されるトークン)についての話です。
イーサリアムが登場する以前にも、ブロックチェーントークンは存在していました。ある意味で、最初のブロックチェーン通貨のビットコインはトークンそのものです。イーサリアムが登場する以前にも、ビットコインやその他の暗号通貨で、多くのトークンプラットフォームが開発されました。しかし、イーサリアムに最初のトークンの標準が導入されたことで、トークンが爆発的に増加しました。
ヴィタリック・ブテリンは、イーサリアムのような汎用化されたプログラム可能なブロックチェーンの、最も明白で有用な応用の1つとして、トークンを挙げていました。実際、イーサリアムの初年度には、ヴィタリックたちがイーサリアムのロゴとスマートコントラクトのサンプルを背中に貼ったTシャツを着ているのをよく見かけました。 このTシャツにはいくつかのバリエーションがありましたが、最もよく目にしたのはトークンの実装です。
(アンドレアス・アントノプロス, ギャヴィン・ウッド, 「イーサリアム上のトークン」, 『マスタリング・イーサリアム』) [46] [41]
余談ですが、約5000年前の、古代メソポタミアでは、粘土製の代用貨幣(トークン)が、商取引につかわれていました。下記の引用文は、『マネーの進化史』という本のなかで語られている、粘土製の代用貨幣(トークン)についての話です。
古代メソポタミアでは、五〇〇〇年も前から粘土製の代用貨幣を使って、大麦などの農産物、羊毛、銀などの金属の取引記録を残してきた。銀をリング状にしたり、塊にしたり、板状にのしたりしたものも、穀物と並んで貨幣として使われていたが、粘土製のトークンもそれなりに重要で、あるいは銀以上の価値さえあった。いまでも数多くのトークンが残っていて、人類がはじめて記録を残すようになったとき、歴史や詩、哲学を記すことではなく、商取引を目的としていた史実を伝えている。このような古代の経済活動のツールを見ると、思わず感嘆の声を上げてしまう。土くれで作られたものであるにもかかわらず、ポトシの造幣所で作られた銀の通貨より長持ちしている。とくに保存状態のいいトークンで、ユーフラテス河畔のシッパル(現イラクのアブバッハ)で出土したものは、アンミ・ディタナ王(紀元前一六八三~紀元前一六四七)の時代に作られたもので、収穫したばかりのしかるべき量の大麦と交換できる、と記されている。前王の後継者アンミ・サドゥカが作ったトークンには、「これを所持する者は、旅の終わりに一定量の銀が与えられる」と記されている。
このような制度の基本概念になじみがあるように感じるとすれば、現在の紙幣にも似たような性格があるためだ。イングランド銀行が発行するすべての紙幣に、「この紙幣を持参する者には、要求に従って以下に表示する金額の対価を支払うことを保証する」という魔法のような文言が記されている。紙幣(最初に導入されたのは七世紀の中国)は、紙でできているのだから、本来的には価値はない。ただ、支払いに使えるという約束ごとに基づいているに過ぎない(したがって、西洋にはじめて紙幣が導入された当初は、「約束手形」と呼ばれていた)。機能的には、四〇〇〇年前に古代バビロニアで使われていた粘上製のトークンと同じだ。
〔中略〕
現在、カネはほとんど目に見えない形で動いているが、それがカネというものの本質なのかもしれない。スペインの征服者たちは、カネとは信仰に近い信頼であることを理解できなかった。私たちにカネを支払ってくれる人を信じ、通貨を発行し小切手の換金や振り込みをおこなってくれる機関をも信じる心である。金属がカネなのではない。信用を刻印されたものがカネなのだ。しかも、素材が銀であっても、粘上板でも紙でも液晶画面でも、それほど重要ではないようだ。カネの素材は、なんでも構わない。インド洋のモルディブではタカラガイが通貨として使われたし、太平洋のヤップ島(ミクロネシア連邦)では大きな石貨が用いられた。現代の電子マネーの時代になると、カネは姿さえなくなってしまった。
(ニーアル・ファーガソン『マネーの進化史』) [47] [41]
「ファンジブル」(fungible)って、どういう意味?
トークンは、任意の1単位を、価値または機能を変化させることなく別の1単位に置き換えることができる場合、ファンジブルです。
―― アンドレアス・アントノプロス, ギャヴィン・ウッド, 『マスタリング・イーサリアム』 [48]
ここでは、「ファンジブル」(fungible)という言葉の意味について、お話したいとおもいます。
「ファンジブル」(fungible)という言葉の意味は、「代替可能」というような意味です。ここで言う、「代替可能」という言葉の意味は、意訳すると、「おたがいにおなじ数量のものであれば、取り替えても問題が起こらない」(「おたがいにおなじ数量のものであれば、取り替えることができる」)、というような意味だとおもっていただくといいかもしれません。
この下でお話しているように、日本円は、「代替可能なもの」、つまり、ファンジブルなもの(fungibleなもの)です。
たとえば、AさんとBさんが、二人とも100円をもっているとします。このとき、Aさんがもっている100円と、Bさんがもっている100円は、どちらもおなじものとしてあつかわれます。このように、おなじ数量のものは、おなじものとしてあつかわれるものが、「代替可能なもの」、つまり、ファンジブルなもの(fungibleなもの)です。
また、この下でお話しているように、ビットコインや、EthereumのEther(ETH)などの、仮想通貨(暗号通貨)としてあつかわれるトークンは、「代替可能なトークン」、つまり、ファンジブル・トークン(Fungible Token (FT))です [49]。
ビットコイン(略称は「BTC」)も、さきほどの、「AさんとBさんの100円」のたとえ話とおなじように、「代替可能なもの」、つまり、ファンジブルなもの(fungibleなもの)です [49]。ですので、たとえば、AさんとBさんが、二人とも1BTC(ビットコイン)をもっている場合、Aさんがもっている1BTC(ビットコイン)と、Bさんがもっている1BTC(ビットコイン)は、どちらもおなじもの(代替可能なもの)としてあつかわれます。
また、Ethereum(イーサリアム)のスマートコントラクトを実行するための、手数料 [50]の支払いなどにつかわれる仮想通貨(暗号通貨)として、Ether(イーサ)という仮想通貨(暗号通貨)があります(略称は「ETH」) [51]。さきほどの、「AさんとBさんの100円」のたとえ話とおなじように、Ether(ETH)(イーサ)も、「代替可能なもの」、つまり、ファンジブルなもの(fungibleなもの)です [49]。ですので、たとえば、AさんとBさんが、二人とも1ETH(イーサ)をもっている場合、Aさんがもっている1ETH(イーサ)と、Bさんがもっている1ETH(イーサ)は、どちらもおなじもの(代替可能なもの)としてあつかわれます。
また、Ethereum(イーサリアム)のたくさんある標準規格のなかのひとつに、ERC-20という名前の標準規格があります [52] [37] [38]。このERC-20の標準規格にもとづいてつくられたトークンが、いわゆる、仮想通貨(暗号通貨)です。このERC-20の標準規格にもとづいてつくられたトークン(仮想通貨、暗号通貨)も、日本円や、ビットコインや、Ether(ETH)(イーサ)とおなじように、「代替可能なもの」、つまり、ファンジブルなもの(fungibleなもの)です [35] [49]。(ERC-20の標準規格にもとづいてつくられたトークン(仮想通貨、暗号通貨)は、「ERC20トークン」と呼ばれます。)
たとえば、たくさんあるERC20トークン(仮想通貨、暗号通貨)のなかのひとつに、ベーシック・アテンション・トークン(略称: BAT)という名前のトークン(仮想通貨、暗号通貨)があります [53]。このトークン(BAT)も、日本円や、Ether(ETH)(イーサ)とおなじように、「代替可能なもの」、つまり、ファンジブルなもの(fungibleなもの)です [49]。ですので、たとえば、AさんとBさんが、二人とも1BATをもっている場合、Aさんがもっている1BATと、Bさんがもっている1BATは、どちらもおなじもの(代替可能なもの)としてあつかわれます。
ちなみに、ERC-20の標準規格にもとづいてつくられたERC20トークンの実例としては、たとえば、下記のようなERC20トークンがあります [54] [55]。(ちなみに、下記の「略称」というのは、正確には、「ティッカーシンボル」と呼ばれるコードです。)
- Tether USD (テザーUSD) (略称: USDT)
- Binance Coin (バイナンスコイン) (略称: BNB)
- USD Coin (USDコイン) (略称: USDC)
- Basic Attention Token (ベーシック・アテンション・トークン) (略称: BAT) [53]
- OmiseGO (オミセゴー) (略称: OMG)
- Dai Stablecoin (DAIステーブルコイン) (略称: DAI)
- Binance USD (バイナンスUSD) (略称: BUSD)
- ALIS (アリス) (略称: ALIS) [56] [57] [58] [59] [60] [61] [62] [63] [64] [65]
「ノン・ファンジブル」(non-fungible)って、どういう意味?
ここでは、ノン・ファンジブル・トークン(Non-Fungible Token)という言葉のなかの、「ノン・ファンジブル」(non-fungible)という言葉の意味について、お話したいとおもいます。
「ノン・ファンジブル」(non-fungible)という言葉は、「代替可能」(「ファンジブル」(fungible))の否定形ですので、「代替可能ではない」というような意味の言葉です。日本語では、「代替不可能」や、「非代替」などと翻訳されています。
ここで言う、「代替不可能」や「非代替」といった言葉の意味は、「それぞれのトークン(NFT)が、それぞれ個別の唯一性をもつものとしてあつかわれる」というような意味だとおもっていただけると、いいかとおもいます。
たとえば、ひとつのデジタルデータをNFT化して、複数のNFTをつくった場合は、もとになったデジタルデータがまったくおなじものであったとしても、それぞれのNFTは、それぞれが個別の唯一性をもつものになります。
ちなみに、さきほど、上のほうでもお話したことなのですが、NFT(ノン・ファンジブル・トークン)にまつわる言葉として、つぎの3つの言葉があります。
- ERC721の標準規格
- NFT(ノン・ファンジブル・トークン)
- 「証書」(ディード, deed)
これらの3つの言葉の関係を、おおまかにまとめると、つぎのようなかんじです。
- ERC721という名前の標準規格にもとづいてつくられるトークンが、NFT(ノン・ファンジブル・トークン)です。
- NFT(ノン・ファンジブル・トークン)は、「所有権をもっていることを証明するもの」であることから、「証書」(ディード, deed)と呼ばれることもあります。
この下のいくつかの引用文は、どれも、『マスタリング・イーサリアム : スマートコントラクトとDAppの構築』という本のなかで語られている、上記の3つの言葉についての説明です。
NFT(Non Fungible Token)
「代替不可能なトークン」のこと。「証書」(deed)とも呼ばれる。ERC721 による提案で導入されたトークンの標準である。NFTは追跡および取引することができるが、各トークンは一意で別のものとして扱われる。ERC20トークンのようには交換できない。NFTは、デジタルアセットまたは物理的なアセットの所有権を表すことができる。
(アンドレアス・アントノプロス, ギャヴィン・ウッド, 「用語集」, 『マスタリング・イーサリアム』) [40] [41]
証書(deed)
ERC721提案で導入されたノンファンジブルトークン(Non Fungible Token : NFT)標準。ERC20トークンとは異なり、証書は所有権を証明し、代替不可能。もっとも、少なくとも現在のところ、どの法域でも法的文書として認識されていない。→「NFT」 も参照
(アンドレアス・アントノプロス, ギャヴィン・ウッド, 「用語集」, 『マスタリング・イーサリアム』) [42] [41]
ERC721提案(https://bit.ly/2Ogs7Im)は、「ディード(deed)」という通称で知られるノンファンジブルトークンのための標準です。英語の「deed」は、オックスフォード辞典によると次のような意味です。
deed : 署名され配布される法的文書、特に財産の所有権または法的権利に関する文書。つまり「ディード」は、たとえこれらがいかなる法域においても「法的文書」として認識されなくても、「財産の所有権」という意味を反映させることを意図して用いられています。将来的には、ブロックチェーンプラットフォーム上のデジタル署名に基づく法的所有権が認められるようになるでしょう。
ノンファンジブルトークンは、ユニークなものの所有権を追跡します。所有物とはゲーム内アイテムやデジタルグッズなどのデジタルアイテム、あるいは家、車、さらには芸術作品など、所有権がトークンによって追跡される物理的なアイテムの場合もあります。ディードは負の価値を持つもの、たとえばローン(借金)、抵当権、地役権などを表すこともできます。
(アンドレアス・アントノプロス, ギャヴィン・ウッド, 『マスタリング・イーサリアム』) [43] [41]
NFTの「資産価値」って、なに?
さきほど、上のほうでもお話したように、NFT(ノン・ファンジブル・トークン)というのは、おおまかに言うと、いろいろなもの(データや、モノや、権利など)の「所有権」を、受け渡したり、売り買いできるかたち(トークン)にしたものだとおもっていただくと、わかりやすいのではないかとおもいます。(※ ここで言う「所有権」というのは、法律的な狭い意味での所有権というよりは、比喩的な広い意味での「所有権」だとおもっていただければとおもいます。)
NFT(ノン・ファンジブル・トークン)(「所有権」をトークン化したもの)には、希少性や、流動性(換金性)や、交換価値性などの性質があります。下記の箇条書きは、それらのNFTの性質についての説明です。これらの性質があるので、NFTには資産価値があります。
- NFTは、複製することができない(※下記の注記もご参照ください)。そのため、NFTには希少性がある。
- NFTは、供給量を制限することができる(NFTの発行者が、発行数を決めることができる。また、NFTは複製することができない)。そのため、NFTには希少性がある。
- NFTは、ほかの人たちとのあいだで、売り買いしたり、受け渡すことができる。そのため、NFTに、流動性(換金性)や、交換価値をもたせることができる。
(なぜなら、ここで言う「複製」という言葉の定義のしかた(言葉のとらえかた)は、人によって異なる可能性があり、その定義のしかた(とらえかた)によっては、「NFTは、(場合によっては、)複製することができる」というとらえかたをする人がいる可能性もあるのではないかとおもうからです)。
ですので、この「NFTは、複製することができない」ということを、より誤解されにくい表現にするとすれば、つぎのような説明のしかたもできるのではないかとおもいます。「NFTの情報が、ブロックチェーン(と呼ばれるデータベース)に記録されていることによって生じる、NFTの資産価値は、複製することができない」。
このように、NFTには、希少性や、流動性(換金性)や、交換価値性、などの性質があります。NFTに、資産価値がある理由は、こうした性質があるからです。
自分なりに、NFTを一言で表現すると・・・
「E・M・T ………
『エミリアたん・マジ・天使』の略」
(ナツキ・スバルの言葉「4話 ロズワール邸の団欒」, 『Re:ゼロから始める異世界生活』) [66]
・・・というのは、冗談です(笑)。
Σ(ノ≧ڡ≦)てへぺろ こつーん☆
これは、あくまでも、NFTにたいする、ぼくの個人的な印象なのですが、「NFT(ノン・ファンジブル・トークン)ってなに?」という疑問にたいする、自分なりの答えを、一言で表現するとしたら、
「値打ちのあるもので、ファンと、たのしく!」
(Neuchi no aru mono de Fan to Tanoshiku!)略して、NFT!(笑)
d(≧∀≦)b
・・・というかんじに表現することもできるのではないかな、とおもいます。
もちろん、このような説明は、厳密で正確な説明ではありません。ただ、NFT(ノン・ファンジブル・トークン)のいろいろな側面のなかの、ある側面については、この上のような表現で、言いあらわせているのではないかとおもいます。
そして、個人的には、「値打ちのあるもので、ファンと、たのしく!」ということを実現するための道具としてのNFT(ノン・ファンジブル・トークン)に、とても興味があります。
「いや実際、こうしてられる原動力って全部エミリアたんから始まってっからね。そういう意味でも、これは本気でE・M・T(エミリアたん・マジ・天使)だよ!」
(ナツキ・スバルの言葉 『Re:ゼロから始める異世界生活』) [67]
仮想商店Conataの、VRの3D空間のようなバーチャルコレクションルームで、所有しているNFTをながめてニンマリする
Conataのなかにある、筆者の「マイルーム」
(筆者が自作したNFT(ノン・ファンジブル・トークン)の数々がならんでいます。)
Conataのなかにある、筆者の「マイルーム」・・・から、外へダイブ!
(o≧ω≦)O
仮想商店Conata(此方)のウェブサイト
あなただけの、バーチャルコレクションルーム
バーチャルに生きる人のための仮想商店「Conata」。
Conataで購入したグッズは世界で唯一無二のあなたのデータ。
さぁ、「異なる世界線」を旅してあなただけのグッズを集めよう。
(出典: 「Conata World」) [68]
Conataってなに?
Conataとは難しく言うとデジタル証明書発行売買所です
簡単に言うと仮想商店。Conataではあらゆるデジタルデータを権利保護されたバーチャルグッズとして販売、配布が可能です。
後に書きますがConataで発行したアイテムは特殊な機能を持っています。
(出典: 「バーチャルで生きる世界をつくるために仮想商店を開きます|mekezzo@仮想商店街Conata店主|note」) [68]
仮想商店Conataの「バーチャルコレクションルーム」で、所有しているトークン(NFT)をながめてみた
この下の画像に写っているのは、仮想商店Conataのなかにある、筆者の「マイルーム」です。この「マイルーム」には、筆者が自作したNFT(ノン・ファンジブル・トークン)の数々がならんでいます。
此方商店街の、ππ来来電脳ショップをおとずれて、VTuberの希来里パイさんに会う
この下の画像に写っているのは、此方商店街にある、ππ来来電脳ショップです。店内には、猫店長さんと、希来里パイさんがいらっしゃいます。
参考: 仮想商店Conataの関連サイトなどの参考情報
(参考)
仮想商店Conata公式サイト
Conata World
https://conata.world/
(下記の引用文は、上記のURLのページからの引用です。閲覧日: 2020年3月13日)
あなただけの、バーチャルコレクションルーム
バーチャルに生きる人のための仮想商店「Conata」。
Conataで購入したグッズは世界で唯一無二のあなたのデータ。
さぁ、「異なる世界線」を旅してあなただけのグッズを集めよう。
(参考)
Conata World
https://conata.world/shops/top
(参考)
mekezzo@仮想商店街Conata店主|note
https://note.com/conata_world
(参考)
バーチャルで生きる世界をつくるために仮想商店を開きます|mekezzo@仮想商店街Conata店主|note
https://note.com/conata_world/n/n8bf66b569104
(下記の引用文は、上記のURLのページからの引用です。閲覧日: 2020年3月13日)
Conataってなに?
Conataとは難しく言うとデジタル証明書発行売買所です
簡単に言うと仮想商店。Conataではあらゆるデジタルデータを権利保護されたバーチャルグッズとして販売、配布が可能です。
後に書きますがConataで発行したアイテムは特殊な機能を持っています。
(参考)
VRとブロックチェーンの何がいいの?|mekezzo@仮想商店街Conata店主|note
https://note.com/conata_world/n/nf3414ea310a7
(参考)
てぃーらサンさんはTwitterを使っています 「衣装試作&もろもろアップデートしたのでconataで確認。 ALISの紅白勝利バッジ(NFT)がちゃんと表示されてて感動。 https://t.co/9CL1SeKO9y」 / Twitter
https://twitter.com/qdrbp/status/1230855756343169030
https://twitter.com/qdrbp/status/1230855756343169030
(参考)
仮想商店街conataに行ってきた | ALIS
https://alis.to/Tra/articles/3PYp1dwMrzEZ
(参考)
仮想商店街Conataさん (@conata_world) / Twitter
https://twitter.com/conata_world
(参考)
mekezzo@仮想商店街店主 Blockchain x VRさん (@mogmogvr) / Twitter
https://twitter.com/mogmogvr
(参考)
希来里パイ @MV【ラビュリントス】みてね!!さん (@piepielielie) / Twitter
https://twitter.com/piepielielie
(余談)
アートとブロックチェーンの“掛け算”が切り拓く未来:スタートバーン施井泰平×シグマクシス柴沼俊一|WIRED.jp
https://wired.jp/2019/11/06/sigmaxyz-startbahn-ws/
Cryptovoxelsのメタバース: 街のなかの、土地・建物や、絵画や芸術作品などの、いろいろなものがトークン(NFT)になっている仮想都市オリジンシティ
Cryptovoxelsの仮想都市オリジンシティ探検ツアーの映像
(倍速ダイジェスト版)
ごちゃまぜ図書館 (Mingle Mangle Library) 創立記念:
Cryptovoxelsの仮想都市オリジンシティ探検ツアーの映像
(このCryptovoxels(クリプトボクセルズ)についてのお話については、こちらの記事に移行させましたので、そちらでご覧いただけます。)
CryptovoxelsのVR空間(メタバース)で展覧会を開催して、西垣至剛さんの絵画作品を展示してみました in ごちゃまぜ図書館
1分でわかる西垣至剛展 in Cryptovoxels
(倍速ダイジェスト版)
西垣至剛展 in Cryptovoxels の看板
Cryptovoxels(クリプトボクセルズ)という名前のメタバース(仮想空間)で展覧会を開催して、画家の西垣至剛(にしがきよしたか)さんの絵画作品を展示してみました。
この展覧会のくわしいことについては、こちらの記事をご覧ください。
参考: CryptovoxelsのVR空間(メタバース)に、NFT(ノンファンジブルトークン)の絵画作品を展示している様子
NFT(ノンファンジブルトークン)の絵画作品の展示
(「ごちゃまぜ図書館」の2階の保管室)
in Cryptovoxels
(倍速ダイジェスト版)
この上の動画と、この下の動画は、Cryptovoxelsのなかの「ごちゃまぜ図書館」に展示している、NFT(ノンファンジブルトークン)の絵画作品の様子を撮影した映像です。
Cryptovoxelsのメタバース(仮想空間)のなかに展示されている、NFT(ノンファンジブルトークン)の絵画作品(画像)は、絵画(画像)の周囲に、ゆっくりと光っている額縁のようなものがついています。
ですので、絵画(画像)の周囲に、ゆっくりと光っている額縁(のようなもの)がついていれば、その絵画(画像)が、NFT(ノンファンジブルトークン)である、ということがわかります。
Cryptovoxelsのメタバース(仮想空間)のなかに展示されている、NFT(ノンファンジブルトークン)の絵画作品をクリック(タップ)すると、そのNFTの題名や説明文、世界最大級のNFTのマーケットプレイス(電子市場)であるOpenSeaのなかのそのNFTのページへのリンク、などが表示されます。
NFT(ノンファンジブルトークン)の絵画作品の展示
(「ごちゃまぜ図書館」の2階の保管室)
in Cryptovoxels
(通常速度版)
この下のURLは、Cryptovoxelsのなかの、ごちゃまぜ図書館がある場所(区画)のURLです。
この下のURLにアクセスすることで、ごちゃまぜ図書館に行くことができます。
Cryptovoxelsのなかの、ごちゃまぜ図書館がある場所(区画)のURL
Cryptovoxels
https://www.cryptovoxels.com/play?coords=N@142E,375S
(参考)
Cryptovoxelsの公式サイトのなかの、ごちゃまぜ図書館の区画についてのページ
Mingle Mangle Library (ごちゃまぜ図書館) 🗺️ - 2 Phase Crescent - Cryptovoxels
https://www.cryptovoxels.com/parcels/1651
Decentralandのメタバース: たくさんの芸術作品がある美術館地区や、ショッピングモールや、寺社仏閣がある仮想都市ジェネシスシティ
Decentralandの仮想都市ジェネシスシティ探検ツアーの映像
Decentralandの仮想都市ジェネシスシティ探検ツアーの映像
(このDecentraland(ディセントラランド)についてのお話については、こちらの記事に移行させましたので、そちらでご覧いただけます。)
Decentralandのメタバース(仮想空間)で展覧会を開催して、西垣至剛さんの絵画作品を展示してみました in ごちゃまぜ図書館分館
1分でわかる西垣至剛展 in Decentraland (ディセントラランド)
(倍速ダイジェスト版)
西垣至剛展 in Decentraland (ディセントラランド) の看板
Decentraland(ディセントラランド)という名前のメタバース(仮想空間)で展覧会を開催して、画家の西垣至剛(にしがきよしたか)さんの絵画作品を展示してみました。
この展覧会のくわしいことについては、こちらの記事をご覧ください。
Somnium SpaceのVR空間(メタバース)で展覧会を開催して、西垣至剛さんの絵画作品を展示してみました in ごちゃまぜ図書館分館
1分でわかる西垣至剛展 in Somnium Space
(倍速ダイジェスト版)
西垣至剛展 in Somnium Space の看板
Somnium Space(ソムニウムスペース)という名前のVR空間(メタバース、仮想空間)で展覧会を開催して、画家の西垣至剛(にしがきよしたか)さんの絵画作品を展示してみました。
Somnium Spaceというのは、NFT(ノンファンジブルトークン)と呼ばれるブロックチェーントークンを活用した仮想空間(VR空間、メタバース)を提供しているウェブアプリケーションです。
「Somnium Spaceのメタバース(仮想空間)全体の地図」のなかの、
展覧会会場である「ごちゃまぜ図書館 Somnium Space分館」の場所
この展覧会のくわしいことについては、こちらの記事をご覧ください。
「海賊王の剣になる前に、勇者ロトが持っていた伝説の剣」: NFTのブロックチェーンに刻まれたストーリーの価値(感情的価値)が、パラメーターの価値(機能的価値)を超える
すべては物語の問題である。
私たちが悩みを抱えているのは良い物語がないからだ。
私たちは一つの物語の終わりと新しい物語の始まりの間にいる。
昔話はもはや機能しない。
しかし私たちはまだ新しい物語を読んでいない。
―― Thomas Berry "The New Story" [18] [19]
よい物語とはもちろんすべて絵と思想からなる。
それらがよく混ざりあうほど、問題はうまく解決する。
ヘンリー・ジェイムズ「ギ・ド・モーパッサン」
―― アルベルト・マングェル「物語と絵: ありふれた鑑賞者」のエピグラフ(題句), 『奇想の美術館』 [71]
―― 陳勝の言葉 「陳渉世家」, 『史記』 [72]
「オレの残した宝は、世界のどこかに置いてきた。
それを見つけたヤツが海賊王だ!」って感じで言った瞬間、大海賊時代が始まるのよ、ゲームの中で。
で、あちこちんなかんとこで、
最果ての島に行って、はたと剣を見つけて、
ブロックチェーンを参照したら、「これは、ガチ、海賊王の剣じゃん!」
みたいな。
(国光宏尚「U25が今「ブロックチェーン業界」に身をおくべき理由」(53:53~54:16)) [74] [41]
スマートコントラクトがおもしろいのが、
そこにコンテクストを書き込めるんだよね。さっき言った、
「海賊王が持ってて、その前に、勇者ロトが持ってた剣」
って感じとかが、
ちゃんとブロックチェーン上で参照できるから、
そうなると、そのアイテム自体に、
ストーリーが生まれるのよね。
(国光宏尚「U25が今「ブロックチェーン業界」に身をおくべき理由」(54:49~55:07)) [75] [41]
「…何も知らんようだな…
こいつは スライムなどでは無い………
いや 生き物ですら無いのだ
これは 道具だ…!!!
神々が造った “生きた道具”
神の涙と 魔界では呼ばれている…
神々の力をわずかながら内に秘め
手にした者の願いをかなえ
奇跡を起こす……!!
これによって天地魔界のバランスは
幾度となく崩されたという!!!
力無き者が これを手にすることによって
突如 大きな力を持つこともできるからだ!!!」
(神の涙(ゴメちゃん(ゴールデンメタルスライム))について語る大魔王バーンの言葉, 「神の涙の巻」, 『ダイの大冒険』) [77]
ブロックチェーンの活用事例: ブロックチェーンゲームのマイクリプトヒーローズと、ドリームシェアリングサービスのFiNANCiE
ここから、すこし下のほうにスクロールしたところにあるYouTube動画のなかで、國光宏尚(国光宏尚)さんが、ゲームにおけるブロックチェーンの活用事例のひとつとして、つぎのような話をしてくださっています。その話というのは、おおまかに言うと、「ブロックチェーンをつかって、ゲームのなかのアイテムをNFT化(ノン・ファンジブル・トークン化)することで、そのアイテムにたいして、そのアイテムにまつわるストーリーがつけくわえられるようになる。そして、そのアイテムにまつわるストーリーがあることによって、そのアイテム(NFT)の資産価値が上がる」というような意味のお話です。
ちなみに、国光宏尚さんは、株式会社gumiの創業者で、現在は会長です。国光さんひきいるgumiは、ブロックチェーンゲームのMy Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ(通称: マイクリ))を開発・運営しているdouble jump.tokyo 株式会社にも、出資(投資)しています。
(※ ちなみに、マイクリプトヒーローズの運営元であるdouble jump.tokyo 株式会社の代表取締役の上野広伸さんについては、落合陽一さんや、齋藤精一さんの「SENSORS」の番組に、上野さんがゲストとして出演されているYouTube動画が、おもしろくて参考になるのではないかとおもいます。)
ついでながら、国光宏尚さんは、FiNANCiE(フィナンシェ)の創業者でもあります。FiNANCiEは、実現したい夢がある人と、それを支援するファンやサポーターの人たちをつないで、一緒に夢を実現していくためのSNS(ドリームシェアリングサービス)(ブロックチェーンSNS)です。具体的には、実現したい夢がある人は、FiNANCiEの機能をつかって、ブロックチェーンをつかったトークンを発行して、そのトークンをファンやサポーターの人たちに買ってもらうことで、資金調達をすることができます。
つまり、FiNANCiEの機能をつかうことで、たくさんの人たちから資金を調達するクラウドファンディングの手法のひとつである、ICO(イニシャル・コイン・オファリング, Initial Coin Offering) [80]の個人版のようなこと、あるいは、個人版の「新規株式公開」(IPO, イニシャル・パブリック・オファリング, Initial Public Offering)とでも言うようなことを、おこなうことができるということです。
(※ FiNANCiE(フィナンシェ)のくわしいことについては、幻冬舎さんの「あたらしい経済」の企画としておこなわれた、FiNANCiEの経営陣の方々へのインタビューの記事をご参照ください。また、国光宏尚さんご自身がお書きになった、FiNANCiEについての記事では、FiNANCiEをとおして、「夢がみんなの「共有財産」になる世界」や、「誰かの「自己実現」を軸にして、「善意」によって世界が回る」ということを実現したい、という国光さんのおもいが語られています。)
NFTアイテムの唯一性と資産性: 「ブロックチェーンを参照したら、『これは、ガチ、海賊王の剣じゃん!』みたいな」
この下の文章は、この上のYouTube動画のなかの、「53:19~54:33」や、「54:49~55:42」のあたりで、國光宏尚(国光宏尚)さんが話してくださっていることを書き起こしたテキストです。
その話の具体的な内容としては、おもに、「ブロックチェーンをつかって、ゲームのなかのアイテムをNFT化(ノン・ファンジブル・トークン化)することで、そのアイテムにたいして、そのアイテムにまつわるストーリーがつけくわえられるようになる。そして、そのアイテムにまつわるストーリーがあることによって、そのアイテム(NFT)の資産価値が上がる」というようなかんじのお話です。
このすぐ下の文章は、この上のYouTube動画のなかの、「53:19~54:33」のあたりで、國光宏尚(国光宏尚)さんが話してくださっていることを書き起こしたテキストです。
例えば、もう一個、別のアイデアで言ってんのが、
今までのMMORPGって、トッププレーヤーが引退する時って、
地味に辞めていくことない?でも、もし、これがブロックチェーン上にあって、
すべてのアイテムがユニークで資産性があったとすると、
例えばよ、
そのMMOの中のトッププレーヤーが居たときに、
引退する時に、YouTubeとかでビデオ撮ってんのよ。で、引退したその日にそのビデオが流れて、
「このビデオが流れてるってことは、オレはこの世にいない。
オレの残した宝は、世界のどこかに置いてきた。
それを見つけたヤツが海賊王だ!」って感じで言った瞬間、大海賊時代が始まるのよ、ゲームの中で。
で、あちこちんなかんとこで、
最果ての島に行って、はたと剣を見つけて、
ブロックチェーンを参照したら、「これは、ガチ、海賊王の剣じゃん!」
みたいな。
とかって感じができてくると、
そこがね、パラメーター以上の価値を持つみたいな。ま、なんで、そういう感じでいくと、
結局ね、ブロックチェーンが関わるって感じのことで、
「まったく今までに無い、ブロックチェーンならでは」って感じが
生まれてくるだろうなみたいな。ここは、けっこう大きい。
(国光宏尚「U25が今「ブロックチェーン業界」に身をおくべき理由」(53:19~54:33)) [83] [41]
NFTアイテムの物語: 「マリー・アントワネットが持ってて、ハプスブルクなんたらが持って、ナポレオンがなんたら、とか」
このすぐ下の文章は、この上のYouTube動画のなかの、「54:49~55:42」のあたりで、國光宏尚(国光宏尚)さんが話してくださっていることを書き起こしたテキストです。
あと、もう一個で言うと、
スマートコントラクトがおもしろいのが、
そこにコンテクストを書き込めるんだよね。さっき言った、
「海賊王が持ってて、その前に、勇者ロトが持ってた剣」
って感じとかが、
ちゃんとブロックチェーン上で参照できるから、
そうなると、そのアイテム自体に、
ストーリーが生まれるのよね。で、結局、リアルな世界のモノの価値って、
「なんで、ルイ・ヴィトンに価値があるか?」っていうと、
やっぱ、供給量が限定されてるから。とか、
昔の宝石から何からって、価値があるっていうのは、
供給量が限定されて、なおかつ、コンテクストがある。「〔例えば、もともとは、〕マリー・アントワネットが持ってて、〔その次に、〕ハプスブルクなんたらが持って、〔その次に、〕ナポレオンがなんたら」とか。
これがやっぱ、リアルな世界での価値って感じのとこやから、
なんでその、
「供給量を限定できる」っていうのと、
「誰が持ってた」っていうコンテクストを含む
って感じのところを持てるっていうのが、
それが、ネット上で完結できるっていうのが新しい。
(国光宏尚「U25が今「ブロックチェーン業界」に身をおくべき理由」(54:49~55:42)) [86] [87] [41]
上記の、「NFTにストーリー的な価値(感情的価値)がうまれる」ということについての、国光さんのお話は、ゲームのなかのアイテム(NFT)だけにとどまらず、そのほかのいろいろな種類のNFTについても、おなじようなことが言えるのではないかとおもいます。
また、「いろいろな種類のNFTにたいして、感情的価値(ストーリー的な価値)が付け加えられることで、人々の価値基準が、従来の、よくある、機能的価値(パラメーター的な価値)だけしか見ない単一的な価値基準から、もっと多様で複合的な価値基準に変わっていく」ということも、起こっていくのではないかとおもいます。
参考1: 「あたらしい経済」のサイト内の、「U25が今「ブロックチェーン業界」に身をおくべき理由」の講演についてのページ
【参考1】
この下のリンクの記事は、「あたらしい経済」のウェブサイトのなかの、さきほど紹介した、「U25が今「ブロックチェーン業界」に身をおくべき理由」の講演についてのページです。ご参考までに。
「U25が今ブロックチェーン業界に身をおくべき理由」gumi國光宏尚氏、LayerX榎本悠介氏、あたらしい経済竹田匡宏 | あたらしい経済
https://www.neweconomy.jp/features/eventsound/38816
参考2: 「海賊王の剣のたとえ話」を書き言葉にした、文語体の文章の記事
【参考2】
ちなみに、さきほど引用した「海賊王の剣のたとえ話」は、下記のリンクの記事にも掲載されています。さきほどの引用文は、話し言葉の口語体の文章でしたが、下記のリンクの記事では、書き言葉の文語体の文章になっています。ですので、場合によっては、こちらのほうが読みやすいかもしれません。
僕がVTuberとVR、ブロックチェーンに懸ける理由 「自律分散型メタバースと民主主義2.0」|国光宏尚 gumi (Hiro Kunimitsu)|note
https://note.com/hkunimitsu/n/n4898e7daea73
MMOのRPGで、そこに登場する剣や、鎧などが、仮にブロックチェーン上で管理されてユニークで資産性を持ったらどうなるでしょうか。
そう考えると、今までのゲームとは大きく変わっていくのではないか、と考えています。
例えば、MMOのゲームにブロックチェーンを組み込み、海賊王を目指す大海賊ゲームみたいなものがあると仮定します。MMOでトッププレイヤーが引退する時、その引退する次の日くらいに、そのトップレイヤーが、持ち物や宝をその世界のどこかに置いてきた、見つけたやつが海賊王だ、といった感じで発表したとすると、みんな探しにいくわけじゃないですか。
それで、どこかのゲーム内のエリアで、そのトッププレイヤーの剣を発見した人がいて、ブロックチェーン上でそれが昔トッププレイヤーの持っていた剣だと参照できると、その剣はプライスレスな価値を持ちます。
そういうMMOの世界で自分の持っている持ち物が誰かに渡って継承されていくような形になれば、今までにないゲームになるのだろうなと考えております。
(国光宏尚 「僕がVTuberとVR、ブロックチェーンに懸ける理由 「自律分散型メタバースと民主主義2.0」」) [89] [41]
世界経済フォーラム講演2020「トークン資産からトークンエコノミーへ」: 大人も子供も、おねーさんも。
大人も子供も、おねーさんも。
―― 『MOTHER 2』のキャッチコピー [15] [16] [17]
The phrase that you used in the introduction, which is "Is this going to democratize access to capital or ownership in things?" I think that's what gets us all very excited about this. And I think that's very real.
〔意訳: この講演の冒頭で、「いろいろな資産をトークン化して売買する(流動性をもたせる)ことができるようになることで、普通の人たちが、資本市場から資金調達をすることができるようになったり、いろいろなモノの所有権を得ることができるようになる」という未来像が提示されました。私たちは皆、この未来について、とてもワクワクしています。そして、そのような未来は、かならず実現するだろうと思います。〕
―― ジェレミー・アレールの言葉「トークン資産からトークンエコノミーへ」, 世界経済フォーラム年次総会2020 [90] [12]
ダボス会議での講演「トークン資産からトークンエコノミーへ」("From Token Assets to a Token Economy")
2020年1月21日~1月24日の期間に、スイスのダボスで、世界経済フォーラムの2020年の年次総会(通称: ダボス会議)(World Economic Forum Annual Meeting Davos 2020)が開催されました。
この世界経済フォーラムのイベントのなかでおこなわれた講演のなかのひとつとして、「トークン資産からトークンエコノミーへ」と題された講演が開催されました。(この講演の原題は、"Issue Briefing: From Token Assets to a Token Economy"です。「Issue Briefing」(イシュー・ブリーフィング)という言葉の意味は、「重要な話題についての概要解説」というような意味だろうとおもいます)。その講演の映像を撮影した動画は、こちらのリンクのページで見ることができます。
この講演の登壇者は、つぎの3人の方々です。
- ジェレミー・アレール(Jeremy Allaire): アメリカ合衆国ドルと連動するステーブルコインのUSDコイン(USDC)で有名な、サークル社(Circle Internet Financial)の創業者、CEO。(参考記事)
- ネーハ・ナルラ(Neha Narula): MIT(マサチューセッツ工科大学)のメディアラボ(MIT Media Lab)の、デジタル通貨イニシアチブ(Digital Currency Initiative)の責任者。(参考動画)
- シーラ・ウォレン(Sheila Warren)(司会者): 世界経済フォーラムの、ブロックチェーンと分散台帳の技術についての部門の代表者。(参考ページ)
この「トークン資産からトークンエコノミーへ」という講演で語られた話の内容は、おおまかに言うと、「いろいろな資産がトークン化(tokenized)されるようになることで、いろいろな資産の流動性(換金性)が高まり、これまでは、資本市場から資金を調達することができなかった人たちや、プロジェクトでも、資金を調達することができるようになってきている」ということについての、利点や、欠点や、事例などについての話です。
この講演では、「トークン化された資産」(tokenized assets)という言葉が何度も出てきます。「トークン化された資産」には、いろいろな種類のものがあります。この講演では、それらのなかでも、とくに、いろいろな「権利」をトークン化したものについての話や、事例紹介などが、多くなされていました。具体的には、たとえば、つぎのような話や事例などがありました(一部、意訳しているところもあります)。
- デジタル化されたドル。(2:05あたり)
- 金(ゴールド)の所有権をトークン化して、流通させる。(2:15あたり)
- ひとつの芸術作品の所有権を分割してトークン化することで、資本市場で流通させやすくする。(分割所有、共同所有、協同所有)(2:44あたり)
- NBAのスター選手(バスケットボール選手/スポーツ選手)が、自分が将来あげるであろう収益にたいして投資してもらうためのトークンを発行した。(2:45あたり)
- 不動産のような、物理的な資産も、トークン化することで、ひとつの資産の所有権を分割して、資本市場で流通させやすくすることができる。(分割所有、共同所有、協同所有)(3:05あたり)
- 炭素の排出権の権利をトークン化することで、市場で売り買いできるようにしたオーストラリアの会社の事例。(3:18あたり)
- アンディー・ウォーホルの芸術作品の所有権を、こまかく分割して、トークン化することで、資本市場で流通させやすくする。(分割所有、共同所有、協同所有)(3:45あたり)
- 誰でも参加できる「トークン化された資産」のマーケットプレイス(デジタル市場)が登場することで、たとえば、「インドの農家の人が、農作物の将来の収穫を得る権利をトークン化して、そのトークンを19歳の投資家が買うことで、資本市場からの資金調達が成立する」、といったことが可能になる。(8:40あたり)
このように、この講演の議題となっているトークン(「トークン化された資産」(tokenized assets))は、ここまでに、この記事のなかでお話させていただいたような種類のトークンとは、すこしちがう種類のトークンであるようにかんじられるかもしれません。
ですが、この講演のなかで語られている、「いろいろな資産をトークン化して売買する(流動性をもたせる)ことができるようになることで、普通の人たちが、資本市場から資金調達をすることができるようになったり、普通の人たちが、いろいろなモノの所有権を得ることができるようになる」 という未来像は、「個人が、トークン(NFT)を販売することで、研究や、創作や、値提供のための活動資金を得る」、ということを考えるうえで、参考になるところがあるのではないかとおもいます。
ちなみに、上記の事例のなかの、「NBAのスター選手(バスケットボール選手/スポーツ選手)が、自分が将来あげるであろう収益にたいして投資してもらうためのトークンを発行した」というのは、具体的には、NBAのスター選手である、スペンサー・ディンウィディー(Spencer Dinwiddie)さんが、Ethereumのプラットフォームをつかって、自分の契約をトークン化することで、130万ドル(約1億3000万円)を調達したことを指しているのではないかとおもいます。
(参考記事)
NBA Star Spencer Dinwiddie's Crypto-Fueled Social Media App Raises $7.5 Million – Blockchain Bitcoin News
https://news.bitcoin.com/nba-star-spencer-dinwiddies-crypto-fueled-social-media-app-raises-7-5-million/
この「トークン資産からトークンエコノミーへ」の講演の映像は、下記のYouTube動画でも見ることができます。
この下の引用文は、「トークン資産からトークンエコノミーへ」の講演の動画のなかの、「6:24~8:22」(6:24~6:35, 〔中略〕, 7:28~8:22)のところで、ジェレミー・アレール(Jeremy Allaire)さんが語っておられる内容です。
The phrase that you used in the introduction, which is "Is this going to democratize access to capital or ownership in things?" I think that's what gets us all very excited about this. And I think that's very real.
[...]
We have capital markets [...] they're very efficient. You have the New York Stock Exchange, NASDAQ. But who participates in those is really limited [...] the ability to access capital as a startup, a small business and entrepreneur all the way as you grow is limited. And so we don't have markets in the same way that we have these open marketplaces in commerce and transportation and these other things. We don't have those markets and capital or an ownership and investing. And so I think the promise of this is "Can we actually create capital markets that are as open and global as what we have in e-commerce and these other, and even in realms like content publishing and sharing?"
〔意訳: この講演の冒頭で、「いろいろな資産をトークン化して売買する(流動性をもたせる)ことができるようになることで、普通の人たちが、資本市場から資金調達をすることができるようになったり、いろいろなモノの所有権を得ることができるようになる」という未来像が提示されました。私たちは皆、この未来について、とてもワクワクしています。そして、そのような未来は、かならず実現するだろうと思います。
〔中略〕
ニューヨーク証券取引所や、NASDAQに代表される、現在の資本市場は、とてもうまく機能しています。ですが、それらの資本市場で資金調達をすることができるのは、ほんの一握りのごくわずかな人たちだけです。スタートアップや、中小企業、起業家などは、事業を成長させるために必要な資金を資本市場から調達しようとしても、なかなかできません。商品のネット販売の分野では、誰でも手軽に、マーケットプレイス(デジタル市場)や、流通網などを利用して、商品の売買をすることができます。ですが、資本市場や、所有権の市場や、投資の市場は、そのような、誰でも手軽に売買することができるマーケットプレイス(デジタル市場)ではありません。資本市場や、コンテンツビジネスの分野においても、商品のネット販売の分野のように、世界中の誰でも手軽に売買することができるマーケットプレイス(デジタル市場)が登場するでしょう。〕
(ジェレミー・アレールの言葉「トークン資産からトークンエコノミーへ」, 世界経済フォーラム年次総会2020) [93] [12] [41]
この下の引用文は、「トークン資産からトークンエコノミーへ」の講演の動画のなかの、「28:18~29:07」(28:18~28:30, 〔中略〕, 28:53~29:07)のところで、ジェレミー・アレール(Jeremy Allaire)さんが語っておられる内容です。
I would just have one last comment on this is it's, I think it was very hard for people to imagine the long tail of content or of retail of commerce that the internet brought.
[...]
So the long tail of capital and the long tail of things that are investable with capital is quite large. And it's hard for us to imagine what an efficient global marketplace for that would be. But I think that's where we're trying to point this.
〔意訳: 今回の議題について、最後に指摘しておきたいことがあります。それは、「かつて、ほとんどの人たちは、インターネットの登場によって、コンテンツ販売や、小売業において、ロングテール商品の販売が成り立つようになる(市場規模が小さくて売上の少ない商品であっても、数多くの種類をそろえて、多品種少量販売をすることで、利益をあげることができるようになる)なんて、想像すらできなかった」ということです。
〔中略〕
ですので、資本市場や、モノの所有権の市場における、「トークン化された資産」のロングテール販売(多品種少量販売)の市場規模と、そこに投資される資金は、とてつもなく巨大なものになるでしょう。現時点では、そのような、誰でも手軽に「トークン化された資産」を売買することができる、世界規模のマーケットプレイス(デジタル市場)が登場するなんて、想像できないかもしれません。ですが、そのような、誰でも参加できる「トークン化された資産」の市場が実現する可能性がある、ということこそが、私たちがお伝えしたいことなのです。〕
(ジェレミー・アレールの言葉「トークン資産からトークンエコノミーへ」, 世界経済フォーラム年次総会2020) [94] [12] [41]
下記のリンクは、この「トークン資産からトークンエコノミーへ」("From Token Assets to a Token Economy")の講演の映像を撮影した動画が掲載されているページのリンクです(世界経済フォーラム(World Economic Forum)のウェブサイト内のページ)。
From Token Assets to a Token Economy > World Economic Forum Annual Meeting | World Economic Forum
https://www.weforum.org/events/world-economic-forum-annual-meeting-2020/sessions/from-token-assets-to-a-token-economy
(参考)
NFT Valuation, Lending & Borrowing: Putting Non-Fungible Assets to Work
https://medium.com/@Andrew.Steinwold/nft-valuation-lending-borrowing-putting-non-fungible-assets-to-work-ce92c61bad50
登壇者の紹介1: ステーブルコインのUSDコイン(USDC)の、ジェレミー・アレール(Jeremy Allaire)さんについて
Reflections on crypto acceptance from Davos — https://t.co/cC0Ymixb53
— Jeremy Allaire (@jerallaire) February 4, 2020
さきほど、上のところで紹介した、世界経済フォーラムの「トークン資産からトークンエコノミーへ」の講演の登壇者の一人である、ジェレミー・アレール(Jeremy Allaire)さんは、アメリカ合衆国ドルと連動するステーブルコインのUSDコイン(USDC)で有名な、サークル社(Circle Internet Financial)の創業者であり、CEOです。
(参考記事)
リブラ、デジタル人民元、ステーブルコイン──デジタル通貨戦争の「3つの戦線」 | CoinDesk Japan | コインデスク・ジャパン
https://www.coindeskjapan.com/27484/
登壇者の紹介2: MITのメディアラボの、デジタル通貨イニシアチブの、ネーハ・ナルラ(Neha Narula)さんについて
I gave a TED talk about cryptocurrencies and it's the featured talk on https://t.co/ZKKagdXCPx today! https://t.co/zthH0B8kRj
— Neha Narula (@neha) September 12, 2016
さきほど、上のところで紹介した、世界経済フォーラムの「トークン資産からトークンエコノミーへ」の講演の登壇者の一人である、ネーハ・ナルラ(Neha Narula)さんは、MIT(マサチューセッツ工科大学)のメディアラボ(MIT Media Lab)の、デジタル通貨イニシアチブ(Digital Currency Initiative)の責任者です。
Neha Narula: The future of money | TED Talk
https://www.ted.com/talks/neha_narula_the_future_of_money
登壇者の紹介3(司会者): 世界経済フォーラムの、ブロックチェーン部門の代表者の、シーラ・ウォレン(Sheila Warren)さんについて
Such a great profile of the #WEF's @sheila_warren. I'm really looking forward to her keynote at Hyperledger Global Forum in March! https://t.co/PT7X3JKWrq
— brianbehlendorf (@brianbehlendorf) February 1, 2020
As the WEF Warms Up to Crypto, Its Head of Blockchain Talks Empowerment
https://cointelegraph.com/news/as-the-wef-warms-up-to-crypto-its-head-of-blockchain-talks-empowerment
さきほど、上のところで紹介した、世界経済フォーラムの「トークン資産からトークンエコノミーへ」の講演の司会者である、シーラ・ウォレン(Sheila Warren)さんは、世界経済フォーラム(World Economic Forum (WEF)(日本語版サイト))の、ブロックチェーンと分散台帳の技術についての部門の代表者です。
シーラ・ウォレンさんは、「トークン資産からトークンエコノミーへ」("From Token Assets to a Token Economy")の講演では、司会者をつとめておられました。
(参考: シーラ・ウォレン(Sheila Warren)さんのプロフィールページ(世界経済フォーラムのウェブサイト内のページ))
Sheila Warren - Agenda Contributor | World Economic Forum
https://www.weforum.org/agenda/authors/sheila-warren/
.@sheila_warren and the #blockchain team at @wef have put forward valuable insights on #CBDC #DigitalCurrencies and how public-private approaches can advance #FinancialInclusion. #WEF20 #TechForGood https://t.co/DxNpSljHOf
— Dante Disparte (@ddisparte) January 25, 2020
参考: だれでも不動産トークン(NFT)の売買ができるようになる「Blocksquare」
上のところで紹介した、「トークン資産からトークンエコノミーへ」("From Token Assets to a Token Economy")の講演のなかでも紹介されていた、「だれでも、不動産をトークン化して、流通市場で売り買いできるようになる」、という話についての参考情報として、だれでも不動産トークン(NFT)の売買ができるようになるという「Blocksquare」を紹介します。
Blocksquareの公式サイト
Blocksquare - Real Estate on the Block
https://blocksquare.io/
(参考)
NFTの使われ方のひとつ「blocksquare」プロジェクトとは? | AIre VOICE(アイレボイス) | ブロックチェーン情報発信メディア
https://aire-voice.com/blockchain/4954/
ちなみに、Antony Welfareさんという人が書かれた『Commercializing Blockchain: Strategic Applications in the Real World』(日本語仮題『ブロックチェーン技術を商業化する: 物理世界への戦略的応用』)という本のなかに、この下に引用した文章があり、このなかに、「Blocksquare」についての記述があります。ご参考までに。
NFTs go beyond digital collectibles. NFTs give the opportunity to tokenize real-world goods, which can be much more fruitful from an investment perspective. There are many projects happening in art (Artory with Christie's), Real Estate (BlockSquare), ticketing (Upgraded), and high-end fashion (MonoChain). NFTs can be the backbone of a new Blockchain-powered economy. We will explore below more potential use cases.
〔意訳: NFTが秘めている可能性は、「単なる、収集価値のあるデジタルグッズ」というだけではなく、それをはるかに超えるものです。NFTの仕組みを利用すると、物理的なモノをトークン化(NFT化)することができます。物理的なモノは、トークン化(NFT化)されることによって、それまでよりも、はるかにすぐれた投資対象になります。すでに、下記のような、いろいろな分野で、「物理的なモノをトークン化(NFT化)する」という仕組みを活用したプロジェクトが動き出しています。
- アートの分野: Artory (artory.com) (パートナー企業: オークションハウス(競売会社)の Christie's)
- 不動産の分野: BlockSquare (blocksquare.io)
- チケットの発券業務の分野: Upgraded (upgraded-inc.com)
- 高級ファッションブランドの分野: MonoChain (monochain.org)
このように、NFTは、ブロックチェーンを活用した新しい経済を支える、中心的な主柱になり得るものです。ここからは、具体的なNFTの活用事例を紹介しながら、NFTが秘めている可能性を、さらに探っていきたいとおもいます。〕
(Antony Welfare, Commercializing Blockchain: Strategic Applications in the Real World) [23] [12] [41]
Unlock Protocol: 「時は流れて 秘密は解かれ 世界は広がっていく」
「時は流れて 秘密は解かれ 世界は広がっていく」
―― 『KINGDOM HEARTS coded』のキャッチコピー [96]
「鍵が導く心のままに・・・
いつも言ってるけど
心が命じたことには 逆らえないってこった」
―― マスター・オブ・マスターの言葉『KINGDOM HEARTS HD 2.8 Final Chapter Prologue』 [97]
"Destati! Tendi la mano
È giunta l'ora, destati
Le porte verranno schiuse"
〔目覚めよ! 手を伸ばせ
時が来た、目覚めよ
扉は開かれん〕
―― 「Destati」〔歌詞の一部分〕, 『KINGDOM HEARTS』 [98] [21]
ほら、新しい世界へのドアが開いた。
わたしはそこで何を見つけられるかな
―― アーシュラ・K・ル=グウィン『いまファンタジーにできること』 [22]
Unlock Protocol
(アンロック・プロトコル)
Unlock: The Web's new business model
https://unlock-protocol.com/
(参考)
フォーブスが「広告非表示権」を発売、イーサで購入可──ブロックチェーンでNFT活用 | CoinDesk Japan | コインデスク・ジャパン
https://www.coindeskjapan.com/31860/
米経済誌『フォーブス』が、自社オンラインメディアの広告を非表示にできる権利を発売した。ブロックチェーンを活用しており、仮想通貨のイーサリアムで購入できる。料金は期間で異なるが、1週間で0.0052ETH(約73円)、1カ月間で0.0208ETH(約293円)。非表示権はイーサリアム上でノンファンジブル・トークン(NFT)として付与され、他人への転売もできる。
〔中略〕
ブロックチェーン企業のUnlockとともに構築した。
〔中略〕
権利をNFTで管理することで二次流通が容易になり、いらなくなった段階で売り出せるため、購入のハードルが下がる仕組みといわれる。
(「フォーブスが「広告非表示権」を発売、イーサで購入可──ブロックチェーンでNFT活用 | CoinDesk Japan | コインデスク・ジャパン」) [99]
(参考)
フォーブスが「広告非表示権」を発売、イーサで購入可──ブロックチェーンでNFT活用(CoinDesk Japan) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191220-00051860-coindesk-bus_all
(参考)
Unlocking an ads-free Forbes | Unlock: The Web's new business model
https://unlock-protocol.com/blog/forbes-ads-free/
(参考: Mintable Discount cardsのトークン(NFT))
(参考)
Getting Started - Unlock
https://docs.unlock-protocol.com/
(参考)
Unlock ProtocolがWeb3時代の新しいメンバーシップの形を絶賛アンロック中! | ALIS
https://alis.to/katakoto/articles/KWyPwQerj5QO
もし、「アクセス権」のトークン(NFT)が、キーブレードのような、かっこいいカギだったら・・・
たとえば、『KINGDOM HEARTS』(『キングダム ハーツ』)のキーブレードのような、かっこいいデザインのカギの画像が、Unlockの「アクセス権」のトークン(NFT)の画像として設定されていたら、そのトークン(NFT)をもっているだけで、なんだかウキウキできそうです。
「もし、アクセス権をNFT化したトークンの見た目が、かっこいいカギの見た目であれば、それを手に入れることによる満足感が高まるかもしれない」ということを検証するために、自作したトークン(NFT)の見本。
(トークン(NFT)のページ [101] [102])
【余談】カギを開けて、扉の先へ: 『KINGDOM HEARTS』が示唆するもの
これは余談なのですが、個人的に、『KINGDOM HEARTS』(『キングダムハーツ』)の物語のなかで語られている言葉のかずかずは、いろいろな意味で、示唆的な言葉が多くて、考えさせられるものがあるなぁとおもいます。
あなたも、もし興味があれば、この下の動画を見ながら、おもいをはせてみてていただくと、なにかがあるかもしれません。
【キングダム ハーツ HD 2.8 ファイナル チャプター プロローグ】Final Trailer(2016) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=U8ZR0EnB93Y
(2:01「鍵が導く心のままに・・・ いつも言ってるけど 心が命じたことには 逆らえないってこった」)
【KINGDOM HEARTS -HD 2.5 ReMIX-】2014 E3 Trailer (Long) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=UzdPoK94cyc
KINGDOM HEARTS III – Opening Movie Trailer - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=2VawSnaxtSI
KINGDOM HEARTS III Re Mind [DLC] TGS 2019 Trailer (Closed Captions) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=l4D_Cu9Ad0s
【KINGDOM HEARTS III】Final Trailer - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=4Bj3RAUOd-A
Kingdom Hearts HD 2.5 ReMIX - Final Mix Opening Cinematic @ 1080p HD ✔ - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=rgCSgNakvlo
『PS2』キングダムハーツPV 2001年 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=ak6GkBWkrfo
BGM: 「Destati」(歌詞)
(JP) KINGDOM HEARTS HD 2.5 ReMIX - Inside the Kingdom, with Heart - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=3bfxNLAd5Jg
【余談】「圧倒的ピュアで、応援したくなる」、「Italic Buterin」(イタリック・ブテリン)(笑)
今んところ、やっぱ、Ethereumが圧倒的にピュア
〔中略〕
ピュアで、本当に世の中を良くしようとかって感じんところで
〔中略〕
圧倒的ピュアなEthereumを応援したいって気持ちがあるから、最初始めたけど
今後でいくと、戦いはまだまだどうなってくるか分かんないっていう
まぁでも、やっぱ、Ethereumに勝ってほしいすけどね、ここでいくと
やっぱ、圧倒的にピュアだし
―― 国光宏尚さんの言葉「トークンが実現する新たな世界」) [126] [41]
これは余談なのですが、OpenSeaのウェブサイトで、いろいろなNFTをながめていたときに、「Italic Buterin」(イタリック・ブテリン)という題名がついている写真があって、おもわず、「クスッ」と笑ってしまいました(笑)。
この下のリンクが、OpenSeaのなかの、その写真のページです。
Italic Buterin - Editional | currently 0.0099 ETH on OpenSea
https://opensea.io/assets/0x05f02507c7134dbae420ab8c0ef56e999b59da03/22857
この「Italic Buterin」(イタリック・ブテリン)という言葉は、どうやら、つぎの2つの言葉(「Italic」と「Vitalik」)を、かけ合わせた言葉のようです(笑)。
- 「Italic」(イタリック、斜字体、斜めの書体)という言葉
- Ethereum(イーサリアム)の考案者であるVitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン) [127] [128]の名前の「Vitalik」(ヴィタリック)という言葉
こういったものをながめていると、世界は、元気とユーモアであふれているみたいで、明るい未来をかんじます!d(≧∀≦)b
【参考】「トークンが実現する新たな世界」のトークセッションで語られた、Ethereum(イーサリアム)の「ピュアさ」
ちなみに、余談の余談なのですが、この上のところで引用させていただいた、「Ethereumについての國光宏尚(国光宏尚)さんの言葉」は、この下のYouTube動画の、「トークンが実現する新たな世界」という講演の映像で視聴することができます。(また、この下の動画の下に、その「Ethereumについての国光さんの言葉」の書き起こしも、載せておきました。もし興味があれば、あわせてご参照ください。)
この講演の登壇者は、つぎの3人の方々です。
- 國光宏尚(国光宏尚)さん: 株式会社gumi代表取締役会長。
- 安昌浩さん: 株式会社ALIS 代表取締役CEO。
- 竹田匡宏さん(司会者): 株式会社幻冬舎 編集本部。
「トークンが実現する新たな世界―トークセッション(gumi・國光氏×ALIS・安氏)」
(Ethereumについての国光さんの言葉: 57:37~59:26(58:19~59:26))
〔質問〕
〔FiNANCiE(フィナンシェ)は、なぜ、Ethereum(イーサリアム)をプラットフォームとして選んだのか?〕〔國光宏尚(国光宏尚)さん〕
今の時点でいくと、言うて、一番マシやからっていうかまだ、正直、このプロトコルの戦いは、始まったばっかしやから
だから、これもう、一つ間違いない事実でいくと
結局、Facebookって、別に最初のSNSじゃないし
Googleも、最初の検索エンジンとかじゃないから
だから、やっぱ、最初のやつっていうのが勝ち残るかで言ったら
多分、そんなこともないみたいな、感じになってくるからまぁ、でも、ただ、
今んところ、やっぱ、Ethereumが圧倒的にピュアで、圧倒的に、
ピュアで、本当に世の中を良くしようとかって感じんところでで、ちょっと、他のチェーンどこだって感じんところはなんかねぇ(笑)
言わないけど、まぁまぁ、こう・・・、汚れてるただ、汚れてるところが負けるかで言ったら
すげぇカネ集めてるから
すげぇカネ使って・・・Ethereum ピュアだからカネ無いんですよ
ファンデーションとかにでも、こっち側の方のって
とにかくカネ集めてるから
だから、それをもとに、なんかねぇ
「ちょっと、gumiさん、3億渡すから、研究開発一緒にしてゲーム作って下さい」
って言われりゃあ!まぁ・・・、ねぇ(笑)とか、なるから、だからまぁ
圧倒的ピュアなEthereumを応援したいって気持ちがあるから、最初始めたけど
今後でいくと、戦いはまだまだどうなってくるか分かんないっていうまぁでも、やっぱ、Ethereumに勝ってほしいすけどね、ここでいくと
やっぱ、圧倒的にピュアだし
(Ethereumについての国光宏尚さんの言葉「トークンが実現する新たな世界」(57:37~59:26)) [129] [41]
(参考)
【レポート前編】gumi國光氏・ALIS安氏登壇のブロックチェーンミートアップ大阪で未来を見た | ALIS
https://alis.to/Cosmos/articles/KBXWmYV7yBAw
【レポート後編】gumi國光氏・ALIS安氏登壇のブロックチェーンミートアップ大阪で未来を見た | ALIS
https://alis.to/Cosmos/articles/3Vj7wEWZodwz
(参考))
【レポ(仮)】ブロックチェーンMeetUp 第2回「トークンが実現する新たな世界」(2019年2月23日、billage OSAKA) | ALIS
https://alis.to/kaz/articles/3NjYrBB9YBXX/
「心が命じたこと」を可能にする「通貨」
"Follow your bliss"
「己の内に潜む喜びを求めよ」
―― ジョーゼフ・キャンベル (Joseph Campbell) [130] [131]
「心が命じたことは誰も止められない」
―― リクの言葉『KINGDOM HEARTS III』 [13]
この地球上には、世界中の人間がしてもしきれないほどの仕事(Work)がある。だが、雇用(Job)は別の話だ。雇用とは、「主にお金を得るために、つまり生活のために人々が行う活動」のことである。仕事はそれと違い、「主にその活動そのものが好きで、それによって自分の情熱を表現できることから得られる喜びを求めて行うこと」である。
〔中略〕
協働経済には、充分な補完通貨で支払われる、ありとあらゆる「仕事」がある。
―― ベルナルド・リエター「仕事を可能にする通貨」, 『マネー崩壊 : 新しいコミュニティ通貨の誕生』 [132]
ここからは、NFTは、「値打ちのあるもので、ファンと、たのしく!」ということを実現するための道具として、どんなことにつかえるのか、ということについて、考えていきたいとおもいます。
ちなみに、この下の引用文は、『マネー崩壊 : 新しいコミュニティ通貨の誕生』という本のなかの、「仕事を可能にする通貨」という章のなかで語られている話です。
この下の引用文のなかで語られている話は、おおまかに言うと、「たとえ、社会的に価値がある活動であっても、これまでのお金のしくみのもとでは、なかなかできなかったような活動を可能にするような、新しいお金のしくみ」についての話です。
この地球上には、世界中の人間がしてもしきれないほどの仕事(Work)がある。だが、雇用(Job)は別の話だ。雇用とは、「主にお金を得るために、つまり生活のために人々が行う活動」のことである。仕事はそれと違い、「主にその活動そのものが好きで、それによって自分の情熱を表現できることから得られる喜びを求めて行うこと」である。
〔中略〕
私たちが仕事をするとき、その労働と引き換えにお金を支払いたいという雇い主が現れれば、雇用が成立する。しかし、そのような雇い主が常に現れるわけではない。これはもちろん、雇い主が私たちを雇うだけのお金を充分持っていないからで、私たちはこれをしごく当然のことに考えている。しかし、お金が「常に充分にあるわけではない(つまり、希少な存在である)」ことのそもそもの理由は何だろうか。もし国家通貨が不足しており、雇用が提供できないというのなら、私たちが自分たちでそれを補うために充分な量のお金を生み出し、より多くの「仕事」にお金を支払えるようにしたら――と言ったら、あまりに単純で、突飛に聞こえるかもしれない。
それでもこれが、世界中の多くのコミュニティで実際に行われていることである。しかも、そのような試みはインフレーションを予防しながら実際に効果を発揮している。
〔中略〕
その「生産手段」が知識へと移行するなかで、この現実を捉えるような政治・経済の言葉はいまだ生まれていない。
それなら、マネーの枠組みそのものを変えてしまうのはどうだろう。
〔中略〕
あなたのコミュニティには、全員が一生かけても終わらないほどの仕事がある。それも、私たちの想像力を必要とする仕事である。もしかして、私たちは、お金がなくなることを恐れるあまり、仕事までなくなると考えるようになってしまってはいなかっただろうか。私たちはどうすればよいのだろうか。
その答を一言で表すと次のようになる。「国家通貨が果たさない、或いは果たすことのできない社会的役割を果たせるように設計した補完通貨をつくる」。
〔中略〕
想像してほしい。もし、相互に補完しあう二つの経済システムが平行して機能できるとしたら、そこにどのような可能性が開けるだろう。
一つの経済システムは、国家通貨制度によって推進されるグローバルな競争経済であり、もう一つは、補完通貨が推進する地域の協働経済である。競争経済には、希少な国家通貨で支払われる、私たちのよく慣れ親しんだ「雇用」がある。協働経済には、充分な補完通貨で支払われる、ありとあらゆる「仕事」がある。失業や不完全雇用は、人々が進んで行うコミュニティ活動に補完通貨が支払われることによって解決されるかもしれない。大抵の人は、両方の経済に自分の時間を費やすことだろう。または、家族のなかでも、グローバルな競争経済の輪の中で雇用されるものもいれば、主に地域の協働経済の仕事を行う人もいるというようになるかもしれない。願わしくはいずれも、内なる喜びを求めた結果として仕事が雇用と一致していることだろう。
そのようなことが可能になるのが、これまでの競争経済と地域の協働経済によって成立する「経済の全体像」(第九章に詳述)と呼ぶ世界である。前者が金融資本(financial capital)を、後者が社会資本(social capital)を生み出し、この二つは図5-2に示すような共生関係のなかに調和する。
これまでの経済が無視しがちだった側面をきっちりと評価するという意味で、私は「全体像」という言葉を使っている。
〔中略〕
補完通貨の使用はあくまで一人ひとりの選択である。この新たな道具によって、新たな富が創出される。そして一度機能し始めれば、これまで補助金や税金に頼り切っていた多くの社会問題対策を完全に自立したメカニズムに変えることができるのである。
(ベルナルド・リエター「仕事を可能にする通貨」, 『マネー崩壊 : 新しいコミュニティ通貨の誕生』) [133] [41]
ぼくがNFTに興味をもった理由
ぼくがNFTに興味をもった理由のひとつは、「個人が、研究や、創作や、価値提供のための活動資金を得る方法として、NFTをうまくつかうと、おもしろい資金の集めかたができそうだな」、とおもったからです。
ちなみに、ここで言う、「研究や、創作や、価値提供」については、以前に、べつの記事でお話したことがある、「まなぶ」「つくる」「わかちあう」という3つのことについての話をご覧いただければとおもいます。
(なお、上記のリンクの記事は、システムの設定上、ひとつの記事のなかに書くことができる最大文字数に達してしまっています。そのため、これ以上は、書き足したくても書き足すことができません。そのため、ところどころ、中途半端な文章になっているところもありますが、ご了承いただければとおもいます。)
それらの活動に費やすことができる時間やお金などの資源を得るための方法のひとつの例として、おおまかに分けて、つぎの2種類の資金調達の方法についてかんがえています。
- 1.長期的に活動をつづけていくための資金を継続的に得るために、月額課金の仕組みをつくる(月額課金制の会員サイトや、月額課金型のクラウドファンディングのような仕組みをつくる)。
- 2.短期的にまとまった資金を得るために、単発的な資金集めをおこなう。(言うなれば、個人版のICO(イニシャル・コイン・オファリング)(クラウドセール)のようなことや、単発の購入型(先行予約販売型)のクラウドファンディングのようなことをする。)
1つ目の資金調達の方法は、毎月活動をつづけていくために必要な資金を、継続に得るための方法だといえるだろうとおもいます。
2つ目の資金調達の方法は、ある一定のまとまった金額の出費が必要なときや、イベント的・催し物的なことをするために資金が必要なときなど、単発的に資金を集めるための方法、だといえるだろうとおもいます。具体的には、たとえば、つぎのようなときに、2つ目の単発的な資金調達の方法をつかいたいな、とおもっています。
- 各地の名所旧跡などを調査・研究するために、その現地へ行くための、旅費交通費が必要なとき。
- 研究成果をまとめた本を、電子書籍として出版するときに、画家のかたに、その本の表紙の絵を描いてもらうために資金が必要なとき。
- 創作や調査・研究のためにつかう、パソコンや、周辺機器や、撮影機材などを買うための資金が必要なとき。
自分の研究テーマにまつわる、収集価値のあるトークン(NFT)を提供する
さきほどお話した、2つ目の、単発的な資金調達をするときに、NFT(ノン・ファンジブル・トークン)をつくって、それを売ることで、資金調達ができないかなとおもっています。
このことについてのお話をさせていただく前に、ぼくが、いま、具体的に、どんな活動をしていて、その活動資金を得るためのトークン(NFT)として、どのようなものをつくろうとおもっているのか、ということを、お話させていただきたいとおもいます。
ぼくは、いま、現存最古の酒呑童子説話をつたえる『大江山絵詞』(香取本 [134])という絵巻物について、研究しています。
その香取本『大江山絵詞』の絵巻物について研究するなかで、それにまつわる、いろいろな説話や、伝説や、神話、などについての情報もたくさんはいってきます。そして、その研究の成果をお話するときは、そうした、説話や、伝説や、神話、などについてもお話することになります。
ちなみに、研究がある程度進むごとに、それまでの研究成果をまとめて、電子書籍として、出版しようとおもっています。ですので、それらの電子書籍のなかでも、研究テーマにまつわる、いろいろな説話や、伝説や、神話、などの話もすることになります。
そうした、説話や、伝説や、神話などの話のなかには、神々や、怪物や、英雄や、妖怪などが登場します。また、それらの説話や、伝説や、神話などにまつわる、寺社仏閣や、建造物や、石碑や、景勝地や、景色などの、名所旧跡がたくさんあります。そうした名所旧跡のなかには、伝説のなかに存在するものだけではなく、かつて現実世界に存在したものや、現在も現地に存在している名所旧跡もたくさんあります。
ぼくは、そういった、自分の研究テーマである、「酒呑童子の説話」にまつわる、説話や、伝説や、神話などの話のなかに登場する、神々や、怪物や、英雄や、妖怪といった「登場人物たち」や、そうした物語の舞台となっている、寺社仏閣や、建造物や、石碑や、景勝地や、景色といった名所旧跡などの、絵画、あるいは、写真などの、デジタル画像を、トークン化(NFT化)しようとおもっています。
こうした、説話や、伝説や、神話にまつわる、「登場人物たち」や、名所旧跡などの画像のトークン(NFT)は、収集価値のあるトレーディングカードのようなものにしたいとおもっています。たとえるなら、つぎのような、収集価値のある「コレクショングッズ」や、「シリーズもの」(連作)のようなものにしたい、ということです。
- トレーディングカード・ゲームの「マジック:ザ・ギャザリング」のカードのように、神々や、怪物、妖怪などの「登場人物たち」の絵が描かれたトレーディングカード
- 葛飾北斎の『富嶽三十六景』の名所絵集のシリーズの絵のような、名所旧跡の絵画
こうした、「ついつい、コンプリートしたくなって、集めてしまう」ような、コレクター心をくすぐるような、収集価値のあるトークン化(NFT化)をつくりたいとおもっています。
このように、自分の研究テーマにまつわるモノゴトを、収集価値のあるトークン(NFT)にすることで、つぎのような利点がうまれるのではないかとおもいます。
- そのトークン(NFT)に収集価値があれば、もし、トークン(NFT)を買ってくれた人が、あとでそれを売りに出そうとしたときにも、それを買いたがる人が見つかりやすくなるだろうとおもいます。
- ぼくの研究の内容に興味をもってくれている人たちにとっては、そのトークン(NFT)は、興味のある分野にまつわる内容のものになります。そのため、そのトークン(NFT)は、その人たちにとって、「手に入れたい」とおもってもらえるような魅力のあるものになるだろうとおもいます。
- トークン(NFT)にする絵画を描いてもらった画家さんが、のちに高い評価を得るようになれば、そのトークン(NFT)の市場価値が上がる可能性があるだろうとおもいます。
- そのトークン(NFT)の発行者である、ぼく自身が、のちに高い評価を得るようになれば、そのトークン(NFT)の市場価値が上がる可能性があるだろうとおもいます。
- そのトークン(NFT)の市場価値が上がる可能性があれば、投資対象を探している人たちにとっては、値上がり益(キャピタルゲイン)が期待できる投資対象として認識してもらえるのではないかとおもいます。そうなれば、ぼくの活動の研究テーマに興味をもってくれている人たち以外の人たちからも、ひろく資金を集めることができるのではないかとおもいます。
- そのトークン(NFT)の内容のもととなった研究テーマは、その研究テーマについての研究成果をまとめた電子書籍のテーマでもあります。ですので、その研究テーマにまつわるトークン(NFT)を発売すること自体が、おなじ研究テーマについての電子書籍を宣伝することにもつながります。また、その逆に、その研究テーマの研究成果をまとめた電子書籍を発売すること自体が、おなじ研究テーマにもとづく内容のトークン(NFT)を宣伝することにもつながります。
ちなみに、こうした、収集価値のあるトークン(NFT)をつくるときに、その絵柄にする絵は、知り合いの画家さんである、西垣至剛さんという人に描いていただきたいなとおもっています。
ちなみに、西垣さんご本人には、ヨタ話的に、絵を描いていただくお願いができるかどうか聞いたりしたことはあります。ですが、トークン(NFT)の絵を描いてもらうということについては、まだ、ぼくの勝手な妄想の段階なので、実際に、西垣さんに絵を描いてもらえるかどうかはわかりません(汗)。
つぎのところでは、その西垣至剛さんという画家さんの紹介をさせていただきたいとおもいます。
【参考】画家の西垣至剛さんの作品紹介
さきほどもお話したように、トークン化(NFT化)の絵柄は、知り合いの画家さんである、西垣至剛さんという人に描いていただきたいなとおもっています。
ここでは、その西垣さんのことを、すこし紹介をさせていただきたいとおもいます。
画家の西垣至剛さんの作品紹介
公式サイト
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購入型(先行予約販売型)のクラウドファンディングに足りないもの
活動資金を得るための方法のひとつとして、購入型(先行予約販売型)のクラウドファンディングは、すばらしい選択肢のひとつだとおもいます。ただ、購入型(先行予約販売型)のクラウドファンディングには、欠点があるとおもいます。その欠点というのは、「たくさんの人たちを応援すればするほど、どんどん応援できなくなっていく」という点です。言い換えると、「たくさんの人たちを応援すればするほど、応援した人が金銭的に貧しくなってしまう」ということです。
もちろん、そのようなかたちになっていることが、かならずしも、問題であったり、悪いことであったりするわけではありません。ですが、できることなら、「たくさんの人たちを応援すればするほど、もっとたくさんの人たちを応援できるようになる」といったかたちや、「たくさんの人たちを応援すればするほど、応援した人が金銭的にも豊かになっていく」といったかたちになっていたほうが、より望ましいのではないかなとおもいます。
なぜなら、そのように、「たくさん応援する人のもとに、好循環がうまれる」というかたちになっていれば、「応援の輪」がどんどんひろがっていって、たくさんの人たちが、たがいに応援し合う、という社会になっていくことができるんじゃないかなとおもうからです。
そのような、「応援の好循環によって、応援の輪がひろがる」というかたちをつくるための方法のひとつとして、「活動資金を出してくれた応援者にたいするリターンとして、トークン(NFT)をわたす」、という方法があるのではないかとおもいます。
このとき、応援者にわたすものが、なぜ、NFT(ノン・ファンジブル・トークン)なのかという理由は、つぎのとおりです。
ひとことで言うと、トークン(NFT)に、ベンチャー企業のストックオプションのような役割をしてもらうことができるのではないか、ということです。
ベンチャー企業などの株式会社の場合は、自社のストックオプション(株式)を、従業員の人たちに提供することができます。その株式会社の株価が上がれば、従業員の人たちがもっているストックオプション(株式)の価値も上がります。そのことが誘因(インセンティブ)となって、従業員の人たちは、その株式会社の評価を上げるために、がんばって働こうとするようになります。このように、従業員の人たちにストックオプションを提供することによって、その株式会社は、そこではたらく従業員の人たちとの、長期的な利害関係を一致させることができます。それによって、その株式会社と、そこではたらく人たちは、その会社を成長させるという、おなじ目標にむかって一致団結することができます。そうして、その株式会社の株価が上がると、従業員の人たちも、株主の人たちも、両方うれしい、という双方にとってよい関係がうまれます。
この、「株式会社におけるストックオプション」とおなじように、資金を提供してくれる人たちにトークン(NFT)をわたすことで、双方にとってよい関係がうまれるのではないかとおもいます。
具体的には、資金を提供してくれる人たちに、ぼくの研究テーマについてのトークン(NFT)をわたすことで、その人たちのなかに、そのトークン(NFT)の市場価値を上げようという誘因(インセンティブ)がうまれます。その結果、トークン(NFT)を買ってくれた人たちと、そのトークン(NFT)のテーマとなった研究をしているぼくの、双方の長期的な利害関係を一致させることができるのではないかとおもいます。そうなれば、そのトークン(NFT)を買ってくれた人たちは、さらに積極的に応援してくれたり、自発的にクチコミや宣伝をひろめてくれるようになるのではないかとおもいます。その結果、ぼくの創作物に対する評価が高まったり、評判がひろまったりすれば、その分だけ、そのトークン(NFT)の市場価値もあがるのではないかとおもいます。そうなれば、そのトークン(NFT)を買ってくれた人たちも、ぼくも、両方うれしい、という双方にとってよい関係がうまれるのではないかとおもいます。
そうして、ぼくを応援してくれた人たちが、トークン(NFT)というかたちの資産をもつことで、金銭的に豊かになることができれば、その人たちは、さらに、ほかの人たちを応援することもできるようになっていくのではないかとおもいます。そうして、たくさんの人たちを応援する人ほど、トークン(NFT)というかたちの資産が増える、という状態をつくることができるのではないかとおもいます。
そうなれば、たくさんの人たちを応援する人ほど、つぎに応援するための原資となる資産(もっているNFTの合計価値)が増えることになります。
そして、もっているNFTの合計価値が増えれば、もっとたくさんの人たちを応援することができるようになります。
それによって、応援するための原資となるトークンの資産がさらに増えることになり、さらにたくさんの人たちを応援することができるようになっていきます。
こうして、好循環が生まれるのではないか、と妄想しています。
社会全体がそのようなかたちになっていけば、「応援の輪」がどんどんひろがっていき、たくさんの人たちが、たがいに応援し合う、という社会になっていくことができるのではないだろうか、というようなことを、妄想したりしています。
バフェットのような長期投資家が「利益は、配当金として放出するよりも、再投資に回すことで、複利効果で資産の価値を増やしてほしい」と考えるように、「クラウドファンディングのリターンを提供するために、時間や労力や資金を費やすよりも、それらの資源を再投資に回すことで、複利効果で、あなたの作品の価値(トークン(NFT)の市場価値)を増やしてほしい」
長期投資家は、「株主に対する配当金として資金を放出するよりも、その資金を再投資に回すことで、会社の価値(株価)を上げるためにつかってほしい」と考えるといいます。
それとおなじように、「クラウドファンディングのリターンを提供するために、時間や労力や資金を費やすよりも、リターンはいらないので、その時間や労力や資金を、あなたの作品の価値(トークン(NFT)の市場価値)を上げるためにつかってほしい」とおもいます。
もし、クラウドファンディングのリターンが、一過性のものであったとしたら、その一過性のものを提供するために、時間や労力や資金を費やすよりも、応援する人たちと、応援される人の、両方にとって、長期的な利点があるようなトークン(NFT)を提供するほうが、おたがいにとって、よりよいことなのではないかとおもいます。
「オマハの賢人」として有名な投資家であるウォーレン・バフェットという人がいます。ウォーレン・バフェットは、企業は株主に対して配当金を支払うべきではないと考えているそうです。その理由のひとつは、配当金として資金を放出せずに、その資金を再投資に回したほうが、複利効果によって、最終的に資産の価値がはるかに大きくなるからです。
この下の引用文は、『バフェットとソロス勝利の投資学』という本のなかで語られている、「投資先の会社が得た利益は、配当金として放出するよりも、再投資に回すことで、複利効果で資産の価値を増やすほうがよい」という、ウォーレン・バフェットの投資哲学についての話です。
(※ つぎの一文は、この下の引用文のなかにでてくる「ROE(自己資本利益率)」という言葉についての説明です。(ROE(自己資本利益率)とは、)「自己資本がどれだけ効率的に使われているかを見るもので、これが高いほど収益力が高いことになる。」 [138])
バフェットが配当を支払わない理由
ウォーレン・バフェットがバークシャー・ハサウェイのハンドルを握って以来、同社が配当を支払ったのは一年だけである。バフェットはそのことを「ちょっとトイレにでも行って席をはずしてたんだろう」とごまかす。バークシャーは配当を支払わない。バフェットも配当が嫌いだ。なぜだろう?
〔中略〕
会社が配当を支払わなければ、〔中略〕会社は内部留保した利益をROEで再投資するので複利効果が得られる。バフェット基準の会社なら、内部留保で毎年一五%以上の利益を得る。配当を貰って四四~五五セントしか手元に残らない株主がそれと同じリターンを得るには、ROEが二〇%以上の会社を見つけなければならない。〔中略〕彼が配当を受け取るのも嫌うのは、すでに買っている会社にそれを置いておけば複利効果が得られるからである。
(マーク・ティアー「バフェットが配当を支払わない理由」, 『バフェットとソロス勝利の投資学』) [139]
NFT(ノン・ファンジブル・トークン)の用途についての試案
NFT(ノン・ファンジブル・トークン)を活用することで、つぎのようなことができるのではないかとおもいます。
これらは、あくまでも、ざっくりとしたアイデア段階の試案ですので、内容が重複するものがあったり、現実的ではないものや、できないこともあったりするかとおもいますが、ご了承いただければとおもいます。
- トークン(NFT)を、メンバーシップサイト(会員サイト)にはいることができる「通行許可証」にする。
- トークン(NFT)を買ってくれた人限定の特典の受け渡しのために、トークン(NFT)を利用する。そのトークン(NFT)を買ってくれた人(もっている人)だけがアクセスすることができるウェブページをつくって、そのなかで、特典を受け取れるようにする。
- 一度、購入したアクセス権のトークン(NFT)は、あとでいらなくなったら、転売することもできます。たとえば、あるオンライン講座のコースのアクセス権(トークン(NFT))を購入して、その講座の内容を学習し終えたあとは、そのオンライン講座へのアクセス権を、ほかのだれかに売る、ということができます。
- 月額課金サービスの利用者に、毎月ひとつ、トークン(NFT)を提供する。さらに、月額課金サービスを、12ヶ月間継続してくれた人に、シークレットの13枚目のトークン(NFT)をプレゼントする
- トークン(NFT)を、会員限定サイトへの「入場許可証」としてつかうことで、複数人でログインパスワードを共用するかたちの不正を、減らすことができるのではないかとおもいます。なぜなら、「入場許可証」であるトークン(NFT)が入っている「ウォレット」は、いわば「財布」だからです。自分の財布を、ほかの人たちと共用するような人は、あまりいないだろうとおもいます。ですので、「ウォレット」の共用、つまり、会員限定サイトへの「入場許可証」であるトークン(NFT)の共用をする人は、あまりいないだろうとおもいます。
- トークン(NFT)を、タロットカードや、和歌が書かれた百人一首のかるたのようなかんじにして、トレーディングカードのような、収集価値のあるようなものにする。
- OpenSeaでは、トークン(NFT)を、「バンドル」して、ひとつにまとめてセット販売することもできます。
- 画像ファイル以外にも、ドキュメントや記事などの文章やテキストデータや、PDFファイルなども、トークン(NFT)にすることができるようです。
- もし、仮に、現時点では、希望する機能をもったトークン(NFT)をつくることができなかったとしても、あとから、環境がととのってきたたときに、新しい機能(効用)をもったトークン(NFT)をあらたにつくって、それを、以前に配布したトークン(NFT)をもっている人に対して、配布すればいいのではないかとおもいます。
- あるテーマにもとづいてつくられた、シリーズものの複数のトークン(NFT)をつくります。そして、そのシリーズのすべてのトークン(NFT)を購入してくれた人にだけ、特典として、特別な絵柄のトークン(NFT)を、無料で付与する(プレゼントする)、ということができたらおもしろいなとおもいます。なお、その「特別な絵柄のトークン(NFT)」は、一般販売はしない「非売品」のようなかたちにしたいとおもっています。そのようなかたちにすることで、「特定の条件を満たした人しか手に入れることができないシークレットアイテム」のようなかたちにする演出をしたいとおもっています。
(ちなみに、その「非売品」のトークン(NFT)を手に入れた人は、それをマーケットプレイス(デジタル市場)などで、販売することができることになるとおもいます。つまり、その「非売品」のトークン(NFT)は、「一般販売」のようなかたちで販売されることはありませんが、「転売」されているものを買うことはできる、ということです。) - トークン(NFT)が転売(二次流通)されたときにも、売買金額の一部が作者(トークン(NFT)の発行者)に還元される仕組みを組み込むことができるようです。たとえば、BlockPunkや、Anique(アニーク)や、MakersPlace(メイカーズプレイス)には、そうした仕組み(追及権のような仕組み)があります。
(参考)
BlockPunkについて
https://blockpunk.net/jp/about
(参考)
Anique(アニーク) | デジタルなのに世界にひとつ
https://anique.jp/
(参考)
イーサリアムERC-721活用、映像作品のアートワーク所有権売買サービスが始動 ~所有権はアニークのサービス内で取引可能。売買金額の一部を制作者に還元 - 仮想通貨 Watch
https://crypto.watch.impress.co.jp/docs/news/1183562.html
「利用者間の二次流通を含め、売買金額の一部がアートワークの制作者に還元される仕組み」
(参考)
MakersPlace(メイカーズプレイス)
MakersPlace - Create and Sell your Unique Digital Creations
https://makersplace.com/creators/
「You'll also earn 5% every time your works are re-sold.」
(参考)
追及権とは? – 日本美術著作権協会JASPAR
http://jaspar.or.jp/droit-de-suite
1.追及権とは – 日本美術著作権協会JASPAR
http://jaspar.or.jp/20180416-2
(参考)
追及権 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%BD%E5%8F%8A%E6%A8%A9
「自分の人生の旅路を自由に操れるように」
神よ、他人のつくりし負債のために、われをして償わしむることなかれ。いまだ輝かざる暁紅の数は実に多かり。定めよ、ヴァルナよ、それら多くの暁紅にわれら生存してあることを。
―― 「ヴァルナの歌」, 『リグ・ヴェーダ』 [140]
思想を織るわが糸の断たるることなかれ。工匠の規矩の、時満つるまえに、壊さるることなかれ。
―― 「ヴァルナの歌」, 『リグ・ヴェーダ』 [141]
この下の引用文は、『マネー崩壊 : 新しいコミュニティ通貨の誕生』という本のなかに掲載されている、「著者のベルナルド・リエターさんが、友人に宛てて書いた手紙」のなかで語られている、「(本質的な意味での)豊かさをもたらす、お金のしくみ」についての話です。
あなたは、私が人類の未来についていつも楽観的だったわけではなかったことを知っているだろう。また、あなたは、核爆発を常に恐れる時代を生きるくらいなら子どもを持たないほうがよいと考えたほど私が「現実的」であることも知っているだろう。したがって、現在の私の夢を告白するとあなたは驚くかもしれない。私が夢見ているのは、「持続可能な豊かさ」の時代、私たちの使用する“マネー”が人間と一体となることを可能にする時代である。
それはつまり、この世界に生まれてくる赤ん坊が例外なく、自分の使命を見つけることを主な関心事にし、自分の人生の旅路を自由に操れるようになることである。私は思うのだ――天才が稀にしか出ない主な理由は、もしかしたらその人がどの分野における天才なのか誰かが気づく前に、その才能を殺してしまうからではないだろうか? また、自分が本当になりたいものを発見した人のうちの何人が、その可能性を最大限に引き出す方法を学ぶ機会や余裕を持ち合わせることができているだろう? もしかしたら、自分たちを追い込んだ籠の中から私たちがもう一度飛び立つためには、私たち一人一人のなかからできる限り多くの天才を引き出さなければならないのかもしれない。
もし、私たちが何世紀も信じてきた、「そもそも自然界に資源が不足している」ということが万が一間違っていたとしたら? もしかしたら、私たちは自分たちの使っているマネーシステムによって集団的に催眠をかけられていて、本当は私たちの恐れている「不足」をつくり出している張本人がマネーシステム自身であるということはないのだろうか? 私たちが学ぶことのできる量や、内側から引き出し楽しむことのできる情熱、創造力、美しさに限界はあるのだろうか? もし仮に、世界中の庭という庭が、日本の伝統的な庭園のように愛情と精緻をもって大切にされているとしたら? もし、全ての子どもたちが、自分の分野で最高のアドバイザーに励ましてもらえるとしたら? もし、町という町のどの通りも芸術作品であるとしたら? もし、限界というものが現れるのは、私たちが「仕事(work)」を「雇用(job)」に変えてしまうときだとしたら? 私たちは、そもそも無限にある「仕事」を、わざと不足にしている通貨と交換しようとしているのではないか? なぜ、私たちは、「人間がそのために働く」のではなく、「それが人間のために働く」ようなマネーシステムを考案できないのだろうか?
(ベルナルド・リエター「親愛なるピエールへの手紙」, 「「持続可能な豊かさ」シナリオ」, 『マネー崩壊 : 新しいコミュニティ通貨の誕生』) [142] [41]
OpenSea: トークン(NFT)を売買することができるマーケットプレイス(デジタル市場)
ここからは、NFT(ノン・ファンジブル・トークン)を売り買いすることができる、OpenSea(オープンシー)というウェブサービスについて、お話したいとおもいます。
筆者が自作したNFTの実例
ここからは、ぼくがつくったNFT(ノン・ファンジブル・トークン)の実例を、紹介させていただきたいとおもいます。
それらのトークン(NFT)は、OpenSea(オープンシー)のウェブサイトで、ご覧いただけます。それらのなかのいくつかは、OpenSea(オープンシー)で販売しています。(※ ご覧になる時期によっては、売り切れていたりするかもしれません。)
NFT(ノン・ファンジブル・トークン)を売買されるときは、つぎのことにご注意ください。
NFT(ノン・ファンジブル・トークン)を売買するための方法などについては、こちらではサポートできませんので、ご自身でお調べいただければとおもいます。
Ethereum(イーサリアム)の「アドレス」(文字列)についての情報(取引履歴など)は、公開されていますので、世界中のだれでも見ることができます。ですので、あなたのEthereum(イーサリアム)の「アドレス」の情報も、世界中のだれでも見ることができます。 (ただ、その「アドレス」と、あなたの個人情報がむすびつけられないかぎりは、その「アドレス」の情報が、だれの情報なのかということは、だれにもわかりません。)
ですので、もしも、あなたのEthereum(イーサリアム)の「アドレス」(文字列)と、あなたの名前などの個人情報をむすびつけることができる条件がそろえば、あなたがEthereum(イーサリアム)の「アドレス」でおこなった取引の情報などを、世界中の誰もが自由に見ることができる、ということになります。
ですので、もし、「そういったことになると困る」という場合は、あなたのEthereum(イーサリアム)の「アドレス」(文字列)と、あなたの名前などの個人情報をむすびつけることができる条件がそろわないように、ご注意ください。
たとえば、もしあなたが、どこかのソーシャルメディアなどで、「私は、OpenSeaで販売されていた●●のNFTを買いました」という発言をすると、そのことから、あなたのEthereum(イーサリアム)の「アドレス」(文字列)が判明して、その「アドレス」でおこなわれた取引が、あなたがおこなった取引だということが、ほかの人にもわかってしまう可能性があります。
そういったことを気にされる場合は、ご注意いただければとおもいます。そういったことについても、こちらではサポートできませんので、ご自身でお調べいただければとおもいます。
なにかのご参考までに。
m(_ _)m
自作NFTの実例: Hira Myōjin (比良明神)(世界初のブロックチェーン明神!?)
Hira Myōjin (比良明神) Marketplace on OpenSea: Buy, sell, and explore digital assets
https://opensea.io/assets/hira-myjin
この上の画像は、ぼくがはじめてつくったNFT(ノン・ファンジブル・トークン)のいくつかです。
具体的には、『石山寺縁起』という絵巻物のなかの絵図に描かれている、比良明神の絵図の画像を、NFT(ノン・ファンジブル・トークン)にしてみました。
これは、もしかしたら、「世界初のブロックチェーン明神」かもしれません!?(笑)(正確には、「ブロックチェーンに記録された世界初の明神の絵図」といったところでしょうか。)
そのトークン(NFT)は、いま、OpenSea(オープンシー)で販売しています。いまのところ、おなじNFTを3つだけの限定でつくって、そのうちの2つを販売しています。(ちなみに、OpenSea(オープンシー)というのは、NFT(ノン・ファンジブル・トークン)を売り買いすることができるウェブサイトのことです。)
そのトークン(NFT)は、この下のリンクのOpenSea(オープンシー)のページから買うことができます。
Hira Myōjin (比良明神) Marketplace on OpenSea: Buy, sell, and explore digital assets
https://opensea.io/assets/hira-myjin
ちなみに、これは、テスト的な実験でもあるので、そのトークン(NFT)の値段は、0.0001ETH(いまの為替レートなら、約2~3円)ぐらいに設定しています。「こんなサービス、滅多にしないんだからね☆」 [146] [147] [148] [149]
(^_-)-☆
(追記: 以前に売りに出していた、比良明神の絵図のNFTは、すでに売り切れてしまいました。ただ、タイミング次第では、そのNFTが売りに出されていることもあるようです。また、OpenSea(オープンシー)では、直接、購入希望価格を提示して、交渉が成立すれば、NFTを売ってもらうこともできます。ですので、タイミングがあえば、このNFTを買うことができるかもしれません。)
Hira Myōjin (比良明神) - Mingle Mangle Studio | OpenSea
https://opensea.io/assets/0x1023ca6e492cf5ca495f89cdbf9ee9a8f8892ef7/8
Hira Myōjin (比良明神) - Mingle Mangle Studio | OpenSea
https://opensea.io/assets/0x1023ca6e492cf5ca495f89cdbf9ee9a8f8892ef7/9
Hira Myōjin (比良明神) - Mingle Mangle Studio | OpenSea
https://opensea.io/assets/0x1023ca6e492cf5ca495f89cdbf9ee9a8f8892ef7/11
自作NFTの実例: 「Mingle Mangle Studio (ごちゃまぜ工房)」のカテゴリーのNFTの一覧ページ
Mingle Mangle Studio Marketplace on OpenSea: Buy, sell, and explore digital assets
https://opensea.io/assets/mingle-mangle-studio
自作NFTの実例: そのほか
The head of Shuten-dōji the oni king (鬼王 酒呑童子の首) - Mingle Mangle Studio | OpenSea
https://opensea.io/assets/0x1023ca6e492cf5ca495f89cdbf9ee9a8f8892ef7/6
Rōchō as the golden oni (黄金の鬼 朗澄) - Mingle Mangle Studio | OpenSea
https://opensea.io/assets/0x1023ca6e492cf5ca495f89cdbf9ee9a8f8892ef7/1
霊鬼授悉達太子四句偈図 - Mingle Mangle Studio | OpenSea
https://opensea.io/assets/0x1023ca6e492cf5ca495f89cdbf9ee9a8f8892ef7/5
Palace key late 18th–early 19th century German - Mingle Mangle Studio | OpenSea
https://opensea.io/assets/0x1023ca6e492cf5ca495f89cdbf9ee9a8f8892ef7/12
OpenSeaで閲覧できるNFTの実例
OpenSeaで閲覧できるNFTの実例
NFTの実例: レオナルド・ダ・ヴィンチのスケッチ画
レオナルド・ダ・ヴィンチのスケッチ画
「Da Vinci Collection」のカテゴリーに属するトークン(NFT)の一覧リストのページ
Da Vinci Collection Marketplace on OpenSea: Buy, sell, and explore digital assets
https://opensea.io/assets/da-vinci-collection
レオナルド・ダ・ヴィンチのスケッチ画のトークン(NFT)の実例
Head and rider measurements - Da Vinci Collection | OpenSea
https://opensea.io/assets/0xf91901f1742564158ad40e6394dd3859a0299291/5
NFTの実例: Unlock Protocol
Unlock Protocolについては、後述します。
OpenSeaの開発者用のドキュメント: プログラムコードをつかってNFTをつくる方法について
プログラムコードをつかってNFTをつくる方法については、後述します。
アート作品・芸術作品の、トークン化(NFT化)された所有権を売買することができるマーケットプレイス(デジタル市場)
KnownOrigin
KnownOrigin
KnownOrigin.io - A digital arts marketplace powered by Ethereum
https://knownorigin.io/
MakersPlace
MakersPlace
MakersPlace - Discover and Collect Truly Unique Digital Creations
https://makersplace.com/
MakersPlace - Create and Sell your Unique Digital Creations
https://makersplace.com/creators/
「You'll also earn 5% every time your works are re-sold.」
(実例)
Authenticity of Digital Creation | La Entrega - 2019 | MakersPlace
https://makersplace.com/authenticity/0x2a46f2ffd99e19a89476e2f62270e0a35bbf0756/10504/
SuperRare
SuperRare
SuperRare | Authentic Digital Art Marketplace
https://superrare.co/
async art
async art
async art
https://async.art/
Maecenas
Maecenas
Maecenas | The Art Investment Platform
https://www.maecenas.co/
Creary
Creary - Popular
https://creary.net/popular
startbahn(Startrail(旧称: Art Blockchain Network (ABN)))
startbahn
Startrail
(Startrailの旧称は、Art Blockchain Network (ABN)でした。)
startbahn(スタートバーン)
https://startbahn.org/
(参考)
ワコム、ブロックチェーン活用でデジタルアート作品の流通基盤構築へ 作者の権利を守りながら流通を促進 - ITmedia NEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1911/26/news101.html
(参考)
アートとブロックチェーンの“掛け算”が切り拓く未来:スタートバーン施井泰平×シグマクシス柴沼俊一|WIRED.jp
https://wired.jp/2019/11/06/sigmaxyz-startbahn-ws/
(参考)
スタートバーンが主導するアートのためのブロックチェーンインフラ「Art Blockchain Network」(仮称)、本格稼働に伴い正式名称を「Startrail」に決定、ロゴデザインを公開|スタートバーン株式会社のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000016730.html
(参考)
Startrail | アートのためのインフラ
https://startrail.io/
(参考)
Connected Ink 2019 | Wacom
https://connectedink.wacom.com/ja/#evolution_06
(Wacom(ワコム)が主催している、デジタルインクとデジタル文具の発展のためのイベント「Connected Ink 2019」のなかでおこなわれた講演)
講演の題名: 「デジタルインクで、アーティストに向けた新しい価値を創造するスタートアップ・コミュニティ」
講演者: スタートバーン株式会社 代表取締役 施井泰平氏
(下記のリンクのPDFファイルは、この講演のスライド資料です。)
connectedink
https://connectedink.wacom.com/common/pdf/evolution_06_01.pdf
スライド資料(PDFファイル)
「Art Blockchain Networkのご紹介」
STRAYM
STRAYM
STRAYM(ストレイム)
アート作品の分割保有マーケットプレイス | STRAYM (ストレイム)
https://straym.com/
OpenSea
OpenSeaについては、この記事のほかのところでくわしくお話していますので、そちらをご参照ください。
OpenSea: Buy Crypto Collectibles, CryptoKitties, Decentraland, and more on Ethereum
https://opensea.io/
NFT(ノン・ファンジブル・トークン)を、かんたんに、つくることができるウェブサービスの紹介
ここからは、NFT(ノン・ファンジブル・トークン)(ERC721トークン)をつくることができるウェブサービスを、いくつか紹介させていただきたいとおもいます。
【余談】「トークンを mint (鋳造)する」 = 「トークンを作成する」
ついでながら、英語では、「NFT(ノン・ファンジブル・トークン)をつくること」を表現するときにつかう動詞として、「mint」(ミント(鋳造する))という言葉をつかうようです。今日、はじめてそのことを知りました。ちなみに、「NFT(ノン・ファンジブル・トークン)をつくること」を名詞句として表現するときは、「minting」(ミンティング(鋳造))という言葉をつかうようです。またひとつ、まなびになりました。
ちなみに、「個人」でもNFTを「つくる」ことができることを表現する言葉として、「鋳造する」という言葉を当てているところが、なんだか示唆的でおもしろいなとおもいました。
Mintable: NFT(ERC721トークン)を鋳造(作成)することができるウェブサービス
Mintable(ミンタブル)
Mintable
Mintable
How to create a ERC-721 token (NFT) in 30 seconds | Mintable
https://blog.mintable.app/2019/04/17/guide-how-to-create-a-digital-item-erc-721-token-and-sell-it-opensea-io-exchange/
「How easy it is to make a digital item to sell for crypto on Mintable - Make NFTs (ERC-721s)」
Mintable Discount cards: ドラクエの「さいごのカギ」のような「特権」を得ることができる、NTFの「カード」の効果
Mintable Discount cards
Mintable Discount cards
(ミンタブル・ディスカウント・カード)
Mintable.app - Free ERC-721 token Manager
https://mintable.app/
ALISの「ライセンストークン発行機能」(α版)をつかってNFTをつくる方法
ALISの「ライセンストークン発行機能」(α版)をつかってNFTをつくる方法
ALIS
ライセンストークン発行機能α版リリース(β版0.50.0リリース) | ALIS
https://alis.to/ALIS-official/articles/2APGo0OoXAYB
プレスリリース
これまでにないほど安全で、簡単なライセンス運用・活用サービス開始!マンガ1コマ、音楽1フレーズから誰でも適応可能|株式会社ALISのプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000027792.html
ALIS
ライセンストークン | ALIS
https://alis.to/labo/n/license_token
OpenSeaのウェブサイト上で閲覧することができる、「ALIS:LICENSE_TOKEN」の一覧リスト
ALIS:LICENSE_TOKEN Marketplace on OpenSea: Buy, sell, and explore digital assets
https://opensea.io/assets/alis-license-token
(※ 「ALIS:LICENSE_TOKEN」というのは、ALiSの「ライセンストークン発行機能」(α版)をつかってつくられたトークン(NFT)であることを意味する、カテゴリーのようなものです。)
プログラムコードをつかってNFTをつくる方法
複数の当事者のあいだで直接取り交わされる、信頼された取引。それを認証するのは多数の人びとのコラボレーションであり、その動力源は大企業の儲けではなく、個々の小さな利益の集まりだ。
神ほど万能ではないにせよ、このしくみはとんでもない力を秘めている。本書ではこれを「信頼のプロトコル」と呼びたい。
信頼のプロトコルをベースとして、世界中に分散された帳簿がその数をどんどん増やしている。これが「ブロックチェーン」と呼ばれるものだ。
―― ドン・タプスコット, アレックス・タプスコット「第1章 信頼のプロトコル」, 『ブロックチェーン・レボリューション』 [7]
各ブロックはそれぞれ、ひとつ前の時間帯でつくられたブロックと連なっている。この連続するブロック「ブロックチェーン」におけるプロトコルが、「ブロックチェーン・プロトコル」と定義されている。
―― Kariappa Bheemaiah 「ブロックチェーンとはなにか?」 [8]
「ソラの心は僕たちの中にある
繋がる心が僕たちの力だ」
―― グーフィーとドナルドの言葉『KINGDOM HEARTS Re:coded』 [9] [10]
OpenSeaの開発者用のドキュメント: プログラムコードをつかってNFTをつくる方法について
プログラムコードをつかってNFTをつくる方法について
How to create NFTs and sell them on OpenSea - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=lbXcvRx0o3Y
(参考)
Build your own marketplace in minutesOpenSea
https://docs.opensea.io/
(参考)
Developer Tutorials
https://docs.opensea.io/docs/developer-tutorials
(参考)
ERC721の標準規格にもとづいたNFT(ノン・ファンジブル・トークン)の作り方
OpenSea ERC721 Developer Tutorial
https://docs.opensea.io/docs/getting-started
(参考)
Crowd Sale(クラウドセール)のやり方の解説
OpenSea Crowd Sale Tutorial
https://docs.opensea.io/docs/opensea-initial-item-sale-tutorial
【参考】「トークンエコノミー」(Token Economy)という言葉についての補足
ここでは、「トークンエコノミー」(Token Economy)という言葉についての補足をさせていただきたいとおもいます。
「トークンエコノミー」という言葉がつかわれている事例
ここでは、「トークンエコノミー」(token economy)という言葉(や、それと同類の言葉)がつかわれている事例をいくつか紹介します。
From Token Assets to a Token Economy > World Economic Forum Annual Meeting | World Economic Forum
https://www.weforum.org/events/world-economic-forum-annual-meeting-2020/sessions/from-token-assets-to-a-token-economy
Token Economics Value - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=JH1G5-5u7mQ
TOKEN ECONOMIES AT HOME | Kent Langley | TEDxMarin - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=5_FL7oWysZU
The tokenization of things | Matthew Roszak | TEDxSanFrancisco - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Rto-earGcxg
Blockchain Economy | William Mougayar | TEDxIndianapolis - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=onYKgO6ogJg
行動療法の分野における「トークンエコノミー」という言葉について
ちなみに、心理学的な治療法のひとつである、行動療法(ビヘイビア・セラピー, behavior therapy)の分野にも、「トークンエコノミー」(トークンエコノミー法)(token economy)という言葉があります。
もちろん、行動療法の分野における「トークンエコノミー」(トークンエコノミー法)は、ブロックチェーントークン(ブロックチェーンと呼ばれるデータベースで管理されるトークン)によって成り立つ「トークンエコノミー」とは、べつのものです。
ただ、行動療法の「トークンエコノミー」も、ブロックチェーンの「トークンエコノミー」も、どちらも、「(人が欲しがるような)価値があるもの」を「トークン(代用貨幣)」として利用しているところや、「人の欲求を刺激して、行動をうながすための誘因(インセンティブ)として、トークンを利用している」というところは、おなじだと言えるのではないかとおもいます。
5000年前の古代に、通貨としてつかわれていた粘土製のトークン
約5000年前の、古代メソポタミアでは、粘土製の代用貨幣(トークン)が、商取引につかわれていました。下記の引用文は、『マネーの進化史』という本のなかで語られている、粘土製の代用貨幣(トークン)についての話です。
古代メソポタミアでは、五〇〇〇年も前から粘土製の代用貨幣を使って、大麦などの農産物、羊毛、銀などの金属の取引記録を残してきた。銀をリング状にしたり、塊にしたり、板状にのしたりしたものも、穀物と並んで貨幣として使われていたが、粘土製のトークンもそれなりに重要で、あるいは銀以上の価値さえあった。いまでも数多くのトークンが残っていて、人類がはじめて記録を残すようになったとき、歴史や詩、哲学を記すことではなく、商取引を目的としていた史実を伝えている。このような古代の経済活動のツールを見ると、思わず感嘆の声を上げてしまう。土くれで作られたものであるにもかかわらず、ポトシの造幣所で作られた銀の通貨より長持ちしている。とくに保存状態のいいトークンで、ユーフラテス河畔のシッパル(現イラクのアブバッハ)で出土したものは、アンミ・ディタナ王(紀元前一六八三~紀元前一六四七)の時代に作られたもので、収穫したばかりのしかるべき量の大麦と交換できる、と記されている。前王の後継者アンミ・サドゥカが作ったトークンには、「これを所持する者は、旅の終わりに一定量の銀が与えられる」と記されている。
このような制度の基本概念になじみがあるように感じるとすれば、現在の紙幣にも似たような性格があるためだ。イングランド銀行が発行するすべての紙幣に、「この紙幣を持参する者には、要求に従って以下に表示する金額の対価を支払うことを保証する」という魔法のような文言が記されている。紙幣(最初に導入されたのは七世紀の中国)は、紙でできているのだから、本来的には価値はない。ただ、支払いに使えるという約束ごとに基づいているに過ぎない(したがって、西洋にはじめて紙幣が導入された当初は、「約束手形」と呼ばれていた)。機能的には、四〇〇〇年前に古代バビロニアで使われていた粘上製のトークンと同じだ。
〔中略〕
現在、カネはほとんど目に見えない形で動いているが、それがカネというものの本質なのかもしれない。スペインの征服者たちは、カネとは信仰に近い信頼であることを理解できなかった。私たちにカネを支払ってくれる人を信じ、通貨を発行し小切手の換金や振り込みをおこなってくれる機関をも信じる心である。金属がカネなのではない。信用を刻印されたものがカネなのだ。しかも、素材が銀であっても、粘上板でも紙でも液晶画面でも、それほど重要ではないようだ。カネの素材は、なんでも構わない。インド洋のモルディブではタカラガイが通貨として使われたし、太平洋のヤップ島(ミクロネシア連邦)では大きな石貨が用いられた。現代の電子マネーの時代になると、カネは姿さえなくなってしまった。
(ニーアル・ファーガソン『マネーの進化史』) [47] [41]
【余談】大昔につかわれていた、ブロックチェーンのさきがけの石!?
それでは、最後は、もういちど、この言葉でおわりたいとおもいます。
「値打ちのあるもので、ファンと、たのしく!」
(Neuchi no aru mono de Fan to Tanoshiku!)略して、NFT!(笑)
d(≧∀≦)b
「これ好奇のかけらなり、となむ語り伝へたるとや。」
- 注記: 「だれでも参加できる、みんなのためのキャピタルマーケット(資本市場)」という言葉は、筆者が、この画像の題名としてつけた言葉です。 [Back ↩][Back ↩]
- 「だれでも参加できる、みんなのためのキャピタルマーケット(資本市場)」. 画像の出典: "Cheerful family buying food for dinner together" by Pressmaster on Envato Elements. [Back ↩][Back ↩]
- 出典: 糸井重里 (2004) 「オリジナルTシャツに涙する」, 「第5章 もう一度よく考えてみた」, 『ほぼ日刊イトイ新聞の本』, 講談社文庫, 講談社, 218~219ページ [Back ↩]
- 出典: 「Minting your tokens」, 「1. Structuring your smart contract」, 「OpenSea ERC721 Developer Tutorial」. [Back ↩]
- 注記: この文章のなかの、日本語の文章は、引用者が原文を日本語に翻訳(意訳)した文章です。 [Back ↩][Back ↩]
- 注記: 英語では、「NFT(ノン・ファンジブル・トークン)や、ERC20トークン(仮想通貨、暗号通貨)などの、トークンを作成すること」を表現するときにつかう動詞として、「mint」(ミント(鋳造する))という言葉がつかわることがあります。 [Back ↩]
- 出典: ドン・タプスコット(著者), アレックス・タプスコット(著者), 高橋璃子(翻訳), 勝木健太(翻訳協力) (2016年) 「第1章 信頼のプロトコル」, 『ブロックチェーン・レボリューション』, 6ページ. [Back ↩][Back ↩]
- 出典: Kariappa Bheemaiah (2016年) 「STEP 03 ブロックチェーンとはなにか?」, 「IoM Internet of Money 暗号通貨の新世界 ビットコイン進化論 来るべき13のステップ」, WIRED.jp . [Back ↩][Back ↩]
- 「ソラの心は僕たちの中にある 繋がる心が僕たちの力だ」. 出典: グーフィーとドナルドの言葉『KINGDOM HEARTS Re:coded』. [Back ↩][Back ↩]
- 参考: 「ソラの心は僕たちの中にある 繋がる心が僕たちの力だ」, グーフィーとドナルドの言葉, 「キングダムハーツ3に繋がる物語【キングダムハーツ Re:コーデッド-KINGDOM HEARTS Re:coded-】#2 - YouTube」(34:18~34:33). [Back ↩][Back ↩]
- 出典: ジェレミー・アレール(Jeremy Allaire)の言葉 (2020年) 「トークン資産からトークンエコノミーへ」("From Token Assets to a Token Economy")(6:24~6:35), 世界経済フォーラム年次総会2020. [Back ↩]
- 注記: 〔〕の括弧内の文章は、引用者が原文を日本語に翻訳(意訳)した文章です。 [Back ↩][Back ↩][Back ↩][Back ↩][Back ↩][Back ↩][Back ↩]
- 「心が命じたことは誰も止められない」. 出典: リクの言葉 『KINGDOM HEARTS III』. [Back ↩][Back ↩]
- 出典: ジェレミー・アレール(Jeremy Allaire)の言葉 (2020年) 「トークン資産からトークンエコノミーへ」("From Token Assets to a Token Economy")(28:52~29:07), 世界経済フォーラム年次総会2020. [Back ↩]
- 「大人も子供も、おねーさんも。」: 『MOTHER 2』(『マザー2』)のキャッチコピー. [Back ↩][Back ↩]
- 参考: 「おとなもこどもも、おねーさんも、ふたたび!」. [Back ↩][Back ↩]
- 参考: 「大人も子供も、おねーさんも。 - ニコニコ動画」. [Back ↩][Back ↩]
- 原著の出典: Thomas Berry (2003) "The New Story" Teilhard in the 21st Century: The Emerging Spirit of Earth, p. 77. [Back ↩][Back ↩]
- 日本語訳の出典: ベルナルド・リエター(著者), 堤大介(翻訳) (2001年) 〔「エピローグ: 未来の物語」のエピグラフ(題句)〕, 『マネー : なぜ人はおカネに魅入られるのか』, ダイヤモンド社, 375ページ. [Back ↩][Back ↩]
- 出典: 「Destati」〔歌詞の一部分〕, 『キングダム ハーツ』シリーズ (KINGDOM HEARTS series). [Back ↩]
- 参考: 「English translation」〔注記: 「Destati」の歌詞(イタリア語)を、英語に翻訳したもの〕, 「Lyrics」, 「Destati - Kingdom Hearts Wiki, the Kingdom Hearts encyclopedia」. [Back ↩][Back ↩]
- 出典: アーシュラ・K・ル=グウィン, 谷垣暁美(翻訳) (2011年) 「メッセージについてのメッセージ」, 『いまファンタジーにできること』, 河出書房新社, 174ページ. [Back ↩][Back ↩]
- 出典: Antony Welfare (2019) "Tokens Take Us Beyond Money", "Tokenization", "8 First Use Cases", Commercializing Blockchain: Strategic Applications in the Real World (日本語仮題『ブロックチェーン技術を商業化する: 物理世界への戦略的応用』), Wiley. [Back ↩][Back ↩][Back ↩]
- 参考: Reuters(ロイター)が、ブロックチェーンと呼ばれるデータベースのことを、3Dアニメーションなどをつかって、視覚的に目で見てわかりやすいかたちにして、解説してくれているウェブページ: "Blockchain explained" (日本語に翻訳すると「ブロックチェーンの説明」というような意味です。), Reuters Graphics, Reuters(※そのページを、Google翻訳を利用して、日本語に翻訳したページはこちらのリンクで見ることができます). [Back ↩]
- 参考: 「Unlock: The Web's new business model」. [Back ↩]
- 参考: 「Unlock ProtocolがWeb3時代の新しいメンバーシップの形を絶賛アンロック中! | ALIS」. [Back ↩]
- 参考: 「BlockPunk及びMerchPunkで購入した全ての商品に、Blockchain上に保存されたデジタル証明書が付いてきます。〔中略〕各証明書は、パブリックブロックチェーンであるイーサリアム上に記録されたユニークなNFTに紐づいており、ERC-721をサポートしています。」, 「デジタル証明書とは? | BlockPunk ヘルプセンター」, BlockPunk. [Back ↩]
- 参考: 「5. トークンはERC721規格により発行したNon-Fungible-Token(非代替性トークン)であり〔後略〕」, 「第5条 トークンの取扱い」(2ページ目), 「利用規約」(PDFファイル), BlockPunk. [Back ↩]
- 参考: Antony Welfare (2019) "Tokens Take Us Beyond Money", "Tokenization", "8 First Use Cases", Commercializing Blockchain: Strategic Applications in the Real World (日本語仮題『ブロックチェーン技術を商業化する: 物理世界への戦略的応用』), Wiley. [Back ↩][Back ↩]
- 参考: 「現実世界にある不動産をNFT化し、「blocksquare」のブロックチェーンに接続した誰もが売買することができるようになります。」, 「NFTの使われ方のひとつ「blocksquare」プロジェクトとは? | AIre VOICE(アイレボイス) | ブロックチェーン情報発信メディア」. [Back ↩]
- 参考: Blocksquareのサービス紹介の動画(YouTube動画)"Blockchain-based protocol ready to tokenise global real estate - YouTube" by Blocksquare. [Back ↩]
- 参考: 「Blocksquare - Real Estate on the Block」. [Back ↩]
- 参考: "If you own an ERC721 NFT that represents the ownership of real estate, it means that you own a piece of real estate that cannot be subdivided. NFTs can be used to represent the ownership of a digital or physical asset; for example, CryptoKitties is an Ethereum game in whitch each digital collectible kitten is represenetd with a unique NTF token. NFTs can also be used to represent a piece of digital art, that is unique and non-fungible."
(出典: Jitendra Chittoda (2019) "Overview of the ERC721 NFT standard", "Chapter 8 ERC721 Non-Fungible Token Standard", Mastering Blockchain Programming with Solidity: Write production-ready smart contracts for Ethereum blockchain with Solidity, Packt Publishing. ). [Back ↩]
- 参考: 「家や土地の権利トークン(NFT)を買うだけで家の購入が完了する新サービス〔中略〕不動産の所有権をトークンに移転し、販売できるサービスの事前登録を開始いたしました。〔中略〕家の利用権を証明したトークンを買うだけで、家の実質的なオーナーになれます。」, 「数分で家が買える「Zofuku Real Estate(仮)」の事前登録の申し込みを開始|株式会社Zofukuのプレスリリース」. [Back ↩]
- 参考文献: 杉井靖典(カレンシーポート株式会社 代表取締役・CEO) (2018年) 「Ethereumブロックチェーンに関する技術動向」(PDFファイル, 4~6ページ), 「第5回 FinTech(フィンテック)フォーラム(2月7日)資料 : 日本銀行 Bank of Japan」, 「FinTechセンター : 日本銀行 Bank of Japan」. [Back ↩][Back ↩]
- 参考文献: 「ERC-721」(ERC721.org). [Back ↩]
- 参考: 「ERC(Ethereum Request for Comments) イーサリアムコメント要求。イーサリアムの利用に関する特定の標準を定義しようとする EIPに付与されるラベル。」
(出典: アンドレアス・アントノプロス(Andreas M. Antonopoulos)(著者), ギャヴィン・ウッド(Gavin Wood)(著者), 宇野雅晴(監訳者), 鳩貝淳一郎(監訳者), 中城元臣(技術監修者), 落合渉悟(技術監修者), 落合庸介(翻訳者), 小林泰男(翻訳者), 土屋春樹(翻訳者), 祢津誠晃(翻訳者), 平山翔(翻訳者), 三津澤 サルバドール将司(翻訳者), 山口和輝(翻訳者), 宇野雅晴(翻訳者), 鳩貝淳一郎(翻訳者) (2019年) 「用語集」, 『マスタリング・イーサリアム : スマートコントラクトとDAppの構築』, オライリー・ジャパン, xxxiiページ.) [Back ↩][Back ↩]
- 参考: 「EIP(Ethereum Improvement Proposal) イーサリアム改善提案。イーサリアムコミュニティに情報を提供し、提案された新たな機能、そのプロセス、環境を説明する設計ドキュメント。詳細については、https://github.com/ethereum/EIPS を参照。→「ERC」も参照」
(出典: アンドレアス・アントノプロス(Andreas M. Antonopoulos)(著者), ギャヴィン・ウッド(Gavin Wood)(著者), 宇野雅晴(監訳者), 鳩貝淳一郎(監訳者), 中城元臣(技術監修者), 落合渉悟(技術監修者), 落合庸介(翻訳者), 小林泰男(翻訳者), 土屋春樹(翻訳者), 祢津誠晃(翻訳者), 平山翔(翻訳者), 三津澤 サルバドール将司(翻訳者), 山口和輝(翻訳者), 宇野雅晴(翻訳者), 鳩貝淳一郎(翻訳者) (2019年) 「用語集」, 『マスタリング・イーサリアム : スマートコントラクトとDAppの構築』, オライリー・ジャパン, xxxiiページ.) [Back ↩][Back ↩]
- 引用文のなかの太文字や赤文字や黄色の背景色などの文字装飾は、引用者によるものです。 [Back ↩]
- 出典: アンドレアス・アントノプロス(Andreas M. Antonopoulos)(著者), ギャヴィン・ウッド(Gavin Wood)(著者), 宇野雅晴(監訳者), 鳩貝淳一郎(監訳者), 中城元臣(技術監修者), 落合渉悟(技術監修者), 落合庸介(翻訳者), 小林泰男(翻訳者), 土屋春樹(翻訳者), 祢津誠晃(翻訳者), 平山翔(翻訳者), 三津澤 サルバドール将司(翻訳者), 山口和輝(翻訳者), 宇野雅晴(翻訳者), 鳩貝淳一郎(翻訳者) (2019年) 「用語集」, 『マスタリング・イーサリアム : スマートコントラクトとDAppの構築』, オライリー・ジャパン, xxxviiページ. [Back ↩][Back ↩]
- 引用文のなかの太文字や赤文字などの文字装飾は、引用者によるものです。 [Back ↩][Back ↩][Back ↩][Back ↩][Back ↩][Back ↩][Back ↩][Back ↩][Back ↩][Back ↩][Back ↩][Back ↩][Back ↩][Back ↩][Back ↩][Back ↩][Back ↩][Back ↩][Back ↩][Back ↩][Back ↩][Back ↩][Back ↩]
- 出典: アンドレアス・アントノプロス(Andreas M. Antonopoulos)(著者), ギャヴィン・ウッド(Gavin Wood)(著者), 宇野雅晴(監訳者), 鳩貝淳一郎(監訳者), 中城元臣(技術監修者), 落合渉悟(技術監修者), 落合庸介(翻訳者), 小林泰男(翻訳者), 土屋春樹(翻訳者), 祢津誠晃(翻訳者), 平山翔(翻訳者), 三津澤 サルバドール将司(翻訳者), 山口和輝(翻訳者), 宇野雅晴(翻訳者), 鳩貝淳一郎(翻訳者) (2019年) 「用語集」, 『マスタリング・イーサリアム : スマートコントラクトとDAppの構築』, オライリー・ジャパン, xxxiページ. [Back ↩][Back ↩]
- 出典: アンドレアス・アントノプロス(Andreas M. Antonopoulos)(著者), ギャヴィン・ウッド(Gavin Wood)(著者), 宇野雅晴(監訳者), 鳩貝淳一郎(監訳者), 中城元臣(技術監修者), 落合渉悟(技術監修者), 落合庸介(翻訳者), 小林泰男(翻訳者), 土屋春樹(翻訳者), 祢津誠晃(翻訳者), 平山翔(翻訳者), 三津澤 サルバドール将司(翻訳者), 山口和輝(翻訳者), 宇野雅晴(翻訳者), 鳩貝淳一郎(翻訳者) (2019年) 「10.6.6 ERC721 : ノンファンジブルトークン(Deed : 証書)標準」, 「10.6 イーサリアム上のトークン」, 「10章 トークン」, 『マスタリング・イーサリアム : スマートコントラクトとDAppの構築』, オライリー・ジャパン, 260~261ページ. [Back ↩][Back ↩]
- 出典: アンドレアス・アントノプロス(Andreas M. Antonopoulos)(著者), ギャヴィン・ウッド(Gavin Wood)(著者), 宇野雅晴(監訳者), 鳩貝淳一郎(監訳者), 中城元臣(技術監修者), 落合渉悟(技術監修者), 落合庸介(翻訳者), 小林泰男(翻訳者), 土屋春樹(翻訳者), 祢津誠晃(翻訳者), 平山翔(翻訳者), 三津澤 サルバドール将司(翻訳者), 山口和輝(翻訳者), 宇野雅晴(翻訳者), 鳩貝淳一郎(翻訳者) (2019年) 「10章 トークン」, 『マスタリング・イーサリアム : スマートコントラクトとDAppの構築』, オライリー・ジャパン, 233ページ. [Back ↩][Back ↩]
- 出典: アンドレアス・アントノプロス(Andreas M. Antonopoulos)(著者), ギャヴィン・ウッド(Gavin Wood)(著者), 宇野雅晴(監訳者), 鳩貝淳一郎(監訳者), 中城元臣(技術監修者), 落合渉悟(技術監修者), 落合庸介(翻訳者), 小林泰男(翻訳者), 土屋春樹(翻訳者), 祢津誠晃(翻訳者), 平山翔(翻訳者), 三津澤 サルバドール将司(翻訳者), 山口和輝(翻訳者), 宇野雅晴(翻訳者), 鳩貝淳一郎(翻訳者) (2019年) 「10章 トークン」, 『マスタリング・イーサリアム : スマートコントラクトとDAppの構築』, オライリー・ジャパン, 233~235ページ. [Back ↩]
- 出典: アンドレアス・アントノプロス(Andreas M. Antonopoulos)(著者), ギャヴィン・ウッド(Gavin Wood)(著者), 宇野雅晴(監訳者), 鳩貝淳一郎(監訳者), 中城元臣(技術監修者), 落合渉悟(技術監修者), 落合庸介(翻訳者), 小林泰男(翻訳者), 土屋春樹(翻訳者), 祢津誠晃(翻訳者), 平山翔(翻訳者), 三津澤 サルバドール将司(翻訳者), 山口和輝(翻訳者), 宇野雅晴(翻訳者), 鳩貝淳一郎(翻訳者) (2019年) 「10.6 イーサリアム上のトークン」, 「10章 トークン」, 『マスタリング・イーサリアム : スマートコントラクトとDAppの構築』, オライリー・ジャパン, 239ページ. [Back ↩]
- 出典: ニーアル・ファーガソン(著者), 仙名紀 (翻訳) (2015年) 「カネの山」, 「第1章 一攫千金の夢」, 『マネーの進化史』, ハヤカワ・ノンフィクション文庫, 早川書房, 58~61ページ. [Back ↩][Back ↩]
- 出典: アンドレアス・アントノプロス(Andreas M. Antonopoulos)(著者), ギャヴィン・ウッド(Gavin Wood)(著者), 宇野雅晴(監訳者), 鳩貝淳一郎(監訳者), 中城元臣(技術監修者), 落合渉悟(技術監修者), 落合庸介(翻訳者), 小林泰男(翻訳者), 土屋春樹(翻訳者), 祢津誠晃(翻訳者), 平山翔(翻訳者), 三津澤 サルバドール将司(翻訳者), 山口和輝(翻訳者), 宇野雅晴(翻訳者), 鳩貝淳一郎(翻訳者) (2019年) 「10章 トークン」, 『マスタリング・イーサリアム : スマートコントラクトとDAppの構築』, オライリー・ジャパン, 235ページ. [Back ↩]
- 参考: 「厳密に言えば、トークンの来歴を追跡することができる場合、そのトークンは完全にはファンジブルではありません。トークンの来歴を追跡する能力は、ブラックリストおよびホワイトリストの作成につながり、ファンジビリティを低減または排除する可能性があります。」(出典: アンドレアス・アントノプロス(Andreas M. Antonopoulos)(著者), ギャヴィン・ウッド(Gavin Wood)(著者), 宇野雅晴(監訳者), 鳩貝淳一郎(監訳者), 中城元臣(技術監修者), 落合渉悟(技術監修者), 落合庸介(翻訳者), 小林泰男(翻訳者), 土屋春樹(翻訳者), 祢津誠晃(翻訳者), 平山翔(翻訳者), 三津澤 サルバドール将司(翻訳者), 山口和輝(翻訳者), 宇野雅晴(翻訳者), 鳩貝淳一郎(翻訳者) (2019年) 「10章 トークン」, 『マスタリング・イーサリアム : スマートコントラクトとDAppの構築』, オライリー・ジャパン, 235ページ.) [Back ↩][Back ↩][Back ↩][Back ↩][Back ↩]
- 参考: 「ガス(gas) イーサリアムでスマートコントラクトを実行するために使用される仮想燃料。EVMはアカウンティングメカニズムを使用して、ガスの消費を測定し、コンピューティングリソースの消費を制限する。→「チューリング完全」 を参照」
(出典: アンドレアス・アントノプロス(Andreas M. Antonopoulos)(著者), ギャヴィン・ウッド(Gavin Wood)(著者), 宇野雅晴(監訳者), 鳩貝淳一郎(監訳者), 中城元臣(技術監修者), 落合渉悟(技術監修者), 落合庸介(翻訳者), 小林泰男(翻訳者), 土屋春樹(翻訳者), 祢津誠晃(翻訳者), 平山翔(翻訳者), 三津澤 サルバドール将司(翻訳者), 山口和輝(翻訳者), 宇野雅晴(翻訳者), 鳩貝淳一郎(翻訳者) (2019年) 「用語集」, 『マスタリング・イーサリアム : スマートコントラクトとDAppの構築』, オライリー・ジャパン, xxxiiiページ.) [Back ↩]
- 参考: 「イーサ(Ether) イーサリアムエコシステムで使用されるネイティブ暗号通貨。スマートコントラクトを実行する際のガス費用をカバーする。その記号はΞで、ギリシャ文字の大文字Xi。」
(出典: アンドレアス・アントノプロス(Andreas M. Antonopoulos)(著者), ギャヴィン・ウッド(Gavin Wood)(著者), 宇野雅晴(監訳者), 鳩貝淳一郎(監訳者), 中城元臣(技術監修者), 落合渉悟(技術監修者), 落合庸介(翻訳者), 小林泰男(翻訳者), 土屋春樹(翻訳者), 祢津誠晃(翻訳者), 平山翔(翻訳者), 三津澤 サルバドール将司(翻訳者), 山口和輝(翻訳者), 宇野雅晴(翻訳者), 鳩貝淳一郎(翻訳者) (2019年) 「用語集」, 『マスタリング・イーサリアム : スマートコントラクトとDAppの構築』, オライリー・ジャパン, xxxiiページ.) [Back ↩]
- 参考: 「10.6.1 ERC20トークン標準
最初の標準は、2015年11月にファビアン·フォゲルシュテラーによってERC(Ethereum Request for Comments)として導入されました。自動的にGitHubのissue番号20が割り当てられ、「ERC20トークン」という名前が付けられました。大部分のトークンは現在、ERC20標準に基づいています。「ERC20 Request for Comments」は、最終的に「Ethereum Improvement Proposal 20」(EIP-20)になりましたが、それでもほとんどの場合、元の名前である「ERC20」と呼ばれています。
ERC20はファンジブルトークン(fungible tokens)の標準です。つまり、ERC20トークンのきまざまな単位には互換性があり、固有の特性はありません。
ERC20標準(https://bit.ly/2CUf7WG)は、トークンに互換性を持たせ同じ方法でアクセスして使用できるように、トークンを実装するコントラクトに対して共通インターフェイスを定義しています。インターフェイスは、すべてのERC20標準の実装に存在しなければならない多くの関数と、開発者によって追加される、任意の関数と属性から構成されています。」(出典: アンドレアス・アントノプロス(Andreas M. Antonopoulos)(著者), ギャヴィン・ウッド(Gavin Wood)(著者), 宇野雅晴(監訳者), 鳩貝淳一郎(監訳者), 中城元臣(技術監修者), 落合渉悟(技術監修者), 落合庸介(翻訳者), 小林泰男(翻訳者), 土屋春樹(翻訳者), 祢津誠晃(翻訳者), 平山翔(翻訳者), 三津澤 サルバドール将司(翻訳者), 山口和輝(翻訳者), 宇野雅晴(翻訳者), 鳩貝淳一郎(翻訳者) (2019年) 「10.6.1 ERC20トークン標準」, 「10.6 イーサリアム上のトークン」, 「10章 トークン」, 『マスタリング・イーサリアム : スマートコントラクトとDAppの構築』, オライリー・ジャパン, 240ページ.) [Back ↩]
- 参考: BATを獲得できるウェブブラウザ「Braveブラウザ」. [Back ↩][Back ↩]
- 参考: 「Token Tracker | Etherscan」. [Back ↩]
- 参考: 「Ethereum Tokens - EnjinX」. [Back ↩]
- 参考: (2019年) 「ようこそALISへ! 基本的な使い方・楽しみ方をご紹介 | ALIS」. [Back ↩]
- 参考: 安昌浩 (ALIS CEO(最高経営責任者) ) (2019年)
「【ICOで約4.3億円調達】ALIS CEO 安昌浩に取材 前編『資本主義の不条理を思った安さんの生い立ちを聞いてみた。』【ブロックチェーンTV vol.2】 - YouTube」,
「【ICOで約4.3億円調達】ALIS CEO 安昌浩に取材 中編『誰と出会うかで人生変わる』【ブロックチェーンTV vol.2】 - YouTube」,
「【ICOで約4.3億円調達】ALIS CEO 安昌浩に取材 後編『ブロックチェーン産業では負けなくない』【ブロックチェーンTV vol.2】 - YouTube」. [Back ↩] - 参考: 安昌浩 (ALIS CEO(最高経営責任者) ) (2019年) 「新しいソーシャルメディアとコミュニティの運営 - YouTube」, 「BLOCKCHAIN MEET UP OSAKA 第2回「トークンが実現する新たな世界」」(2019年2月23日 / 大阪), 大阪商工会議所[など](主催者). [Back ↩]
- 参考: 安昌浩 (ALIS CEO(最高経営責任者) ) (2019年)
「日本のブロックチェーン業界のファーストペンギン「ALIS」誕生秘話/安昌浩CEOインタビュー(前編) | あたらしい経済」,
「ALISの未来とこれからのICOの可能性について/安昌浩CEOインタビュー(後編) | あたらしい経済」. [Back ↩] - 参考: 石井壮太 (ALIS CTO(最高技術責任者) ) (2018年) 「技術選定: ALISがEthereumを使う理由 | ALIS」. [Back ↩]
- 参考: 安昌浩 (ALIS CEO(最高経営責任者) ), 水澤貴 (ALIS CMO(最高マーケティング責任者) ) (2018年) 「クローズドβ版公開記念イベントで今後の戦略を発表 - ALIS - Medium」. [Back ↩]
- 参考: 水澤貴 (ALIS CMO(最高マーケティング責任者) ) (2019年) 「マーケティング4.0の震源地はトークンエコノミーの中にあると思う話 | ALIS」. [Back ↩]
- 参考: (2017年) 「ALISの信頼性可視化ロジックについてのサブノート - ALIS - Medium」. [Back ↩]
- 参考: 「ALIS WHITE PAPER」(ALISホワイトペーパー), https://alisproject.github.io/whitepaper/whitepaper_v1.01_ja.pdf . [Back ↩]
- 参考: 「ALIS | 信頼できる記事と人々を明らかにする全く新しいソーシャルメディア」. [Back ↩]
- 出典: ナツキ・スバルの言葉 「4話 ロズワール邸の団欒」(21:37~), 『Re:ゼロから始める異世界生活』(アニメ). [Back ↩]
- 出典: ナツキ・スバルの言葉, 長月達平 (2014年) 「3」, 『Re:ゼロから始める異世界生活 2』, MF文庫J, KADOKAWA. [Back ↩]
- 閲覧日: 2020年3月13日. [Back ↩][Back ↩]
- 注記: 「心躍る物語」という言葉は、筆者が、この画像の題名としてつけた言葉です。 [Back ↩]
- 「心躍る物語」. 画像の出典: Mum and her kids reading book in a tepee tent . Ve by masastarus on Envato Elements. [Back ↩]
- 出典: アルベルト・マングェル(著者), 野中邦子(翻訳) (2010年) 〔「物語と絵: ありふれた鑑賞者」のエピグラフ(題句)〕, 『奇想の美術館 : イメージを読み解く12章』, 13ページ. [Back ↩]
- 出典: 陳勝の言葉 「陳渉世家」, 『史記』. [Back ↩]
- 画像の出典: "Boys King Arthur - N. C. Wyeth - p16" by N. C. Wyeth on Wikimedia Commons. [Back ↩]
- 出典: 國光宏尚(国光宏尚)「U25が今「ブロックチェーン業界」に身をおくべき理由」(53:53~54:16), あたらしい経済 NEW ECONOMY(幻冬舎). [Back ↩]
- 出典: 國光宏尚(国光宏尚)「U25が今「ブロックチェーン業界」に身をおくべき理由」(54:49~55:07), あたらしい経済 NEW ECONOMY(幻冬舎). [Back ↩]
- 画像の出典: "King Arthur" by Charles Ernest Butler on Wikimedia Commons. [Back ↩]
- 出典: 〔神の涙(ゴメちゃん(ゴールデンメタルスライム))について語る大魔王バーンの言葉〕, 「神の涙の巻」, 『ダイの大冒険』. [Back ↩]
- 注記: 「伝説の道具」という言葉は、筆者が、この画像の題名としてつけた言葉です。 [Back ↩]
- 「伝説の道具」. 画像の出典: "Gold armband with Herakles knot | Greek | Hellenistic" (ヘラクレスの結び目の金腕章) (public domain) on The Met Collection, The Metropolitan Museum of Art (メトロポリタン美術館). [Back ↩]
- 参考: 「イニシャル・コイン・オファリング(Initial Coin Offering : ICO)は、トークンを売って資金を集めるために企業や組織が使用するクラウドファンディング手法です。この用語は、証券取引所で公開会社が株式を投資家に売却するプロセスであるIPO(Initial Public Offering : 新規株式公開)に由来します。高度に規制されたIPO市場とは異なり、ICOはオープンで、グローバルで、ルールが定まっていないため混沌としています。」
(出典: アンドレアス・アントノプロス(Andreas M. Antonopoulos)(著者), ギャヴィン・ウッド(Gavin Wood)(著者), 宇野雅晴(監訳者), 鳩貝淳一郎(監訳者), 中城元臣(技術監修者), 落合渉悟(技術監修者), 落合庸介(翻訳者), 小林泰男(翻訳者), 土屋春樹(翻訳者), 祢津誠晃(翻訳者), 平山翔(翻訳者), 三津澤 サルバドール将司(翻訳者), 山口和輝(翻訳者), 宇野雅晴(翻訳者), 鳩貝淳一郎(翻訳者) (2019年) 「10.6.1.5 ERC20のワークフロー: transfer と approve & transferFrom」,「10.6.1 ERC20トークン標準」, 「10.6 イーサリアム上のトークン」, 「10章 トークン」, 『マスタリング・イーサリアム : スマートコントラクトとDAppの構築』, オライリー・ジャパン, 242ページ.) [Back ↩]
- 注記: 「海賊王の剣」という言葉は、筆者が、この画像の題名としてつけた言葉です。 [Back ↩][Back ↩]
- 「海賊王の剣」. 画像の出典: "Robert Mole | Sword with Scabbard of Faustin I (1782–1867), Emperor of Haiti | British, Birmingham" (「ハイチ皇帝ファウスティン1世の剣と鞘」) (public domain) on The Met Collection, The Metropolitan Museum of Art (メトロポリタン美術館). [Back ↩]
- 出典: 國光宏尚(国光宏尚)「U25が今「ブロックチェーン業界」に身をおくべき理由」(53:19~54:33), あたらしい経済 NEW ECONOMY(幻冬舎). [Back ↩]
- 注記: 「伝説の武器」という言葉は、筆者が、この画像の題名としてつけた言葉です。 [Back ↩]
- 「伝説の武器」. 画像の出典: "Inscription probably refers to Bonaventure Ravoisie | Partisan Carried by the Bodyguard of Louis XIV (1638–1715, reigned from 1643) | French, Paris" (public domain) on The Met Collection, The Metropolitan Museum of Art (メトロポリタン美術館). [Back ↩]
- 出典: 國光宏尚(国光宏尚)「U25が今「ブロックチェーン業界」に身をおくべき理由」(54:49~55:42), あたらしい経済 NEW ECONOMY(幻冬舎). [Back ↩]
- 注記: 〔〕の括弧内の記述は、引用者が補足説明のために書き加えた記述です。 [Back ↩]
- 「海賊王の剣」. 画像の出典: "Hilt by Israel Schuech | Rapier of Prince-Elector Christian II of Saxony (1583–1611) | hilt, German, Dresden; blade, Spanish, Toledo" (「ザクセン選帝侯クリスティアン2 世の剣」) (public domain) on The Met Collection, The Metropolitan Museum of Art (メトロポリタン美術館). [Back ↩]
- 出典: 國光宏尚(国光宏尚) 「僕がVTuberとVR、ブロックチェーンに懸ける理由 「自律分散型メタバースと民主主義2.0」|国光宏尚 gumi (Hiro Kunimitsu)|note」」. [Back ↩]
- 出典: ジェレミー・アレール(Jeremy Allaire)の言葉 (2020年) 「トークン資産からトークンエコノミーへ」("From Token Assets to a Token Economy")(6:24~6:35), 世界経済フォーラム年次総会2020. [Back ↩]
- 画像の出典: "160122-D-LN567-107" by U.S. Secretary of Defense on Flickr (License: CC BY 2.0). [Back ↩]
- 画像の出典: "Reunión Anual del Foro Económico Mundial 2016" by Presidencia de la República Mexicana on Flickr (License: CC BY 2.0). [Back ↩]
- 出典: ジェレミー・アレール(Jeremy Allaire)の言葉 (2020年) 「トークン資産からトークンエコノミーへ」("From Token Assets to a Token Economy")(6:24~8:22(6:24~6:35, 〔中略〕, 7:28~8:22)), 世界経済フォーラム年次総会2020. [Back ↩]
- 出典: ジェレミー・アレール(Jeremy Allaire)の言葉 (2020年) 「トークン資産からトークンエコノミーへ」("From Token Assets to a Token Economy")(28:18~29:07(28:18~28:30, 〔中略〕, 28:53~29:07)), 世界経済フォーラム年次総会2020. [Back ↩]
- 画像の出典: "Heartlock" by PixelSquid360 on Envato Elements. [Back ↩]
- 出典: 『キングダム ハーツ コーデッド』(KINGDOM HEARTS coded)のキャッチコピー. [Back ↩]
- 出典: マスター・オブ・マスターの言葉, 『キングダム ハーツ HD 2.8 ファイナル チャプター プロローグ』(KINGDOM HEARTS HD 2.8 Final Chapter Prologue). [Back ↩]
- 出典: 「Destati」〔歌詞の一部分〕, 『キングダム ハーツ』シリーズ (KINGDOM HEARTS series) より, (日本語訳: 引用者). [Back ↩]
- 出典: 「フォーブスが「広告非表示権」を発売、イーサで購入可──ブロックチェーンでNFT活用 | CoinDesk Japan | コインデスク・ジャパン」, 2020年2月26日閲覧. [Back ↩]
- 画像の出典: "Overhead shoot of many different old keys" by Merinka on Envato Elements. [Back ↩]
- 出典: トークン(NFT) of Mingle Mangle Studio (ごちゃまぜ工房) on OpenSea. [Back ↩]
- 鍵の画像の出典: "Palace key | German" (public domain) on The Met Collection, The Metropolitan Museum of Art (メトロポリタン美術館). [Back ↩]
- トークン(NFT) of Mingle Mangle Studio (ごちゃまぜ工房) on OpenSea. [Back ↩]
- 鍵の画像の出典: "Key | German" (public domain) on The Met Collection, The Metropolitan Museum of Art (メトロポリタン美術館). [Back ↩]
- トークン(NFT) of Mingle Mangle Studio (ごちゃまぜ工房) on OpenSea. [Back ↩]
- 鍵の画像の出典: "Key | German" (public domain) on The Met Collection, The Metropolitan Museum of Art (メトロポリタン美術館). [Back ↩]
- トークン(NFT) of Mingle Mangle Studio (ごちゃまぜ工房) on OpenSea. [Back ↩]
- 鍵の画像の出典: "Key | German" (public domain) on The Met Collection, The Metropolitan Museum of Art (メトロポリタン美術館). [Back ↩]
- トークン(NFT) of Mingle Mangle Studio (ごちゃまぜ工房) on OpenSea. [Back ↩]
- 鍵の画像の出典: "Key | British, after Italian original" (public domain) on The Met Collection, The Metropolitan Museum of Art (メトロポリタン美術館). [Back ↩]
- トークン(NFT) of Mingle Mangle Studio (ごちゃまぜ工房) on OpenSea. [Back ↩]
- 鍵の画像の出典: "Key | French" (public domain) on The Met Collection, The Metropolitan Museum of Art (メトロポリタン美術館). [Back ↩]
- トークン(NFT) of Mingle Mangle Studio (ごちゃまぜ工房) on OpenSea. [Back ↩]
- 鍵の画像の出典: "Chamberlain’s key with crowned cypher of Mary II (1662–1694) | British" (public domain) on The Met Collection, The Metropolitan Museum of Art (メトロポリタン美術館). [Back ↩]
- トークン(NFT) of Mingle Mangle Studio (ごちゃまぜ工房) on OpenSea. [Back ↩]
- 鍵の画像の出典: "Anonymous, British, 19th century | Key from Lincolnshire Church" (public domain) on The Met Collection, The Metropolitan Museum of Art (メトロポリタン美術館). [Back ↩]
- トークン(NFT) of Mingle Mangle Studio (ごちゃまぜ工房) on OpenSea. [Back ↩]
- 鍵の画像の出典: "Tuning Key for a Zither | North China" (public domain) on The Met Collection, The Metropolitan Museum of Art (メトロポリタン美術館). [Back ↩]
- トークン(NFT) of Mingle Mangle Studio (ごちゃまぜ工房) on OpenSea. [Back ↩]
- 鍵の画像の出典: "Anonymous, British, 19th century | Two Keys" (public domain) on The Met Collection, The Metropolitan Museum of Art (メトロポリタン美術館). [Back ↩]
- トークン(NFT) of Mingle Mangle Studio (ごちゃまぜ工房) on OpenSea. [Back ↩]
- 鍵の画像の出典: "Tile with Bell between a Key and a Sword | British" (public domain) on The Met Collection, The Metropolitan Museum of Art (メトロポリタン美術館). [Back ↩]
- 鍵の画像の出典: "Classic Key" by PixelSquid360 on Envato Elements. [Back ↩]
- 鍵の画像の出典: "Skeleton Key" by PixelSquid360 on Envato Elements. [Back ↩]
- 鍵の画像の出典: "Skeleton Key" by PixelSquid360 on Envato Elements. [Back ↩]
- 出典: Ethereumについての国光宏尚さんの言葉 (2019年) 「トークンが実現する新たな世界―トークセッション(gumi・國光氏×ALIS・安氏)」(57:37~59:26), 「BLOCKCHAIN MEET UP OSAKA 第2回「トークンが実現する新たな世界」」, 大阪商工会議所[など](主催者). [Back ↩]
- 参考: 「ヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin) イーサリアムと Bitcoin Magazine の共同創設者として主に知られる、ロシア系カナダ人のプログラマー・ライター。」
(出典: アンドレアス・アントノプロス(Andreas M. Antonopoulos)(著者), ギャヴィン・ウッド(Gavin Wood)(著者), 宇野雅晴(監訳者), 鳩貝淳一郎(監訳者), 中城元臣(技術監修者), 落合渉悟(技術監修者), 落合庸介(翻訳者), 小林泰男(翻訳者), 土屋春樹(翻訳者), 祢津誠晃(翻訳者), 平山翔(翻訳者), 三津澤 サルバドール将司(翻訳者), 山口和輝(翻訳者), 宇野雅晴(翻訳者), 鳩貝淳一郎(翻訳者) (2019年) 「用語集」, 『マスタリング・イーサリアム : スマートコントラクトとDAppの構築』, オライリー・ジャパン, xlページ.) [Back ↩]
- 参考: Vitalik Buterin (ヴィタリック・ブテリン) (2017年) 「A Prehistory of the Ethereum Protocol」 (日本語仮題「Ethereumプロトコルの前日譚」(Ethereum(イーサリアム)の草創期のことをつづったブログ記事)), 「Vitalik Buterin's website」 (Vitalik Buterin (ヴィタリック・ブテリン)の公式ブログ). [Back ↩]
- 出典: Ethereumについての國光宏尚(国光宏尚)さんの言葉 (2019年) 「トークンが実現する新たな世界―トークセッション(gumi・國光氏×ALIS・安氏)」(57:37~59:26), 「BLOCKCHAIN MEET UP OSAKA 第2回「トークンが実現する新たな世界」」, 大阪商工会議所[など](主催者). [Back ↩]
- ジョーゼフ・キャンベル (Joseph Campbell) "Follow your bliss". [Back ↩]
- 参考: 「(1) ジョセフ・キャンベルの言葉“己の内に潜む喜びを求めよ(Follow your bliss)”から。」(出典: ベルナルド・リエター(Bernard A. Lietaer)(著者), 小林一紀(翻訳), 福元初男(翻訳) (2000年) 「注 (1)」, 「第五章 仕事を可能にする通貨」, 「第Ⅱ部 自分のお金を選ぶ」, 『マネー崩壊 : 新しいコミュニティ通貨の誕生』, 日本経済評論社, 193ページ.) [Back ↩]
- 出典: ベルナルド・リエター(Bernard A. Lietaer)(著者), 小林一紀(翻訳), 福元初男(翻訳) (2000年) 「第五章 仕事を可能にする通貨」, 「第Ⅱ部 自分のお金を選ぶ」, 『マネー崩壊 : 新しいコミュニティ通貨の誕生』, 日本経済評論社, 148~149ページ, 168ページ. [Back ↩]
- 出典: ベルナルド・リエター(Bernard A. Lietaer)(著者), 小林一紀(翻訳), 福元初男(翻訳) (2000年) 「第五章 仕事を可能にする通貨」, 「第Ⅱ部 自分のお金を選ぶ」, 『マネー崩壊 : 新しいコミュニティ通貨の誕生』, 日本経済評論社, 148~149ページ, 150ページ, 166ページ, 167ページ, 168ページ, 193ページ. [Back ↩]
- 「香取本」というのは、「香取神宮本」の略称です。もともと、『大江山絵詞』は、香取神宮の宮司家が所蔵していたものなので、このような通称で呼ばれています。[Back ↩]
- このスライドショーの写真は、2019年7月に筆者が撮影した写真です。 [Back ↩]
- 参考: 「法然院のホームページ」. [Back ↩]
- この写真は、2019年7月に筆者が撮影した写真です。 [Back ↩][Back ↩][Back ↩][Back ↩]
- 出典: 「ROE(アールオーイー)とは - コトバンク」. [Back ↩]
- 出典: マーク・ティアー(著者), 望月衛(翻訳), (2005年) 「バフェットが配当を支払わない理由」, 「第8章 稼いだ一セントも節約した一セントも同じ」, 「第1部 バフェットとソロスに学ぶ「成功する投資の習慣」」, 『バフェットとソロス勝利の投資学 : 最強の投資家に共通する23の習慣』, ダイヤモンド社, 139ページ. [Back ↩]
- 注記: この詩の文言は、右記の参考文献の本の記述を参考にして、筆者がその記述を部分的に変更した文言です。(参考文献: 辻直四郎(翻訳) (1970年) 「九」, 「その二(二・二八)」, 「ヴァルナの歌」, 『リグ・ヴェーダ讃歌 (岩波文庫)』, 岩波書店, 127ページ.)。 [Back ↩]
- 注記: この詩の文言は、右記の参考文献の本の記述を参考にして、筆者がその記述を部分的に変更した文言です。(参考文献: 辻直四郎(翻訳) (1970年) 「五」, 「その二(二・二八)」, 「ヴァルナの歌」, 『リグ・ヴェーダ讃歌 (岩波文庫)』, 岩波書店, 126ページ.)。 [Back ↩]
- 出典: ベルナルド・リエター(Bernard A. Lietaer)(著者), 小林一紀(翻訳), 福元初男(翻訳) (2000年) 「親愛なるピエールへの手紙」, 「5 「持続可能な豊かさ」シナリオ」, 「第四章 未来への五つのシナリオ」, 「第Ⅰ部 お金と自分」, 『マネー崩壊 : 新しいコミュニティ通貨の誕生』, 日本経済評論社, 134~135ページ. [Back ↩]
- 「果物が実り草原が波打つ新天地」. 画像の出典: 無償のイラストレーション: 海, 風景, 海岸線, 水, 空, 夏 - Pixabayの無料画像 - 2055434 by TheDigitalArtist on Pixabay、(この元画像を、一部加工して使用しています。). [Back ↩]
- 注記: 「果物が実り草原が波打つ新天地」という言葉は、筆者が、この画像の題名としてつけた言葉です。 [Back ↩]
- (幼いころのトルフィンに対してヴィンランドのことを語るレイフ・エイリクソン(幸村誠、「第2話 ここではないどこか」、『ヴィンランド・サガ』第1巻 Kindle版、アフタヌーンコミックス、講談社、2006年、129~130ページ))[Back ↩]
- シェリル・ノームの言葉「こんなサービス、滅多にしないんだからね」(参考: 「エンディングテーマ 「ダイアモンドクレパス」CM告知(発売後Ver) - YouTube」). [Back ↩]
- シェリル・ノームの言葉「こんなサービス、滅多にしないんだからね」(参考: 「こんなスタンプ、滅多にないんだからね! 「マクロスF」のLINEスタンプが登場 汎用性高いぞ! - ねとらぼ」). [Back ↩]
- シェリル・ノームの言葉「こんなサービス、滅多にしないんだからね」(参考: 「シェリル・ノーム (しぇりるのーむ)とは【ピクシブ百科事典】」). [Back ↩]
- シェリル・ノームの言葉「こんなサービス、滅多にしないんだからね」(参考: 「シェリル・ノーム - 名言・名台詞 | マクロスF(フロンティア) [ アニメと漫画の名言集 ]」). [Back ↩]
- 参考文献: 慈円(慈鎮和尚)(原著), 石川一(著者), 山本一(著者) (2008年) [歌番号35], 「百首和歌 十題(初度百首)」, 久保田淳(監修), 『拾玉集 上 (和歌文学大系 ; 58)』, 明治書院, 8ページ. [Back ↩]
- 画像の出典: "Yap stone money (ancient)" by Scot Nelson on Flickr (License: Public Domain Mark 1.0). [Back ↩]
- 画像の出典: "Stone money of Yap" by Scot Nelson on Flickr (License: Public Domain Mark 1.0). [Back ↩]
- 画像の出典: "P8300019" by Scot Nelson on Flickr (License: Public Domain Mark 1.0). [Back ↩]
- 画像の出典: "P8310083" by Scot Nelson on Flickr (License: Public Domain Mark 1.0). [Back ↩]
“NFT(ノンファンジブルトークン)をつくって「値打ちのあるもので、ファンと、たのしく!」: ブロックチェーンによるトークンエコノミーと、みんなのためのキャピタルマーケット(資本市場)” への2件のフィードバック